第7話 浪費
師中村うさぎを弁護する
ある日、自称私の師匠である、中村うさぎ先生の『浪費バカ一代 ショッピングの女王2(文春文庫)』という本を買った(中村うさぎの本はすべて衝動買い)。
その本の『カップ麺は特別な御馳走』という題の文章にこんなことが書いてあった。「読者の方々からよせられたお手紙をまとめて読んでいたところ、じつに大勢の方が、女王様(中村うさぎ)に対して本気で怒ってらっしゃるのであった。曰く、
『慎ましくマジメに生きている人間もいるというのに、不愉快な女だ』
『こんな良識のない文章を掲載するとは、文春の見識を疑う』
『年に二千万円も遣うなど、自慢話もいい加減にしろ』」
私は、この意見はとても筋違いだと思う。
世の中の人々に私は問いたい!こういう人(=中村うさぎみたいに年に二千万円も遣う人)がいるからこそ、日本の景気は下支えされているのである(森永卓郎もきっとそう言ってくれると思う)。
このように、日本の景気を出版社や銀行、質屋、サラキンまで使って血のにじむ努力をして、景気を下支えしてくれる中村うさぎは、非常に愛国心に厚い人物であるし(←弁護しすぎ?)、リストラに悩まされているオヤジたちの正に、救世主である。
その、救世主というか女神というか、女王様というか、浪費家に対して、何たる悪態か!!!!
反論があるなら、私のところではなく、森永卓郎のところに言って欲しい(・・・私は苦情処理したくないから)。
ついでに、「こんな良識のない文章」とは何だ!!と言いたい。じぁ、エロ本に書いてある文章は良識のある文章か!!あと、そんなに読みたくないのなら、「読まなきゃいいじゃん」バッカジャネー。
ついで、に一言、言うならば、
「ケッ、そんなにマジメな本を読みたかったら死ぬまで岩波文庫でも読んでな」
この反論、苦情は、岩波書店まで(・・・私は苦情処理したくないから)。
・・・ただ、今年の正月にいとこが言家にきて、「私中村うさぎ嫌い、あんたこの人のファンなのー?」と聞かれた時、なぜか考え込んでしまい、「いや、そんな好きじゃないよ」と心にもないことを言ってしまった。私には何でこんな言動をとってしまったかが、まったく分からない。
「なぜだ、なぜだ、なぜだ、なぜだ、なぜだ、なぜだ、なぜだ」。
まぁとにかく、師匠には今後も浪費、整形、ウンコなどのファンキーな話を今後も(死んでも)書き続けて欲しい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます