百人一首 ちはやぶっていこう

ノーバディ

第1話 あきのたの かりほのいほの

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ

わが衣手は 露に濡れつつ


あきのたの かりほのいほの とまをあらみ

わがころもでは つゆにつれつつ


天智天皇


訳)

秋に収穫した物を保存しておく小屋がぼろいから着物の袖口が夜露で濡れてしまった。


超訳)

こんなにいい男が秋の夜長に、誰もいないぼろ小屋で一人待ってますよ~。

来ないの~?

泣くよ!泣いちゃうよ、俺!


ちょっと一言)

この歌、本当に天智天皇の作かは疑わしいのである。

いくらこの時代とはいえ、天皇が田んぼのそばの小屋に一人で待つなんてことはないんじゃないかなー。

いいのです!天智天皇は農民の気持ちのわかる慈悲深い君主だったのです。

キッパリ!

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