第57話 めくりあひて みしやそれとも

巡り逢ひて 見しやそれとも わかぬまに

雲がくれにし 夜半の月かな


めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに

くもがくれにし よはのつきかな


紫式部


訳)

久しぶりに逢えたのに直ぐにいなくなってしまった。

まるで見えたら直ぐに雲に隠れてしまう月のようだ。


超訳)

もぉ~~!

久しぶり会えたんだからゆっくりしていきなさいよ!ちょっとくらいいいじゃない!


ちょっと一言)

紫式部!何を書いた人でしょう?

カッチ、カッチ、カッチ、カッチ♪

ぶー!

これに答えられなかった人第一夜から読み返してくるのじゃ!

・・・・なんてね。


答えはもちろん、『源氏物語』

ローラースケートを履いた7人組の物語です。え?そのネタはもういい?すいません。


この歌、一見恋の歌のようですが実は久しぶりに来た女友達のことを詠んだ歌だとか。

紫式部も秋の夜長にガールズトークしてたんでしょうか?

(ちょっと聞いてみたいような)

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