「聖い死の夜」

煩先生

 

流れ星は淡く

追想を駆ける

煌きの情火が

懐古的過ぎて


命が熱を帯び

宇宙に燃える

恋人は遠くで

芸術と成った


誰彼の祈りに

誠実でいたい

生贄は悲愴を

隠す筈だから


光が闇を裂き

憎悪もいない

石屑の美学に

静謐は泣いた

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「聖い死の夜」 煩先生 @wazurai

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