ロボにだって好みがあるんだ編

 お疲れ様です、皆さん! 今日もスパ◇ボ「」カクヨムでの支援、本当にありがとう! 私の名はブレイ、相棒のライトと共に正義を守るブライト・シティの守護者だ。


「あら、ブレイじゃない。元気? ヤマダさんたちの整備は……終わったみたいね」


 お疲れ様です、神塚美央カミヅカミオ嬢。先ほどヤマダ博士に身体をメンテナンスして頂きました。ライトの腕もいいが、「あちら」の地球からいらした皆さんも凄い。でも、まさか魔力のない者たちの暮らしが当たり前だとは……世界は、そして宇宙は広い。


「まあ、そうね。どう? 格納庫ハンガー暮らしは慣れたかしら?」


 ええ、サンダー・チャイルドもコスモフリートも、非常に快適ですよ。それに、二つの地球を守るべく、同じこころざしで集まったはがね同志どうしが一緒です。話も弾むものですよ。


「……え、あ、そ、そう。それは……よかったわ。……神牙シンガとかとも語らってるのかしら」


 神牙は気さくで気の利くいい奴ですよ、でもちょっと……あ、いや、なんでもないです。これは本人と私との秘密、男と男、男のロボと雄のロボの約束でした。そういえば先日もゴーアルターと、膝を突き合わせて語らったものです。その折にはケイオスハウルも……チクタクマン氏も交えて、意義のある議論に花が咲きましたね。


「そ、そう。……ちなみに、どんな話を?」


 ……ライトには内緒にしてもらえますか? それと、ルーメ嬢にも。

 実は……どうしても異性の好み、理想の女性像が合わないのです。互いに趣味を理解し合い、互いを尊重して、互いに共有する。そういう調和の精神を尊ぶ私ですが……ゴーアルターはヘルさんやエススさん、タラニスさんのような方がいいと言うのです。


「ま、まあ……そうね、神々しい美しさだもんね。神々しいっていうか、神様だもんね」


 ケイオスハウルは、彼は彼で……エヴォルツィーネさんと合体したいと言ってまして。融合して溶け合いたいとまで言い出し、チクタクマン氏がなだめつつも「OK、時期が来たら試してみよう!」などと言うもので……盛り上がってしまいまして。


「まあ、空飛ぶセクハラロボみたいなもんだもんね、星華セイカのアレ」


 そうなのです、しかし私は、私は! あ、くれぐれもライトやルーメ嬢にはご内密に。私は……やはり、ピージオンちゃん! あの白い柔肌やわはだ……おしとやかな電子戦装備、決して敵を殺さぬ慈悲深さ。それに、それに……あの女神をあしらったアクセサリー! 最高ですね、私はライトのスカイブレイブとではなく、ピージオンちゃんと合体したいです、はい……


「ちょ、ちょっと上級者過ぎる、かなあ……私も人のこと言えないけどさ」


 まあ、そんな訳で熱く熱く語らっていまして……おっと、もうこんな時間ですね。今日はコスモフリートの格納庫でリアル系の皆さんと懇親会のみかいがあるんですよ。では、この辺で! 今日もスパ◇ボ「」をプレイ、ありがとう! 明日もこの時間に、ブレイブ・ライトアップ! 現界、ブレイライトッ!

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