「血の花」

煩先生

 

晴天の朝に

君は美しく

指先が絡む

聖い散歩道


幸せの隣に

瞳が煌めく

丁寧な愛を

肌で感じた


祝福の前に

僕は醜くて

包丁が眩む

赤い万華鏡


病垂の痕に

命も呪って

正気な心は

闇で壊れた

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「血の花」 煩先生 @wazurai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ