破天世界の破天王
田中井康夫
単なる設定的なもの
設定の様な何か
『表』の世界。
今のような魔物も天使も存在しないごくありふれた世界。
『裏』の世界。
多くの異なる並行した世界が交わり合う世界。誰が覇権を制すか日々争われている混沌の世界。
ごく普通でごく平凡な日々を過ごしていた大学生。自分の進路を決めたのは良いが、果たしてそれが本当にやりたいことなのか、それを疑問に思いながら日々を過ごしていた。ある日、実家に帰省した時を境に、柳本家に仕えていたメイド、クレスティアの手によって、『破天王』に姿を変えることが出来るようになる。
『表』と『裏』を自由に行き来できる様になり、自身が本当にやりたいことを見出だしていく。
桁違いの強さを持つ父と優しさに溢れる母、それと一人の妹がいる。
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破天世界の頂点に君臨する絶対覇者。その本当の姿は、柳木勇に宿った魂の記憶が世界を守るというただそれだけの目的を勇に纏わせるという事で、力に変えた姿。その姿は世界を守るという事を魂に刻み続けた前世の記憶達である。
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『破天の七天王』の一人で、『七天王』の中でも最古参。破天王の傍に居続けるというそれだけのために、だいたいのことは完璧にこなすという腕を持つ。勇が破天王としての目覚めることがなかったために『裏』の世界の事は一言も話さなかったし、教えなかったのだが、『裏』から『表』への侵略と思える魔物の襲来により、『裏』のことを話す決意を固める。代々破天王となった者達が思いを託した剣を勇に渡す。
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『破天の七天王』の一人。クレスティアの次に古参。『鋼殻世界』の生き残り代表で、近接格闘について『破天王』と同等かそれに近いほどの腕を持つ。クレスティアが留守の間、『裏』の世界を任されている。なんだかんだ言いつつ、今の『表』の世界の様子を土産話に聞くのが習慣になっている。
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『破天の七天王』の一人。ザイスバインの次に古参。『幻想世界』の生き残り代表であり、クレスティアの次に忠義が厚い。尖ったエルフ耳が特徴の少女。偵察などの速さが勝負に問われる部分で、誰よりも速い。クレスティアに『表』で流行な料理などを『破天王』に振る舞い、誉めてもらうのが目標ではあるが、それが中々出来ないことに悩む今日この頃。
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『破天の七天王』の一人。ロビニィールの次に古参。『武装世界』の生き残り代表。背中に四本、腰に二本、計六本の刀を差している。ほぼ無口で、大抵の言葉を二文字で済まそうとするほどの無口。近接格闘では、ザイスバインの次に強いが、刀無しではそれ以下。風鈴が好きで、クレスティアに風鈴を土産に頼んでいるそうな。
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『破天の七天王』の一人。シチケンの次に古参。『闘争世界』の生き残り代表。
戦闘に対してかなりぶっ飛んでいる思考をしている。どれ位ぶっ飛んでいるかと言うと、単なるゲリラ戦で、『でも、全滅させても良いんでしょう?』とさあも平然と言ってしまう程にぶっ飛んでいる。ザイスバインと共に、今の『表』の状態を聞いて、酒を飲むのが習慣になりつつある。なんだかんだで平和好き。でも、戦闘が一番好き。それくらいの戦闘ジャンキーなむさ苦しい男。
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『破天の七天王』の一人。グランボルフの次に古参。『勇者世界』の生き残り代表。鬼畜眼鏡の腹ぐろ僧侶。
遊撃を任されており、戦場で死者を出さないようにあちこち回復に駆け回る。ファッキン神様イエス破天王というロックンロールな思考をしており、ロックのCDをクレスティアに頼み、プレイヤーをザイスバインに作らせて聴くほどのロック好き。アニソンとかもそこそこ好きだが、ロックが大好き。神様とかの単語を聞くと、唾を吐くほどの神様嫌い。でも、あなたの
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『破天の七天王』の一人。参入が最も遅い新参。『氷末世界』の生き残り代表。
新参者ゆえに、お茶入れ係をしているのだが、何故かダークマターになってしまう。お茶だけなのに。因みに、クレスティアとロビニィールが淹れると普通のお茶になる。その事実に、どういうことなの・・・・・・?と全員が思っている。槍は様々なモノを扱える腕を持っているが、その中でも突撃槍が一番使いやすいそうな。
勇の父親であり、先代の『破天王』だった男性。
だが、勇の成長を見届けたかったがために『破天王』にはならず、ただその証を持っていただけにしていた。その為、戦闘は生身で行なっている。
武力的に、また戦力的に劣勢であったとしても、その状況自体を覆してしまう程強い。ザイスバインに合体ロボの素晴らしさを説き、その結果、ザイスバインが合体ロボの犠牲になってしまった原因の張本人。
因みに、勇に合体ロボの素晴らしさを説き、ロボット好きにさせてしまった合体ロボットスキー症候群の感染源。
勇の妹で高校生。将来の夢に悩む夢見る女の子。冷たく誰にも接するが、そんな態度とは裏腹に誰かに構ってほしいくらいの寂しがり屋。成績は、クレスティアに勉強を見てもらっているので、それなりに優秀。とある事がきっかけで『裏』の世界の事と兄である勇が破天王である事を知る。それを知ってから、自身が兄の役に立てるかどうか、兄にどうしてほしいのか、兄をどうしたいのか、思い悩み、自身がブラコンである事に気付く。
ルシファー
悪魔のいる世界、『混沌世界』を制している悪魔。混沌となりつつある『裏』の世界からどうやって『表』の世界に侵攻するかを考えている。黒幕な黒幕に黒幕とされてしまった黒幕。
エイジス
天使がいる世界、『天上世界』の神。悪魔が『表』の世界に目をつけ、『だったら、「表」を制して悪魔を消せばいい』という逆転(?)の発想で、『表』の世界へ天使を送り込む。黒幕じゃない黒幕を黒幕にした黒幕。
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