あのやわらかい空へ

 ぼくぢっと見てるんだ

 どうしても目が離せないんだ

 まるくて まるくて 光ってる


 他のみんな丸くなって眠ってる

 しっぽの先までくるくるりん

 優しい顔して夢の中


 どこかで犬が吼えている

 何でそんなに元気なの?

 こんな夜は静かにしなくちゃ


 まるで吸い込まれるよう

 たましいひはゆっくり共鳴するよ

 白い白い世界へゆっくりと


 金色の瞳に映る金色のお月様

 どこかで夜を泳いでいく

 それはそれはステキな事さ


 まるくて まるくて まんまるりん

 ゆっくり夜を遊んでる

 ススキが揺れて馴染んでる


 まぁるい貴方、どこまで行くの?

 どうか僕も連れてって

 金色の瞳で野原を駆ける

 夜の魔法が解けるまで


 星空の下 薄い影絵になって

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