中心世界

麻生ボルゲ

プロローグ_第1章Aパート

「悪魔の定めた誓約には従わねばならない」


 * * *


 九月中旬、秋が足早に深まり、夜は確実に冬に浸食され始めていた。静かな駅前。かたかたと風に揺れる、三枚の羽根をモチーフにした銀色のモニュメント。倒れた自転車。彼女は細い足で地面を叩きつける。その跳躍は建物の一階分を優に越え、それはまさしく人間離れした動きだった。

 僕は必死に彼女を追いかける。今夜は特別に寒く、吐く息は既に白い。一瞬、彼女は何かに気を取られ、こちらから注意を外した。その隙をつき、全力でモニュメントまで走る。その銀色の塊を思い切り蹴り上げ、一気に空中にいる彼女に近づく。咄嗟に反応した彼女の右腕が僕の頬をかすめる。頬を伝う血が口に入り、鉄分が舌を突く。それと同時に、彼女の体を僕の腕が貫通した。秋の夜空の下、赤く眩い光が僕と彼女を包みこむ。

 突然、乾いた音が辺りに鳴り響く。

 これは本当に現実なのだろうか。一年前にはまさかこんなことになるなんて、思いもしなかった。


 * * *


 秋はまだ夏の火照りが残していて、朝だというのに寒さを感じなかった。その上目覚まし時計が電池切れだったものだから、寝坊を回避できないのは当然だ。いつも通り遅刻寸前で家を飛び出し、いつも通り野良犬に追われ学校へ向かう。当然のように途中で水たまりを勢いよく踏み、制服のズボンはまるで迷彩柄のように汚れてしまっている。


「今日の星座占いじゃ一位だったのにな。これじゃいつもと全然変わらないよ。嘘つきめ」


 と朝のテレビの占いコーナーに悪態をつく。

 そう僕、末道 悠は不運な星の下生まれたのだ。いつだって不幸に苛まれ、貧乏くじの雨あられ。それが僕だ。

 全速力で野良犬から逃げ回り、何とか学校に到着した。もうホームルームの五分前で、校庭を歩く生徒の姿もまばら。何かの気配を感じて後ろを振り返ると、そこには野良犬がいた。間違いない、さっきまで僕を追っかけていた野良犬だ。野良犬が校門の柵の向こうから、唸り声をあげて睨みつけている。

 どこで恨みを買ったのだろうか、まったく身に覚えがない。そんな熱い視線を背中に受けて、急いで教室へ向かった。


 ようやく教室に着いた頃、クラスは直前に迫った修学旅行の話題で持ちきりだった。肩で息をしながら、ふらふらと教室の角の自分の席を目指して歩く。途中でいつものように周りから嘲笑の声が聞こえてきた。


「これで今月に入って末道の奴、二週間連続で犬に追われてきたぜ」


「言ったろ? 俺は修学旅行まで続くに五〇〇円な」


「それずりいぞ! 賭けにならねえじゃん」


 クラスの男子二人が僕をネタにそんなくだらない冗談を言いあっていた。くそ、馬鹿にして。

 二人の会話が耳に入っていないふりをして席に着く。運が悪いことも今月に入ってからずっと野犬に追いかけられていることも、紛れもない事実であるだけに反論する気にもならない。ここ最近は表立っていじめられるようなことはない。僕に関わると不幸が伝染するからだ。

 小学校の頃、僕を殴ったりしていじめていた奴らは軒並み軽傷から重傷まで、様々な交通事故に遭ってしまった。僕のアリバイは完璧だったがために、彼らの両親は不気味がって彼らを転校させたほどだ。

 不運だらけで代わり映えのしない日常。学校中の嘲笑と憐憫。そして同じ空間に犯罪者でもいるかのような周囲の視線。

 それでもめげずに学校へ来ているのには理由があった。それはあの人に会うためだ。僕は彼女を一目見るだけで幸せな気分になる。

 ふと斜め前の彼女に目をやる。彼女はいつも通りの笑顔だ。

 彼女の名前は篠原繭。美術部所属のいつも右目に眼帯をしている女の子だ。彼女は中学校に入学する頃この辺りに引っ越してきたらしく、その頃からずっと眼帯をしている。

 色白ながら健康的ではりのある肌、まんまるで大きい目に、肩まで伸びた黒く艶やかな髪、彫像のように整った顔立ち。そして何より弾む無邪気な笑顔と、春風のように柔らかい声。 そんな彼女に、同じクラスになった四月からずっと夢中だ。




 あれは中学の入学式の時の話だ。僕は配られたばかりの生徒手帳を落としてしまい、廊下をうろうろしていた。見つからないことへの焦燥感、不運な自分へのいら立ち。今にも泣き出す寸前だったのをよく覚えている。

 その時、突然見知らぬ女の子に話しかけられた。


「もしかして、これ探してるの?」


 その女の子こそが、当時転校してきたばかりの篠原さんだった。彼女は明らかに不審な行動をしている僕を見て、拾った手帳の落とし主が僕だと分かったらしい。


「あ、ありがとう……」


「どういたしまして! 私転校生なんだ、これからよろしくね。それじゃあねー」


 生徒手帳を渡した後、彼女は手を振りながらにこやかに去っていった。

 去っていく彼女を見つめていると、全身にうっすらと汗をかき、鼓動は自然と速足になっていたのに気が付いた。まるで自分の体ではないようだ。右目に眼帯をした可憐な少女に出会って、僕の世界はがらり変わったことを確信した。

 それまではいつも自分の心に嘘を吐いていた。本当は皆と仲良くしたかった。だが不変の不幸がいじめっ子達でさえ傷つける。だから僕は仲良くしたいなんて思っていない、誰も恨んではいないと、自分にいつも言い聞かせていた。そうして自分に吐いた嘘は濃霧のように僕の世界を視界の悪いものへと変えていった。

 だが彼女への憧れの気持ちだけは偽りようのない本物だ。僕の世界の中で数少ない本物の気持ちは、瞬く間に僕の世界を色鮮やかなものに変えた。




 だから中学校最終学年の今年度、彼女と同じクラスになれて心底嬉しかった。同じ場所にいられるだけでも心が躍ったし、もしかしたら彼女と仲良くなれるかもしれないなんて希望を抱くことができたのだ。

 だが話しかける勇気もなければ、不幸がうつると評判の僕には誰も寄り付かないので、未だに彼女を眺めるだけである。

 彼女は転校生だったが、持ち前の明るさで学校に馴染んでいる。生まれた時からこの町に住んでいる僕なんかより、ずっと。

 立ち聞きした話だが、なぜ彼女が眼帯をつけているかは誰も知らないらしい。

僕にとって彼女の眼帯は、ただでさえ美しい彼女にミステリアスな雰囲気が相まって、なお魅力的だとかそんな風にしか捉えていない。


「げえ、末道がこっち見てる。今日は運悪い日決定だなあ……」


 彼女の友達が僕の目線に気付いた。


「ひどいなあ、奈緒は」


 彼女がフォローしてくれたみたいだ。咄嗟に顔を窓の方へやったが、表情は完全に緩んでしまっている。


「あ、先生来た。席戻るね」


 奈緒は自分の席へと戻って行った。

 担任の体育教師の品のない足音が教室に近づく。それでもまだ教室は一向にざわついたままで、チャイムがいつ鳴ったか定かではない。


「ういーす、おはよう! 皆! 席に着けよおー!」


 渇いたこの季節の空気のおかげで、ただでさえ大きい担任の声が教室の隅から隅まで届く。


「四日後に迫った修学旅行が楽しみなのは分かるけどな、受験生なんだからやることはしっかりやれよー! もう皆半分成人なんだからな!」


 と担任は皆に呼び掛けた。担任の「半分成人」という言葉。もう何度聞いたか覚えていないが、中学三年に上がってから彼は毎日のようにその言葉を繰り返している。

 その言葉が頭の中で右から左へと駆け抜け、今日もいつもと変わらない不運な日常の到来を予感させた。


「言ってるそばからぼーっとしてるんじゃないぞ末道!」


 まるで心の声が聞こえたかのように担任が怒号を響かせる。

担任も僕とは基本的に直接関わらない方針だが、遠くからぎゃあぎゃあうるさく言ってきて、立派な担任を演じるのである。迷惑な話だ。




 そんないつも通りの朝だったが、あっという間に放課後になった。朝にいいことがあったからか、時間が経つのを早く感じたのかもしれない。特にすることもないので足早に家に帰ろうとすると、学級委員に突然呼び止められた。

 数学教師が教室に忘れた馬鹿に大きい定規などの授業道具を美術準備室に戻して来いと頼まれたのだ。人選の理由を尋ねると、


「修学旅行前にクラスの皆がケガをしてはいけない」


 だそうだ。なるほど、あのごみごみとした美術準備室でこんなに大きい定規を棚に戻そうとすれば、荷物が崩れてきてケガをするかもしれない。

 だからと言って、僕がケガをするのは問題ないのかと反論しようかと思ったが、あえて断らなかった。理由は簡単。堂々と篠原さんに会いに行けるチャンスだからだ。

 そうして両手でやけに大きい定規やらコンパスやら、それに細やかな期待を胸に美術準備室に向かった。

 美術室準備室の前まで来ると、期待通り篠原さんが隣の美術室でせっせとキャンバスに色を塗っているのが見えた。

 様々な色の絵具が付着したエプロンをしている。絵を描いてる姿が本当に絵になる。そういう表現は少しおかしいかもしれないが。

 そしてその隣には今朝、不運にも僕の視線に気が付いた彼女の友達の奈緒もいた。

二人は篠原さんが転校してきた時から同じ美術部ということで仲が良い。


「矢納屋くーん! ちょっとそこの絵具取ってー!」


 奈緒が大きな声をあげた。彼女がまた僕を発見してしまったのかと思い、体をびくっとさせる。


「オッケー。ほらよ!」


 同じクラスの男子美術部部員、矢納屋が手元の赤い絵具を奈緒に向って放り投げる。絵具は篠原さんのキャンバスにぶつかりそうになったが、奈緒がうまくキャッチした。


「もう、ノーコン!」


「奈緒は野球部の方が似合ってるかもね。キャッチャーとかぴったりかも」


 篠原さんは悪戯っぽい顔でにやりと笑った。


「そりゃごもっともだ。坊主頭も似あいそうだしな。


「二人ともー!」


 奈緒が筆を持って立ち上がると、二人は奈緒から逃げるように美術室の中を走り回る。仲良し三人組。彼らはまさにその言葉を見事に体現している。

 そのやり取りに見とれていて、うっかり定規を自分の足に落してしまった。大声をあげたかったが、三人が僕を見つけた時の気まずさや恥ずかしさを想像して、痛みをぐっとこらえる。

 そして三人に気付かれないように美術室を横切り、隣の美術準備室の隅に定規などを置いてそそくさとその場から立ち去った。 

 あの輪に入れたらどんなに嬉しいか。僕にはあまりに遠い場所だ。修学旅行で何かが変わればと、心の底から願った。




 修学旅行当日、僕は無事だ。

また交通事故に遭って修学旅行に参加できないのではないかと不安になったが、今回は小学校の時の二の舞にはならなかった。

 僕なりに今回の修学旅行を楽しみにしている。いつもの不運の連鎖を、この閉塞感を、いつもと違う空気がきれいさっぱり洗い流してくれるような気がしていたのだ。

 今日ばかりは遅刻してはいけないので、いつもよりかなり早く家を出た。すると通学路で見慣れた顔に出くわした。


「やあ、おはよう悠君。こんな時間に会うなんて珍しいな」


「おはようございます暁さん。今日から修学旅行なんですよ。さすがに今日ばっかりは遅刻してられないですからね」


 朝からパトロールをしていた彼は町の交番のお巡りさん、我那覇 暁さんだ。

 長身でがっちりとした体躯に色黒の肌、清潔そうな短髪と沖縄出身らしく濃い顔立ちが特徴だ。彼は僕が小さい頃から、何かある度に相談に乗ってくれる頼れる兄みたいな人だ。彼も僕に会った直後に食当たりになったり、良くないことが続いたりした。それでもいつも笑顔で接してくれる優しい人だ。


「すみません暁さん、遅刻するといけないんで今日はもう行きます!」


「いってらっしゃい! 慣れない土地でケガすんなよ」


 と笑いながら暁さんは見送ってくれた。全然冗談に聞こえなかったが、上機嫌で学校へ。

 十分に早起きして旅行に備えたが、学校に着いたのは結局バスの発車時刻ぎりぎりだった。学校までの道中、不良に絡まれて旅行資金が減ったが、そんなことは想定の範囲内だ。財布を常に二つ持っている僕に隙はない。

 到着してすぐ、バスの最後列の窓際に座らされた。バスの運転手さんに何かあるといけないという配慮らしい。これは想定外。




 期待していたはずの修学旅行だったが、まるで大量生産の工場のように、いつもの流れが運ばれてきた。行く先々でその土地ならではの不運が僕を襲ったのだ。

 例えば日本庭園を見学中に灯篭が倒れかかってきたり、土産屋の棚が崩れたりだ。結局、いつもと違う土地に行こうが、運が悪いのも、一人なのも全然変わらなかった。


「やっぱりそう簡単には変わらない……か」


 とある有名観光地の絶景を見ながらため息をつく。旅行前の淡い期待が余りにも簡単に挫かれて、昼食に配られた弁当の味もよく分からない。


「ちょっと、その場所一人占めしないでよ」


 突然話しかけられて何が起こったのか、まったく理解できない。とりあえずその場から逃げようとすると、呼び止められてしまった。


「別にあっち行けとは言ってないよ。私もこの場所から景色を見たかっただけ」


「え?」


 この声は、まさか。


「どうしたの末道君、何固まってるの? あ、このスケッチブックに驚いてる?」


 声の主はなんと篠原さんだった。


「う、うん、そう。写真を撮って後でそれを見ながら描けばいいんじゃないかな」


「私は私の目で見た景色しか描かないの。だからね、旅行に行く時は必ずスケッチブックを持ち歩いてるんだー」


 そう言うと彼女は僕の隣に座り、スケッチブックに鉛筆で下書きを始めた。


「そ、そうなんだ。でも皆僕の不幸がうつるって避けてるし、あながち嘘じゃないと思うんだけど……」


「何? 末道君は私を怖がらせたい訳?」


 彼女は視線を目の前の絶景とスケッチブックへ行ったり来たりさせている。


「大丈夫。私転校生だったし、今年初めて末道君と同じクラスになったから、いまいち末道君の運が悪いって実感ないんだよね」


 彼女は意に介することなくどんどん鉛筆を走らせている。


「そっか、それならいいんだ。お昼も済ませてるみたいだから食当たりの心配もないしね」


 ふいに腹痛に身をよじらせていた暁さんの顔が脳裏に浮かぶ。


「食当たり? 末道君っておかしいこと言うね。私は昔から何でもたくさん食べてきたから胃腸は丈夫なの」


「そ、そうなんだ。それにしても篠原さんの絵って何と言うか……その、普通の絵と雰囲気違うね。まだ下書きだし素人目なんだけど」


 緊張して彼女の眼を見ることができなかったので、彼女の絵を見ながら率直な感想を述べた。彼女の絵は景色を忠実に抜き出したような絵ではなく、彼女の感性に従って所々誇張されて描かれているのが特徴的だ。寺院はそれそのものよりも古めかしく、そこに差す光まで下書きされている。すると彼女は急に僕の方へ振り向き、


「でしょ? 末道君見る目あるねえ」


 そう言って彼女は無邪気に微笑んだ。

 彼女の片目はきらきらと光っていて黒く澄み、その瞳は確実に宇宙とつながっている。そんな感覚に捕らわれる。

 その時だった。突然強風が吹き荒れ、彼女の眼帯が外れかけた。何だがいけないものを見るような気がして顔を背けると、何かが頭に直撃し、意識が途切れた。気がつくとベッドの上にいた。後で聞いてみると、強風で折れた枝がぶつかって気絶したらしい。

 この時の強風で、クラスの何人かが彼女の眼帯の下を見たという噂が修学旅行生の間で広まっていた。この日以降、クラスの雰囲気は特に目立った変化はないように思っていた。そう思おうとしていた。




 修学旅行後、瞬く間に時間が流れて今日は三月一八日、ついに卒業式。やはりいいことがなかった中学三年間。しかし、最後の最後で篠原さんと会話できたり同じ高校に合格したりで(偶然、あくまで偶然同じ志望校)、今までの運の悪さも少しは忘れられる一年だった。ただ修学旅行が終わってから、篠原さんを見るクラスの、学校の視線が違う意味を帯びてきたように感じるのが最後に気がかりであった。


「大丈夫。僕に心配されるほど篠原さんは弱い人じゃないはずだしな」


 自分を安心させたいがために、ついそんな独り言がこぼれる。だが、悪い予感というのはよく当たる。特にそれが僕ならなおさらだ。そんな当たり前のことすら忘れようとしていた。




 卒業式は淡々と執り行われた。何度も練習したあげくに行う卒業式には、特に何の感慨も湧かない。時折、卒業証書を受け取る際に奇声を発する奴もいたが、斜め前に座っている篠原さんに見とれていて、まったく気にならなかった。

 何事もなく式は進み、最後にクラス全体で記念撮影をした。カメラの調子が悪くなる度に、僕が皆から睨まれたのは言うまでもない。

 もちろん、他の記念写真もトラブルが重なり、アルバムの作製は遅れている。


「次に会う時もクラス全員が集まれるようにみんな元気でな、解散!」


 撮影が終わると担任がそんなありがちなことを言って、僕の中学生生活が終わった。




 こうしてあっけなく中学校生活三年間の幕が閉じた。クラスの大勢が打ち上げよろしく、皆でファミレスに行くと騒いでいる。そんな中僕は一人、いつも通りまっすぐ家に帰るしか選択肢がない。


「あ」


 そうだ、教室に筆入れ忘れてきた。受験終わってからずっと教室に置きっぱなしにしていたのだ。 急いで引き返し教室へ戻ると、教室から話し声が聞こえる。誰だろうか。なぜだか本能的に教室のドアの下に座り身を隠してしまった。


「で、何? 用って?」


 男の声だ。


「……君、あのね、ずっと同じ美術部で色々話したり、本当に三年間楽しかった」


 そしてもう一人は篠原さんの声だ。


「私、あなたが描いた絵も、あなた自身も前から……ずっと、好きだったの……」

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