のえるさんが、Excel関数などなど好きなものを書き綴るだけのスペース

六畳のえる

好きな(≠便利な、≠よく使う)Excel関数

 僕ね、Excel好きなんですよ。仕事でよく使うからどんどん好きになってきたってのはあるんですけど、性に合ってるんでしょうね、ああいうソフト。


 でね、好きな関数があるんです。いや、便利な関数とか知りたいなら外部サイト調べてくれ。俺はそういうのを教えるためにこんな労力使わない。一人称が一貫しないなおい。


 勝手にベスト3まで作ったから、理由とともにご紹介します。僕のExcel愛だと思って読んで下さい。




【第3位 CONCATENATE関数】


 これ、基本的には&と同じ効果なんですよ。要はセルの文字をつっくけたりできる。


「生ハム」と「メロン」ってセルがあったら、この関数使って「生ハムメロン」って表示できる。生ハムメロン好きじゃないけどね。あれは別々に食べた方が美味いって高校のときから主張してる。


 &があるから存在意義がほとんどなくて、知恵袋にも「何が違うんですか? &で事足りますよね?」とか書かれて、扱いが不憫なんだけど、それが逆に超愛おしい。だから僕は敢えて、&で足りるところをCONCATENATE関数使ったりしてる。Microsoftは感謝してほしい。


 どうだいこの「なんだよこのゴミみたいなランキング」感満載の記事は。でも気にしない。2位の発表にいっちゃう。




【第2位 IFERROR関数】


 計算結果がエラーだったときの表示を指定する関数。普通、例えば何かの計算をしてエラーだったら#N/Aとか表示されるんだけど、これで「エラーだったら0って表示しといて」って指定しておけば0になる。見た目も綺麗。


 これね、仕事していて、データの間違いだったりヒューマンエラーだったり、色んな理由でエラーって起こるんですよ。それを見越して「エラーでもいいんだよ」「私がいるからエラーしてもいいんだよ」って、全ての過ちを許してくれているような、そんな温かみをこの関数から感じるんです。完璧な人間も完璧なデータもない、それを許容してくれるだけの度量を、この関数は持っている。それが僕達Excelerにとって、どれだけ有難いことか。



 さて、1位の発表です(煽る気なし)




【第1位 NUMBERSTRING関数】


 数字を漢数字に変換できる関数です。

「123」だったら、「百二十三」にも「一二三」にも、挙句には「壱百弐拾参」にもできる。


 これさ、率直に言ってさ、要る?


 いや、確かに日本のどこかでは必要なんだと思うんですよ。この関数ないと困る、全部手打ちなんかしてらんないって会社が絶対あるんですよ。


 でもね、そのごく一部のために、この関数を2016年にもなって残し続けている。


 Microsoft本国で絶対使わない関数を、きっと日本の開発者が「いや、絶対この関数は必要です! 日本のメーカーでは漢数字が商用で使われているんです!」って話をして、導入したんだと思うんです。その意志と意思が、脈々と受け継がれて、今も使われている。


 なんだろう、ドラマっていうのかな……俺ぁこの話を想像すると、開発者の想いを過剰に感じちまって、目頭が熱くなるのさ……(スクリーンを綺麗にするマイクロファイバー布で目をおさえる)




 というわけで、毒にも薬にもならないランキングでした。

 一応、よくあるブログみたいに締めておきましょうか。

「皆さんの好きな関数は何ですか?」

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