第8話 学校に行こう!③

「……それで。どうしてあんな暴挙をしたのです?」


 魔窟館の四階。寝室にて。

 巨大なベッドの上で正座してメルティアはそう尋ねた。


「そ、それはさ……」


 同じくベッドの上で正座するコウタが身体を小さくして答える。


「学校の先生に聞いたんだ。このままだとメルは学校を退学になるって……」


「……退学?」


 メルティアは首を傾げた。


「私は騎士学校に所属していたのですか?」


 そんなことを呟く彼女に、コウタは呆れたような表情を見せた。


「いや、爵位を持つ貴族の子弟は全員入学してるよ」


 十四歳から入学できるエリーズ国騎士学校。

 三年制のこの学校は貴族でない者や、爵位を持たない下級貴族にも広く門戸は開かれているのだが、彼らの場合は厳しい試験を設けて入学を審査する。

 その合格基準は中々厳しく、毎年不合格者も多数いる。


 しかし、爵位を持つ貴族の子弟は例外だった。

 彼らには試験はなく、自動的に――強制的とも言える――入学できるのだ。

 かなり不公平ではあるが、この対処には理由がある。

 何故なら、この国の法律では、爵位持ちの貴族達は学校の卒業時に授与される『騎士の資格』を得ないと家督が継げないことになっているのだ。


 要するに試験に落ちては洒落にもならない状況なのである。

 そのため、爵位を持つ貴族のみは入学試験を免除されているのだった。


「……なるほど。では私は知らない内に学生だったのですか」


「うん。しかもボクとクラスが同じなんだよ」


 と、コウタは補足する。


「けど、メルは一度も登校してないからさ。爵位持ちの貴族はある程度なら大目にみてくれるらしいんだけど、流石に全く登校しないのは問題なんだって」


「……それで退学ですか」


 メルティアの独白に、コウタはこくんと頷いた。


「改善が見られないようだったら、それもあり得るって先生は言ってた」


 何かと優遇される爵位持ち貴族でも、許容できない事態もあるということだ。

 しかし、メルティアの反応はあっけらかんとしたものだった。


「別に構いません」


 はっきりとそう宣言する。


「お父さまから何の指示もありませんし、恐らくお父さまも、それはそれで仕方がないと思っています。家督の件ならコウタがいますし」


「いやいや、だからボクはアシュレイ家の家督を継ぐ気はないよ」


 深々と嘆息してそう呟くコウタ。

 それから面持ちを改めて。


「あのね、メル」


 紫銀の髪の少女をじいっと見つめてコウタは告げる。


「家督の件はひとまず置いとくとしても、ボク自身の本音としてはメルに学校に通って欲しいと思っていたんだ」


「……え?」


 メルティアはキョトンとした。

 が、すぐに自分の猫耳を両手で押さえて視線を落とす。


「わ、私は……」


 先程の恐怖が蘇ってきたのか、メルティアの細い肩が震え始めた。


「……メル」


 すると、コウタが優しい声で語りかける。


「さっきは本当にごめん。もう無理にメルを連れだそうなんてしないよ。メルを傷つけてまで押し通したい望みなんてない」


「……コウタ」


 メルティアは顔を上げて、少年を見つめた。

 コウタは、彼女を安心させるように優しく笑う。

 そして、内心では心の底から反省していた。


(……アシュレイ家の確執か)


 四大公爵家の一つ、アシュレイ家。

 実はこの家の歴史は浅い。他の公爵家は五百年以上の歴史を持つのに対し、アシュレイ家は百年程度。公爵家としての初代はメルティアの曾祖父だ。


 戦時に多大な武勲を上げ、最高の爵位まで一気に駆け上がった家系なのである。

 身も蓋もない言い方をすれば成り上がりの一族だ。


 ゆえに、他の貴族との折り合いは悪い。

 同じ公爵家や、爵位を持たない下級貴族などはまだ好意的なのだが、古参の上級貴族との確執――実際はただの言いがかり――は半端ではなかった。


 事あるごとに嫌味を言うのは当たり前。

 現当主のアベルは社交の場に出るたびに、内面では青筋を立てたものだ。

 特にその中でも、伴侶に対する誹謗中傷が実に酷い。

 アシュレイ家は現在メルティアで四代目になるのだが、その短い時代の各当主の伴侶が少々変わっているのだ。それが貴族達には気に喰わないらしい。


(本当にくだらない話だ)


 コウタはグッと拳を握りしめ、苦々しく口元を歪める。

 アシュレイ家の初代当主の妻は獣人族の女性だった。

 初代は彼女と共に戦場を駆け抜け、多くの武勲を上げたと伝えられている。

 

 次いで、二代目の当主は《星神》の女性と結ばれた。《星神》とは人間同士の間からごく稀に生まれてくる異能者であり、他人の《願い》を聞くことで何もない空間から物を創り出す能力を持っている。


 例えば「剣が欲しい」と誰かが《星神》に願えば、それを聞き届け、大気中に満ちる万物の素である星霊に働きかけ、創造することが出来るのだ。

 ただし、一日に叶えられる《願い》は精々三回までであり、インターバルには五日もかかる。そもそも無茶すぎる《願い》は叶えられないという限界や制約があった。

 要するに《星神》とはささやかな《願い》なら叶えられる神様と言ったところか。


 そんな《星神》の特徴の一つなのだが、《願い》を叶える時のみ《星神》の髪は銀色に変化する。光輝く彼女の髪はとても美しかったそうだ。

 その異能ゆえに奴隷として囚われていた彼女をアシュレイ家の二代目当主が救い出し、妻として迎えたことは、民衆の間では英雄譚として語り継がれている。

 アベルやメルティアの髪が白銀に近いのも、そんな彼女の血を引いているからだ。

 余談だが、《星神》とのハーフは能力使用時の髪の色を遺伝することはあるが能力までは受け継がない。アベルもメルティアも異能は持っていなかった。


 そして三代目――アベル=アシュレイ。

 彼の妻。すなわちメルティアの母は曾祖母と同じ獣人族の女性だった。

 若き日に偶然出会い、大恋愛の末に結ばれたそうだ。

 要は三代に渡り、市井の女性を妻にめとっているのだ。

 公爵家でありながら貴族から伴侶を選ばない。そのことに苛立ちを抱き、獣人族の血を引く事から、上級貴族達はアシュレイ家を『雑種』と揶揄しているのである。


(まあ、所詮は陰口程度だと思ってたんだけど……)


 コウタは小さく嘆息した。

 あえて指摘するまでもなく、はっきりと獣人族の特徴を持つメルティアは、そんな連中のまさに恰好の的だったのだろう。

 初めて出た社交の場にて。ほんの少しアベルが目を離してしまった隙を狙って容赦なく投げつけられた悪意に満ちた言葉。

 それは幼いメルティアの心を深く傷つけ、彼女は外出を嫌がるようになった。

それがどんどん悪化し、今の引きこもりへと繋がっていくのである。

 その経緯自体は、アベルから聞いていたのだが……。


(まさか、あそこまでメルが傷ついていたなんて)


 自分の迂闊さを呪ってしまう。


「……コウタ」


 その時、メルティアが語り出した。


「コウタは私と一緒に学校に行きたいのですか?」


「それは……」


 問われ、コウタは口ごもった。

 本音を言えば「はい」だ。それはきっと楽しい。

 彼のクラスはリーゼやジェイクを筆頭に良識ある者が多く大抵の事には寛容だ。メルティアの容姿を揶揄するような人間はいない。そう確信している。


 後はメルティアさえ一歩踏み出せば……。

 そんな甘いことを考えていたからこそ、あんな暴挙に出てしまったのだ。


「ボクは……」


 何も答えられない。

 すると、メルティアは口元を綻ばせた。


「……答えなくてもいいです。コウタ。私は……」


 そう呟き、しばし沈黙するメルティア。

 そして、不意に両手をコウタの方へと差し出した。


「……メル?」


 コウタが眉根を寄せる。と、


「……コウタ、その」


 メルティアはわずかに頬を染めて告げた。


「ギュッとして下さい」


「…………え?」


「コウタが望むなら、少しだけ頑張ってみます」


 言って、メルティアは視線を伏せた。


「そのために、私のブレイブ値の底上げを望みます」


「ブ、ブレイブ値!? 何それ!?」


 直訳すると勇気のことか。

 しかし、彼女は説明することもなく、ただ抱っこしてのポーズで沈黙している。

 コウタは愕然とした表情で硬直した。

 まさか、メルティアがこんな要望をしてこようとは――。


(に、兄さん! こ、こんな時、兄さんならどうするの!?)


 ごくりと喉を鳴らす。

 ほんの十数分前にホールで思いっきり抱きしめておいて今更だが、改めて仕切り直すとでは話がまるで違う。コウタはガチガチに緊張していた。

 だが、いつまでも硬直してはいられない。恐らくここでの選択が、メルティアを外に出せるかどうかの重要な岐路のような気がした。


(よ、よし……)


 コウタは覚悟を決める。


「わ、分かったよ、メル」


 そう言って、コウタは恐る恐るメルティアに近付いた。

 そして密かに緊張している彼女の背中に手を回し、ギュッと抱きしめる。


(う、うわあ……や、柔らかい)


 年齢不相応のたわわな果実は無論のこと、腕も身体もメルティアは柔らかった。

 しかも彼女の息づかいや鼓動まで聞こえてきてコウタの顔はどんどん赤くなる。

 それはメルティアも同様だった。


 何も語らず。

 ただ緊張して。

 二人はベッドの上で座ったまま、ぎこちなく抱擁していた。


 一方、その様子をじいっと見つめている者達がいた。

 寝室で作業している鋼の従者達だ。


「……リアジュウメ」「……イマダ。オシタオセ」「……イケヨ。ヘタレガ」


 次々とそんな呟きが上がるのだが、それにもコウタ達は気付かない。

 そうして数十秒後。


「コウタ。もう充分です」


「そ、そう?」


 言って、メルティアを離すコウタ。

 少しだけ頬の赤い彼女は笑みを浮かべていた。


「充分ブレイブ値は上がりました。だからコウタ」


 メルティアはじっとコウタを見据え、


「二日だけ待って下さい。私なりに努力してみます」


 そう言って、彼女は微笑んだ。




 そして、彼女は努力した。

 幸いにもその日が週末だったこともあり、週明けからの登校を目指して試行錯誤し、実に努力をした。

 ――そう。知恵と技術を振り絞り、彼女は努力したのだ。




 そうして迎えた週明け。

 エリーズ国騎士学校の一階にある教室にて。

 自分の席に座ったコウタは、とても上機嫌だった。

 誰にも聞こえないレベルで鼻歌まで口ずさんでいる。


「よう、コウタ。どうしたんだ? 朝から上機嫌じゃねえか」


 と、そこにジェイクが尋ねて来た。

 コウタはニコニコと笑みを浮かべながら答える。


「……ふふ。実はね。今日はメルが初めて登校して来るんだ!」


「……メル? それって確か……」


 一瞬、訝しげに眉根を寄せるジェイク。

 メルと言うのは、コウタの話の中に時々出てくる人物の名前だ。

 詳しく聞いたことはないが、ジェイクは『友達の友達』と認識していた。


「……え? メルって……まさかメルティアですの!?」


 すると意外にも反応を見せたのは、コウタの後ろの席に座っていたリーゼだった。

 コウタとジェイクは少し驚き、振り向いた。

 目を丸くするリーゼの周囲には、数人の女生徒達の姿もある。


「……お嬢? 知ってんのか?」


 ジェイクがそう尋ねると、


「アシュレイ家の跡継ぎですわ。かなり前に一度だけ会ったことがあるんですの。確かにこのクラスの名簿に名はありましたが……」


 と、リーゼが答えつつ眉をひそめた。

 そして、コウタの方へ視線を向け、


「そう言えばアシュレイ家はあなたの後見人でしたわね。噂では病弱なため屋敷の部屋から出て来られないと聞いていましたが、復調しましたの?」


「いや、実際は少し違うけど、色々理由があって今日まで登校できなかったんだ」


 と、コウタが答える。

 その顔はとても嬉しそうだ。リーゼは少しだけムッとする。


「……随分と嬉しそうですわね」


 そう呟き、リーゼはどこか不安そうに尋ねる。


「もしかして、メルティアとは仲がよろしいのですの?」


 すると、コウタはリーゼの心情などまるで気付かず、


「うん。仲は良いよ。だってほとんど幼馴染だし」


 と、堂々と言い切った。

 リーゼはもちろん、立ち聞きしていた女生徒達も硬直する。

 唯一ジェイクだけは苦笑を浮かべて。


「へえ~。そいつは初耳だな。けどよ……ってことは、今日は『深窓の御令嬢』がご登校されるってことか。そいつは楽しみだな」


 ジェイクは窓際に佇む髪の長い淑やかな令嬢を思い浮かべた。

 そして教室内を見渡して告げる。


「おい、野郎ども! 喜べ! 今日はこのクラスに美少女がやって来るそうだぞ! しかも『深窓の御令嬢』だ!」


「ちょ、ちょっとジェイク!?」


 コウタはギョッとした。

 しかし、慌てて止めようとしても、もう遅い。


「マ、マジかよジェイク!」「おおッ! どんな美少女だ! 他に情報は!」「ここに来て美少女の追加だと。くッ、折角作った美少女ランキング表に変動が……」


 と、元々ノリがいいクラスメート――主に男子達――が騒ぎ始める。

 リーゼを筆頭に女子達は呆れ、コウタは渋面を浮かべた。


「……あのね、ジェイク。メルは結構人見知りの激しい子なんだよ」


「ん、そうだったのか」


 そう告げられ、ジェイクは気まずげに頭をかいた。

 が、すぐに表情を陽気なものに変えて。


「けどよ。この程度、遅かれ早かれだぜ。気にしても仕方がねえんじゃねえか?」


「まあ、確かにそうかもしれないけど……」


 と、コウタが呟いた時だった。


「……みんなおはよう。揃っているか?」


 教室の前方。開いたままだったドアから、このクラスの担任教師であるアイザックが入って来た。その顔は週明けでありながら憔悴しているようだった。

 教師の登場に、生徒達は各自席に着いた。

 アイザックはどこか重い足取りで教壇の前に立つ。


「ふむ、実は今日、お前達に伝えたいことがある」


 そしておもむろに話を切り出した。

 生徒達――特に男子生徒はかなりそわそわし始める。


「お前達も知っての通り、このクラスには体調面の理由で今まで欠席していた生徒が一人いるんだが、喜ばしいことに復調してな。今日から復学する事になったんだ」


「「「おおー……」」」


 何故か感嘆の声が上がる。

 次いで男子から「マジか! マジで深窓の令嬢なのか!」「病弱なヒロインかよ。いいぜ、俺のどストライクだ!」「よし、後は見た目だな!」と願望が零れてくる。女生徒達も少しばかり興味津々な様子だ。

 そんな彼らを、アイザックは何故か哀れむような眼差しで一瞥するが、


「それじゃあ入って来ていいぞ。アシュレイ」


 すぐに面持ちを改めて、教室の外へと声をかける。


『……はい。分かりました』


 すると、、彼女は入室してきた。

 ズシンッ、と大きな足音がその場に響く。


「……………え?」


 誰かの呟きを切っ掛けに、教室内は凍りついた。

 一分、二分と静寂の世界が続く。

 そして――。


「「「デ、デケエエエエエエェェ!?」」」


 事前に知っていたコウタを除くクラスメート達は絶叫した。

 全員が愕然とした表情で彼女を凝視した。


 教壇の隣。そこにいたのは、クラス一の巨漢であるジェイクさえも超える頑強そうな体格を持ち、恐らく背丈においてはニセージルにも届く人物だった。

 しかも、全身に紫銀色の分厚い甲冑まで着込んでいる。

 丸みを帯びたシンプルな装甲で、背中に大きなバックパックを背負っており、ヘルムにはチャームポイントのつもりなのか猫耳らしき出っ張りがあった。


 いずれにせよ、その威圧感は半端ではない。

 教師は頬を引きつらせ、生徒達はコウタを除き、絶句していた。


「あ、あなた、本当にメルティアなの……?」


 そんな中、唯一リーゼがふらりと立ち上がり呟いた。

 最後に見た時の姿と、あまりにも違いすぎている。

 すると、紫銀色の甲冑騎士――メルティアは、リーゼに目をやった。


『……え? もしかしてあなたは……』


 メルティアは記憶を探る。


『リーゼ……リーゼなのですか? レイハート家の?』


 厳つい外見からは、想像も出来ない可憐な声で尋ね返す。

 リーゼはガタンッと椅子を倒して、ふらふらと後ずさった。


「す、少しくぐもっているけど、そ、その声は確かにメルティア……。あなたが獣人族の血を引いていることは知っていましたけれど、女性でもそんなに大きく成長するものなんですの……?」


 しかし、その問いかけにメルティアは何も答えない。

 答えられないというより、人と話すのに慣れていなくて少し緊張しているのだ。


「……まあ、そういった質問は後でもいいだろ。レイハート。彼女は日光に対して肌が弱いらしくてな。外出の際は仕方がなく特注の鎧を着用しているそうだ。学校の許可も取っているのでみんなも気にしないでくれ」


 と、フォローするアイザック。

 実のところ、それは真っ赤なウソだった。

 メルティアは引きこもりではあるが、病弱ではない。

 そして今の鎧姿も偽りだ。これは対人恐怖症――正確に言えば、自分の容姿を他人に見られることを嫌うメルティアの苦肉の策なのだ。

 生徒達はもちろん、アイザックも含めて眼前の甲冑騎士は、巨人のような人間が鎧を着用した姿と思っているのだが、実際は違う。


 作品ナンバー459。着装型鎧機パワード・ゴーレム


 それが今、メルティアが着込んでいる甲冑の正体だった。

 背中のバックパックに《星導石》を内蔵し、人工筋肉を動作の補助に使用する超が付くほどの軽量型鎧機兵なのである。

 メルティアが今日の登校のために、突貫で製造した作品だった。

 しかし、事前に話を聞いていたコウタはともかく、そんなことはリーゼ達に分かるはずもない。眼前の甲冑が鎧機兵と思う人間など皆無だった。

 クラスメート達は、突如現れた巨漢の少女(?)に唖然とするだけだ。

再び教室内に静寂が訪れる。

 すると、このままではいけないと思ったのか、紫銀色の甲冑は深々と頭を下げ、


『……その、メルティア=アシュレイです。よ、よろしくお願いします』


「うん! よろしくね。メル!」


 メルティアの挨拶に、にこやかに応えたのはコウタだけだった。

 他の生徒達は言葉もない。完全に圧倒されていた。


 かくして、今ここに。

 エリーズ国騎士学校において、代々の語り草となる最強の『剛令嬢ゴレイジョウ』。

 またの名を『ゴーレム姫』とも呼ばれる少女が誕生したのである。

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