第24話「立ちはだかる神威の向こうへ」

 激しい衝撃と振動の中、サンダー・チャイルドは砂の海に沈もうとしていた。

 頭部の操縦席コクピットの中で、まるでミキサーにかけられた野菜のようにシルバーは散らかっていた。どこが上でどこが下かもわからない中、全身に力が入らない。

 見えるのは、目の前で見下ろしてくる、一つ目の鋼鉄の熾天使セラフ

 セラフ級パラレイドは、容赦なく巨大な足でサンダー・チャイルドの胸部を踏みつけた。


歩駆アルクは大丈夫かな……ゴーアルターのバリア、抜けてなかったけど)


 ふと、真道歩駆シンドウアルクのことを思いながらも、手を伸べる。

 震える銀色の両手が視界の隅に持ち上がったが、感覚がなかった。

 そして、映像の中でサンダー・チャイルドを足蹴にするセラフ級の、その太い脚が花のように開く。すねの奥から無数の突起物が突き出て、カンコンとサンダー・チャイルドの装甲に突き立った。

 瞬間、空気が沸騰するかのような衝撃にシルバーは悲鳴を上げた。

 あの無数の突き立った棘は、放電用のステークだ。

 それが今、サンダー・チャイルドへと数万ボルトの電流を流し込んでいる。


「ぐああっ! こいつは……おい、シルバー! シルバー、大丈夫か! くっ、好き勝手に……歩駆、そっちはどうだ! 無事なのか!」


 ヨゼフ・ホフマンも血塗れだった。頭部からの出血が、眼帯で覆った右目の上をべったりと濡らしている。彼はそれでも、高熱があっしてくる電子レンジの中と化した操縦席で起き上がった。

 そのいかつい手が、シルバーを揺すってくる。

 だが、ガクンガクンと揺れるだけのシルバーは、目の前の映像が徐々にノイズの中に沈んでゆくのを感じた。同時に、名を呼ぶヨゼフの声が遠ざかる。


(やだ、おやっさん……もっと私を呼んでよ、繋ぎ止めて……おやっ――パパ!)


 ふと、予想もしない単語が脳裏にひらめいた。

 そして、それを胸の内より引っ張り出したシルバー自身が困惑する。その、父親を呼ぶ声なき声が頭の中へと反響して……そして、視界が不意に切り替わる。

 セラフ級のパラレイドを見上げる映像は、ノイズ交じりに消えていった。

 変わって浮かび上がる、覚えのない光景。


『報告してくれ、""はまだ無謀な……夢のような計画を続けているのかね?』

『ええ。とりあえずは次元転移ディストーション・リープによる無差別攻撃で、地球全土を恒久的な戦争、闘争状態にするという第一段階はクリアしました。しかし――』

DUSTERダスター、だったか……死線を突破せし兵士の特殊超反応Dead UnderSide Trooper's Extra React。そんなもので""に対抗しうると? 本気で考えているのかね……""は既にもう、地球を』

『まあ、""には好きにさせておくさ。そして、""も好きにする。たとえあの蒼き水の星が廃惑星ダストプラネットとなろうとも……""との闘争には勝利せねばならん』

『左様、それでは現時点での""の成果をおさらいしよう。来るべき黙示録アポカリプスのために。その後ポスト・アポカリプスのために』

自律無人兵器群じりつむじんへいきぐんによる数での圧倒、そして無慈悲な制圧と虐殺……同時に、一騎当千機による心理的な打撃。フン、上手くやってるじゃあないか』

『""から得られた物も多い……例えば、縮退炉ブラックホールエンジンなどのオーバーテクノロジーだ。これは、""の計画でも一部のウォーカーに採用を検討している』

『縮退炉を持つ二機の大型戦闘艦が合体するなど、正気の沙汰とは思えんがね』

『18mのサイズで島を消し飛ばす機体や、三機の飛行モジュールが合体する物もあるらしい。本当に""は、そうした奇想天外イロモノな兵器で人類の覚醒をうながせると信じているのだ』

『だが、それも""の計画が……歩行戦艦バトルシップの開発が終われば、全て不要になる』

『時間をかけて用意したのだ、これこそが""との決戦兵器……ん?』

『ああ、お嬢さん、お迎えかな? 今、君のパパを呼んでこよう。おい、誰か――』


 ――それは、知らないメモリー。

 未来の、思い出。

 そして、シルバーではない誰かの記憶だ。

 難しい話を語る白衣姿たちの一人が、優しい笑顔で人を呼ぶ。その方向へと首を巡らせた、回想とも想像ともわからぬ中でシルバーは手を伸ばす。

 白い肌の手を伸ばす。

 その先に微笑む壮年の男が、ゆっくりとフェードアウトしてゆく。

 全てが消えゆく中でシルバーは、はっきりとその声を聞いた。


『うおおっ! その足をぉ、どけっ、やがれええええっ!』

「歩駆、大丈夫なのか!? すまん、シルバーが伸びてしまった。時間を稼いでくれ!」

『おう、ヨゼフのおっさん! 俺に、任せろおおおおっ!』


 再びシルバーの思考に、視神経を通して現在の映像が叩き込まれる。

 サンダー・チャイルドを踏み締めるセラフ級の、その電撃を放つ脚部に白い影が飛び込んだ。100mを超える巨体同士の戦いの中で、その姿はあまりに小さい……しかし、搭乗者の燃える血潮が声の限りに叫ばれ、その白い小さな巨人は絶叫していた。すさぶ姿は正しく、怒りに燃える軍神マルスのようだ。

 それが歩駆のゴーアルターだと、ようやくシルバーは気付く。


(歩駆、無事だった! ようし、私も……あ、あれ? 声が……まだ、身体が)


 ゴーアルターは身を浴びせるようにして、両手に集めたフォトンの輝きを剣に変える。振りかぶられた光の一太刀ひとたちを、セラフ級は空へと浮いて避けた。

 セラフ級の脚がどけられ、強力な電流攻撃が途絶える。

 そして、シルバーは自分とは全く違う自分の声を聞いた。


「緊急介入、コード入力……プログラム、リリース……縮退炉、起動」

(えっ!? 今の……誰? 私の外に私がいる!)


 不意に、サンダー・チャイルドの内側から不気味な鳴動めいどうが響く。地鳴りのような音と共に、サンダー・チャイルドの中で眠っていたなにかが呼び覚まされる。

 寄り添うヨゼフの手を振り払って、シルバーは立ち上がった。

 しかし、ゆっくり操縦席で元のポジションに戻る自分を、等のシルバーは見ているしかない。自分から視覚を強奪したなにかが、今のシルバーを突き動かしていた。


「船体を復元……敵性戦力分析、コード確認。セラフ級パラレイド、と認識……目標の排除を開始」

(今、ラグエルって言った! それがあいつの名……? なんで? どうして私、そんなことを知ってるの? 知ってる私が私じゃないなんて!)


 轟音を響かせ、滑り落ちる流砂の濁流だくりゅうにサンダー・チャイルドが逆らい始めた。ゆっくりと起き上がる上体の胸元には、ゴーアルターが立っている。その小さな小さな機体を落とさぬように片手を添えて、もう片方の腕で支えた巨躯きょくが立ち上がった。

 頭部に十字の形で光る輝きが、普段とは違う色で狂暴なまばゆさに燃えた。

 激昂げきこうに震える鉄巨神ギガンテスの復活に、セラフ級は……ラグエルは僅かに怯んで一歩下がる。

 そう、シルバーはあのパラレイドを、セラフ級をラグエルと呼んだ。それがどうしてか、何故その名を知っているのかはわからない。だが、自分ならざる自分が発した言葉が、見えない壁の向こうに世界を見るシルバーを奮い立たせる。


(そうか、あいつは名前があって……人間が作った物なんだ! なら……やっちゃえ、私!)

「縮退炉、ハーフドライブ。セパレーション・アタック」


 酷く抑揚よくように欠ける、冷たい自分の声にシルバーは震える。

 だが、そんな彼女を内包したまま、驚くヨゼフにも見向きもせず、冷淡な言葉でシルバーはサンダー・チャイルドを操っていた。

 謎の力が奥底おくそこから沸き上がり、サンダー・チャイルドはかつてない強大な出力に震えている。その力がまさしく、この地球を闊歩かっぽするだけで滅ぼせるだけの兵器。シルバーが眠った時代に作られ、シルバーが目覚めた時代で使役しえきされ続ける怪物タイラントだ。


「全砲門、フルオート……一斉射撃」


 サンダー・チャイルドの全身に装備された火器が火を吹いた。

 マズルフラッシュと爆炎、硝煙しょうえんが全てを包んでラグエルを飲み込む。

 その間もずっと、シルバーの隣ではヨゼフが声を荒げていた。


「シルバー! お前さん、どうしちまったんだ……おい、シルバー」

『なんだ!? 様子が変だ、シルバーは。ヨゼフのおっさん、そっちは』

「歩駆、シルバーの様子がおかしい。なにがどうなってるんだか」

『だが、チャンスだ。このまま押し返して、って、シルバー? お、おいっ、待て――』


 次の瞬間には、シルバーは自分がなにをやらかすのかがはっきりとわかった。そして、思い出す……サンダー・チャイルドには確かに、その機能がある。圧倒的な質量で全てを叩いて潰す、この地球を廃惑星にして尚止まらぬ黙示録の権化、それがウォーカーだから。

 サンダー・チャイルドは腰を落として両の脚を踏ん張る。

 そうして突き出した両腕が、肘のあたりから真っ赤な炎を吹き出した。


「セパレーションモード、1G運用。レディ……アクション」

(ロケットォォォォォ、パアアアアアンッチ!)


 冷たくつぶやく自分の中で、シルバーは燃えたぎる思いの限りに叫んだ。

 同時に、サンダー・チャイルドの両腕が右、そして左と連続で飛び出した。そう、飛び出した……肘から先が切り離され、ラムジェットエンジンによって飛翔する。白い煙を連れて流れ星のように、その両腕はラグエルへと吸い込まれてゆく。

 その時、回線を行き来する仲間たちの声は混乱していた。


『サンダー・チャイルドは健在、各機は現状維持……いや、今だな。総攻撃だ』

『総攻撃、って……サクラ付き、篠原亮司シノハラリョウジ! わかってる、けど』

『ユートさん、こっちで雪梅シュェメイさんと望天吼ヴァンテンホウを確保しました! 戦域離脱、安全圏へ……それより、歩駆さんは、ゴーアルターは! ここからじゃ見えません!』


 ザクセンの八尺零児ヤサカレイジが叫ぶ問いの、その答えをシルバーは知っている。

 そして、彼女の中でもう一人の自分が徐々に薄れていった。セラフ級パラレイドの攻撃、キックによる奇襲で窮地きゅうちおちいったサンダー・チャイルドの中で……シルバーは知らない自分に再会したのだ。

 そして、もう一人の自分は挨拶も交わさぬまま、再び胸の奥に沈んでゆく。

 同時に、身体の感覚が徐々に戻ってきて、シルバーの青い瞳に力が戻った。


「シルバー! お前さん、腕を……サンダー・チャイルドの腕を!」

「そうだよ、おやっさん! こういう戦い方だって……前進、出力正常! さっきの縮退炉ってのは、止まった? なら、通常出力、最大戦速! 走れ、サンダー・チャイルド!」


 ギアをトップに叩き込むや、前のめりにレバーを握るシルバーがはせせる。彼女を乗せたサンダー・チャイルドは、自分が発射した両腕を追うように走り出した。

 そして、衝撃音が響き渡り、バリアを展開しながらもラグエルが大きくよろめく。

 バリン! と音を立てて、光の壁が粉々に砕けた、その先へと鉄拳が突き抜けた。だが、大きくよろけながらもラグエルは、右の拳を受け流しつつ、続く左の拳を両手で掴む。サンダー・チャイルドの手首を左右の手で掴んで押し留め、ラムジェットエンジンの強烈な推力に押され始める。

 砂にわだちを刻みながらも、それでもラグエルの両腕が展開した。

 またしても、先ほどの脚同様に、その奥から放電用のステークが無数に伸びる。

 しかし、両腕からのコレダー攻撃は不発に終わった。


『俺を忘れちゃいないだろうな……パラレイドッ! この地球、『こちら』の地球の敵……俺が倒すべき、敵! 守るべきモノの、みんなの敵っ!』


 ラグエルが両手で抑え込む、サンダー・チャイルドの左の拳がゆっくりと開いてゆく。そこには……歩駆の決意を灯した

 あの時シルバーは咄嗟とっさに、二人の自分が同時に思うままに決断していたのだ。

 右腕でラグエルのバリアを破り、左腕を本命に叩き付ける。

 そして、ダメ押しはゴーアルター……真道歩駆。


『おおおっ! 吼えるゴーアルター! 俺とお前で、みんなの道を切り開く!』


 ラグエルが手放した巨大な剛腕から、空中へとゴーアルターが跳躍する。

 不気味に明滅する一つ目で、ラグエルは見上げる太陽の中に目撃しただろう。

 白熱の闘志に燃える神の化身、人の意思を。


『勝利のために……勝利を分かち合う仲間のために! ゴーアルター、俺を本当のヒーローにしてくれっ! 今!』


 ゴーアルターの全身から、七色の光が溢れ出す。宙を舞う白き戦神の胸に、眩い輝きが無数に集いだした。周囲の空気さえ歪める眩しさが、集束した後に絶叫と共に放たれた。

 ゴーアルターに搭載されたダイナムドライブと呼ばれる、人の意思とテンションを力に変える動力が、極限までたかぶる歩駆の覇気に応えてうなる。その力はあっという間に高いレベルまで達して、光の奔流ほんりゅうとなってほとばしった。

 少年がまだ知らぬ、その必殺の名は……イレイザーノヴァ。

 咄嗟に目からビームを撃ち出したラグエルは、自ら放った光を打ち消し突き破るイレイザーヴァに貫かれた。さながら全てを無にす超新星の爆縮にも似た、圧倒的なエネルギーがラグエルの胸をえぐって風穴を開ける。

 巨大な穴を穿うがたれて動きの止まったラグエルに、雲を引く翼が追い打ちを浴びせる。


『クーガー、今がチャンスだ。……ついてこれるか?』

『上等だ、サクラ付き! ありったけを今、叩き込む!』


 グラリと揺れて膝を突くラグエルの、その胸の巨大な空洞へと亮司の神柄かむからが飛び込んだ。正面から突っ込み、通過する僅かな時間で全ての火力を解放させる。流石のセラフ級パラレイドも、内側からの攻撃ならば通常火力も効果てきめんにシルバーには見えた。

 そして、小爆発を咲かせるラグエルの、その心臓部に空いた風穴が再度炎に包まれる。今度はユートのRAYが、背中側から突入して全火力を展開。変形して振り向きながらありったけのミサイルと弾丸をぶちまける。

 次の瞬間にはもう、最大加速で走るサンダー・チャイルドは肉薄していた。


「仕上げだっ、こいつ……ラグエルっての! とっちめてやる!」

「シルバー、あれを使えっ!」

「うんっ! 了解、おやっさん!」


 両腕と合体したサンダー・チャイルドが、力任せにラグエルを蹴り上げる。既に大ダメージを負っているラグエルは、もんどりうって倒れながらも両腕を向けてきた。その十本の指の先から、無数のミサイルが放たれる。

 だが、サンダー・チャイルドが鈍重どんじゅうそうな巨体を裏切るスピードで駆け抜けた。

 ラグエルの放ったミサイルは、信管が作動する前にサンダー・チャイルドの装甲にブチ当たって、虚しく金属音をかなでながら落下してゆく。サンダー・チャイルドの鉄壁の防御は、亜音速で飛翔体がぶつかったくらいでは傷一つつかない。かろうじてサンダー・チャイルドの脇をすり抜けたミサイルだけが、背中で黒い爆発へ砂を吸い上げるだけだった。

 シルバーは起き上がろうとするラグエルの前におどり出る。

 サンダー・チャイルドは彼女の意のままに動いて、砂漠に突き立つ巨大な巡洋艦じゅんようかんを拾った。まるで枝葉えだはを拾い上げるように軽々と、砂海艦隊サンドフリートの成れの果てを持ち上げる。


『兵装取得、ザバダック級ミサイル巡洋艦』

「っし、こいつでえ! 終わりだあああっ!」


 サンダー・チャイルドのオペレーティングが無機質に追加武装を歌う。その声を吸い込み、力の限りにレバーを握り締めてシルバーが絶叫した。

 熾天使の名を冠する破壊の使徒へと、サンダー・チャイルドは手にしたスクラップを叩き付ける。何千トンという質量同士がぶつかり合う中で、無数のプラズマが閃いた。きらめく爆発の光の中へと、ラグエルが潰れてゆく。

 容赦なくシルバーは、中ほどから折れた巡洋艦ごと、ラグエルを踏み潰す。サンダー・チャイルドは全重量を乗せた右足で、砂の底へとラグエルを踏み抜いた。

 そして、閃光、爆発、衝撃と振動。

 巨大なキノコ雲が立ち上がる中で、誰もが見た……死せる天使が消え去る炎ですら、焦げもせぬこの星の覇者ウォーカーを。惑星ほしを闊歩するだけで全てを滅ぼす、この時代にあってはならない鋼鉄の巨神を。


『やったか……零児、雪梅とサンダー・チャイルドに戻れ。周囲の大気が正常な温度に戻ってからな。それと、クーガーは……聞いているか?』

『あ、ああ……その、なんだ、サクラ付き』

『亮司で構わない。お前のこともユートと呼ぶが』

『……とんでもないバケモノだぜ、サンダー・チャイルドとゴーアルターは』

『それを言うならセラフ級のパラレイドがそうで、俺たちも、だろ?』

『そう、だな』


 あっけにとられるユートの声と、どこまでも平坦な亮司の声とが入り混じる。精根尽き果てた歩駆の息遣いも、雪梅と手を叩き合って喜ぶ零児の声も。

 そしてなにより、振り向けばそばにヨゼフの笑みがあった。

 どっと疲れたシルバーは、シートに崩れ落ちながら大きな溜息を一つ。

 予想外の妨害を実力行使で排除して今、ドバイへの航路は開かれた。その先に待つ全てが、シルバーの知らない世界であるように……シルバーの中に眠るもう一人の自分もまた、皆の知らない世界からきたものだということは、まだ誰にもわからなかった。

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