紫外線に起こされて
いつの間にか簾越しの日差し
近くでケンカしている子猫たち
イライラするのはお日様のせい?
遠くの潮騒に心の温度を冷ましてみても
もうどうにも耐えられないよ
それでも何処かへ行く当てなんてないのさ
きっとあの雲の中には宝物が隠されている
かつて冒険者達が目指し続けたもの
全ての謎が解けたって夢は消えてなくなりはしない
注がれるジンジャエール
眩しい夏の砂浜
風は何処かに出掛けてる
海の側に済んでいたってカナヅチは居るよ
山の麓に住んでいたって虫が苦手なのさ
街に住んでいたって流行に疎いヤツも居る
こんな日でも眠気は容赦なく襲ってくる
仕方ない、二階の自分の部屋は諦めて
涼しい一階の何処かで夢を見よう
チリ…リリリン
漸く風がご帰還です
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます