辞書と友ダチになりたい筆者の日本語研究散文
我闘亜々亜
誤字、誤変換、打鍵ミス
『貴意た』って何? 自作品の推敲で見つけた、呆れる誤変換
デジタルで文章を書いている際に切り離せない問題が『誤変換』です。
自分もたびたびやらかしています。
たとえば『到着した』という意味で『就く』と変換していたとかのミスに、推敲中に気づきました。
執筆中に気づいてよさそうな誤変換の中でも記憶に残っているのは『興味信信』です。
文脈的にも字面的にも『興味津々』と書こうとしたのは明らかです。
なのになぜ、こんな誤変換が起きたのでしょう。
『きょうみしんしん』で変換しても、自分の使う日本語入力ソフトでは『興味信信』は変換候補に出ません。
ですが『しんしん』で変換した場合は『信信』が出てきます。
『きょうみ』と『しんしん』を別々に変換した結果に発生した誤変換かと推測されます。
推敲中、意味がわからなくて疑問符が浮かぶ誤変換もあります。
最近の誤変換でその現象に悩まされたのが『貴意た』です。
『貴意』という単語はあれど、文脈には一切そぐいません。
誤変換がある文章を読み直して、前後の状況を考えた結果、これは『聞いた』の誤変換だとわかりました。
『聴いた』や『効いた』ならまだしも『貴意た』。トリッキーな誤変換です。
記憶が正しければ、この文章を書く前に『貴意』という単語を書いた覚えがあります。それが残った結果、この誤変換が生まれたのかと思います。
だとしても『執筆中に気づいてほしい』とつっこみたくなりました。
書く限り、誤変換の悩みはつきません。
どうせ皆無にできないなら、推敲中に誤変換を見つけた場合はつっこんでなごむほうが楽しいかもしれませんね。
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