『ながら作業』に憧れ

 なにかをしながら、なにかをする。

 こんな『ながら作業』ができる人をうらやましく思います。自分にはできません。

 ラジオを聴きながら受験勉強、テレビを見ながら食事、本を読みながら音楽を聴く……様々な『ながら作業』があると思います。自分にもできたらいいのにとよぎります。


 『ながら作業は身にならない』とかは聞くので、体得しなくてもいいのかなとも思います。ですがラジオを聴きながら、好きな音楽を聴きながら執筆ができたらなという憧れが消えません。自分は執筆時は、常に無音環境です。

 テレビを見ながらの食事も『咀嚼音がうるさい』『口にいれるために食事に視線を移してテレビから離れるのが嫌だ』『いただく命に失礼』などの理由で苦手な自分。ながら執筆は遠い夢なのでしょうか。

 『無音イコール執筆』という脳の切り替えが構築されてしまっているのでしょうか。


 挑戦したらなれるかと思って、この文章はラジオを聴きながら書いています。文面を考えると聴くのが散漫になって、ラジオが入ってきません。

 このまま続けて、できるようになる日の到来を待つか。諦めて無音執筆を続けるか。

 小さいながら悩ましいところです。

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