2001年~2005年までのエッセー

78:22

第1話 変態

「変態」といわれた日


 私は高校時代、友人(男性)から「お前は変態だ」といわれたことがある。ただこの「変態」というものはエロエロで、夜な夜な、裸になって、ワイセツ物を見せたり、電車で女子高校生のスカートの下から写メールするようなタイプの「変態」ではないらしい。

 どうやら、「社会的に変な習性や変な行為をする人」であり、彼の格付けからすると「パンピー⇒変人⇒変態」という事だった。

 例を挙げると、小泉首相は「変人」、当人も「変人」。しかし、

「オマエは『変態』」

ということを断言された。

 んー、確かに、普段の行動で例えば200円の物をカードで買ったり、いつもダジャレを考えているなど、変なところがある。しかし、「変態」という表現には「エロ」の意味があるので嫌であった。

 しかし、大学の悪友(女性)などは、なぜか「君にピッタリ」や「そのものじゃん」などと、言ってくるのである。よって、だんだんと、「しょうがないのか」とも思うようになり、「そもそもこんなエッセーをかくじてんで、「変態」」なのかもしれない(←それでいいのか!? それでいいのか!? それでいいのか!? それでいいのか!?)。

 しかし、現実世界には私をも超越する、変態ぶりを示している人物が多数存在している事は確かである(「たけし と さんま の 100万人世界超偉人伝説」をみるとそういう人たちがたくさん見れるゾ)。

そして、今後は「変態」として、大きくはばたいていく必要があると感じている(←それでいいのか!? それでいいのか!? それでいいのか!? それでいいのか!?)。



・・・その後の展開・・・

 以上のように、「変態論」を述べてきたが、最近新しい「社会的に変な習性や変な行為をする人」の概念として「怪人」が生じてきた。

 この、「怪人」という概念は私のエッセーの師匠である中村うさぎ先生が、述べている概念で、その例として先生は「歌舞伎町かどっかで、男爵を名乗る変なオヤジや、駅の階段か、ホームでウンコをした人など」を例に出していた。

 この例からすると、「変態」といわれている私をはるかに超越する、人々である。従がってこれは、「パンピー⇒変人⇒変態」という格付けのなかでいえば、「変態の次に高レベルな、変な人」ということである。

 従がって、ベクトルは、「パンピー⇒変人⇒変態⇒怪人」となる(テストに出るゾ)。

 ちなみに、私の知っている怪人は北の朝鮮という国にいるという、金正日とかいう人間である(理由は、「あの人はハイヒールをはくから」である)。

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