MS少女的なの、イェスだね!編

 プレイヤーの皆さん、スパ◇ボ「」カクヨム攻略お疲れ様です! コスモフリートのオペレーター、エリー・キュル・ペッパーです。え? なんでこんな格好をしてるかって? お、おかしいかな……千雪チユキちゃんがまた作ってくれたんだけど。ほら、彼女は超時空シルフィードこと『Ishut@lイシュタル』の衣装も作ってるし。手先、器用なのね。


「で? なにさ、エリー。その格好。……きわどいじゃない、ただの神コスね!」

「そうだよー、なんていうか……すっごくいいよ! プラモのSAGスケールアームズガールみたい! まさしく気分は、モビルスーツ少女!」

「なにかの神事しんじ、『こちら』の地球の祭事さいじでしょうか」


 違うの! 違うんだよ……これはね、美央ミオミヤコさんもシファナも。違うんだ……なんていうか、コスプレ? に、見えちゃう? やっぱそうかなあ。精一杯、やれることをやってみようと思ったんだけど。


「だからって、なんでピージオン? ……まあ、そそるけど」

「シファナちゃん、これが『こちら』と『あちら』を問わない日本の伝統文化、モビルスーツ少女的ななにかだよ! 今のエリーちゃんは、まさしく1/1ピージオン子なんだよ~」

「そ、そうなんですか、都さん。戦いの人型を女性が象り着てみせる……なにかのまじないかと思いました」


 あのね、アレックスがね……っていうか、中の人がね、なんだか「ピージオンに足りないのは美少女パイロット属性だっ!」って、日本海の荒波に向かって絶叫しながら拳を突き上げてたから。だ、だから、ほら……こういうことなのかな、って。でも、私はオペレーターはできても、ダイバーシティ・ウォーカーは動かせないから。


「偉いっ! 偉いわ、エリー。ああもう、ホントに健気でかわいい……いいわ、私も手伝うよ。ほら、女の子には優しいのが私の信条だし」

「そういうことなら、モデラーとして私も黙っていられないな。でも凄いね、このピージオン子のコス……ちゃんとスミ入れしてあるし、ウェザリングまで。千雪ちゃん、恐ろしい子……!」

「私もすぐにジェネスの衣装を作らせますね。それを着て、エリーさんをお手伝いします」


 うう、みんなありがとぉ~! あとね、あと……なんかシルバーちゃんも手伝ってくれるって。みんなでコスプレすれば恥ずかしくないかなって……あと、美少女パイロット属性……私も操縦習った方がいいのかな。あ、シルバーちゃんが来たみたい。……あ、あれ? あれ、シルバーちゃん、だよね……あの格好は……


「おまたせー、みんなー! 千雪が作ってくれたー! どうー? サンダー・チャイルド美少女、的な? 似合ってるかなあー?」


 ……えっと……その……どう見てもサンダー・チャイルドの着ぐるみです、本当にありがとうございました。と、とりあえず、私はパイロットはできないけど、ロボモノの花とも言われるオペレーターで頑張ります。精神コマンドも充実なので、コスモフリートで戦う時は是非お手伝いさせてくださいね。では、プレイヤーの皆さん、次のマップへ……発進どうぞ!

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