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@motocurum
第1話原と点。 不機嫌な天井
そのままでいいとか、ろくでもない夜だとか
ほざいてる唄が、この部屋で響く。
あのでかい声で。
未来がないだとか、明日が来ないだとか
ありのままだとか、ふざけんじゃないわよ
ふざけんじゃないわよ
可哀想だってバカ野郎だって
かまわないけどさ
怖いものだってあるし、ありのままじゃダメだから
私はこんなに参っているのに
本当に何もわかっていないのね
可哀想な男 お前だけじゃない
未来がなくて明日も来ないなら
そんな惑星がどこかで回るなら
私はそこでお前と2人
元彼女になりたい。
わたしとお前と2人
お前は私の元彼氏。
分かっているの。冗談だよ。
でも本当の気持ちだけどさ
明日が来ないなら、つらいだけでしょう。
それとも今日が続くのかしら
私はあの日を覚えてるけど
きっとお前は忘れてるよね
雨の日の、帰り道とビニール傘の相合傘
あなたの片手にグラスのビール。
そんな約束なかったのに
どうして送ってくれたの?
「つかまって」なんてずるすぎた
忘れないのは、あの日の君が
そっちから抱きしめて 口をつけたから。
ビールのグラスと、私のくちびるに。
わたしのくちびるに。
「エロい顔」だなんてギリギリの
セクハラも許せたあのころも
本当は辛い 会えない今も
あなたを考えているなら
同じくらいに幸せだから
最近のラブソングも
私の暮らしも
全部があなた中心なのは
きっと内緒。ずっと内緒。
だから今からずっと秘密。
だから今からずっと秘密。
本当は、今の大切が出来る前からずっと
君のことを知ってたことも
何度も来てた君の誘いも 秘密にするの。
今も、君が好きな気持ちも
強くても、大事でも
つよくて、だいじで、たいせつだから
本当に、秘密にするの。
ねぇ、大好き。だよ。
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