アキレスと亀で考えた

 アキレスと亀というものがあります。

 かなりざっくり言うと『亀とハンディキャップつきで徒競走したアキレスは、ずっと亀に追いつけない』というものです。


 いくらハンディキャップがあるとはいえ、足の速さを考えるといつか追いつけるのではと疑問に思っていました。


 そんな折、アイドルグループがよぎりました。

 某アイドルグループは、シングル発売のたびに表題曲を歌うメンバーとそれ以外のメンバーでわけられます。

 もし表題曲を歌うメンバーが実力で決められているのなら、アキレスと亀があてはまるのかなと思いました。

 表題曲を歌うメンバーに選ばれなかったメンバーは、次シングルで選ばれるために努力を重ねるでしょう。ですがその間も表題曲を歌うメンバーも努力を怠りはしません。

 結果、次シングルでも個々の実力は伸びたとしても、グループ内で誰が高いのかはほとんど変化はないのかもしれないと思いました。

 アキレスと亀でいう足の速さの違いにそこまで開きがなさそうなので、実際には少し違うのかもしれませんが。



 スポーツなどで試合に出られる選手の選抜も、これに似たことがいえるのかもしれません。


 この考えで『いくら努力をしてもXさんには追いつけない』と腐ったら、後ろから来た人に追いつかれてあっさり抜かされてしまうのでしょうね。

 『いつでも憧れのXさんの背中が見える』と前向きに考えて、自分なりに努力を続けられたらいいのかもしれません。

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