月の労働時間が600時間

 先月は、リアルに600時間働いた。

 1日は24時間である。1日20時間働くと、月にだいたい600時間労働。

 え!?20時間って嘘だろ!って思うかもしれない。

 本当である。

  

 朝7時から仕事開始。病棟や救急対応が終わるのが17時、そこからカルテや退院サマリーなどの事務的な仕事や、翌日の勉強会の発表や論文を作ってると、どーしても朝3時までかかっていた。

 ほぼ毎日そうだった。休みは無い。


 もちろん、こんな労働ではとてもじゃないが死ぬだろう。

 しかし、1つだけ休みといえないような、休みがある。

 それは何かというと、『当直』である。

 実は、入院患者に夜中呼ばなければ、『当直』時間はその間は寝れる。しかも、17時~翌日朝9時までは当直だけやってればOK。その間は、うまくいけば5時間は寝れるのだ。しかも起きたとしても処方だけなら、口頭で薬の処方を出すだけでもよかったり、当直部屋の近くに設置されてるパソコンからポチポチとカルテを打つだけでもよかったりする。本当に病棟に呼ばれるのはせいぜい10回くらいだ。

 その当直ってやつも、まあまあキツイはキツイが、寝れる分ラッキーだ。それが週1回くらいあった。

  

 まあ、それでも、なんとか先月はやりとげた。

 こういう絶対キツイ労働が、1年に1回は降ってくる。こんなブラック企業なかなかないんじゃなかろうか?

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