評価されるのが怖い話
限りなくアホな話ばかりしているがしかし、本当は評価されるのが怖いと考えてしまう節がある。誹謗中傷など。
高校生の頃、私は演劇部だった。大抵毎年東北大会までは進む、そこそこ強い演劇部だった。
私が大会メンバーとして最高学年だった年の冬。誇張でなく、全員が輝いていた。
笑わせるところは笑わせる、泣かせるところは泣かせる、怖がらせるところは怖がらせる。そして画がとにかく美しい。
緞帳が降りきった後も拍手は止まず、自由にメッセージを書ける大判用紙(アンケート代わり)は数時間後には二枚目に突入。
プロの役者さんからも「いいねーすごかったよー」「加代さん共演してみたいなー」と、お言葉をいただいた。
しかし。
箸にも棒にも引っ掛からず。
審査員からは重箱の隅をつつくようなコメントを頂戴した。
要は、「審査員に気に入られなかった」という理由で、どん底に叩き落とされたのだった。
ちなみに上位の演目は全て「高校生モノ」。
私たちは「エログロ時代劇」。
高校生は高校生やってろよってのが東北大会審査員の暗黙の了解みたいなところがあった。
評価とはなにか。
賞を取るとはどういうことか。
「高校演劇」と「小説」を同じ土俵で語ること事態おかしな話かもしれない。
でも。
誰かの主観により良し悪しが決まるのであれば、また私は傷つくのだろうか。
そう思ってしまうから、こうしてひっそりもそもそしてます。
明日にでも「母が大量に置いてった卵とミカンとラ・フランスの話」しようかねえ。
今回もえげつない量である。
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