男の価値
数世紀に渡って女性の地位向上が訴えられてきたが、日本はいまだ男女平等な社会を形成してるとは思えない。そんな不平等がなんだか許せなくなった俺は、
「どうせ男は力で勝る、だったらいっそ女の立場を強くしてしまっても釣り合いはとれるだろう。」と思い、やはりよく考えずに男と女の立場を逆転させた。
権力もなければ何の役にも立たない男を追い出し、女は女だけの国家を作った。
生き残った世界中の男たちは小さな島に集められ、貧しく暮らすようになった。
国に残った男はというと、子孫を残すための道具として国家の施設で管理された。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます