第六部 悪徳貴族のマラヤディヴァ国統一
第六部/第一章 終幕への序章
第463話 《登場人物一覧》
登場人物一覧
✴︎注意
ネタバレ回避の為、所属組織等の情報は変更していない場合があります。
◆主要人物
/本エピソード『悪徳貴族』の主人公。
異世界に転移した高校生で、ボロボロのマラヤディヴァ国レーベンヒェルム辺境伯領を治める影武者となる。
邪竜ファヴニルに抗い、多くの経験を積んで成長を遂げた。
ファヴニル
/自らの意思を持つ魔術道具、契約神器と呼ばれる存在で、高位の第二位級に位置する。
一〇〇〇年前の
時の果てに凶悪な邪竜と成り果て、多くのテロ組織を意のままに操り、マラヤディヴァ国に様々な災厄をもたらす。
レア
/家事全般から経理事務、魔道機械の整備まであらゆる仕事をこなす青髪の万能メイド。
隠した素性ゆえに苦しむが、遂にクロードと結ばれて、契約を交わした。
ソフィ・ファフナー
/いにしえの龍神を祀る地元宗教の巫女の末裔で、今はクロードの執事を務める赤髪の少女。
魔術道具や契約神器と心を通わせ、力を引き出す異能を持つ。
アリス・ヤツフサ
/黄金色の毛並みをもつ、猫にも狸にも似た愛らしい獣だが、戦闘時には漆黒の大虎へと巨大化する。
元は異世界の知的種族で、ドクター・ビーストとの戦いを経て、人間に変化する力を得た。
セイ
/群雄割拠の戦争が続く、日本に少しだけ似た異世界の姫君。薄墨色の髪は、陽光を浴びると星のように輝く。
クロードと
◆重要人物
神剣の勇者
/一〇〇〇年前、〝七つの鍵〟と呼ばれる第一位級契約神器をめぐる終末戦争に勝利し、現世界の滅亡を阻止した英雄。
テル
/人語を解すカワウソ。
その正体は、第三位級契約神器オッテルで、ファヴニルと彼の妹レギンの兄的存在。
神剣の勇者の友であり、素顔を知る生き証人。現在は使い魔程度の力に弱体化中。
ニーダル・ゲレーゲンハイト
/西部連邦人民共和国の冒険者で、クロードの先輩、演劇部長こと
神剣の勇者が残した魔剣、システム・レーヴァティンと契約し、過去の記憶を失っている。
イスカ・ライプニッツ・ゲレーゲンハイト
/ニーダルの養女で、アリスの親友。ミズキの妹分でもある。
ミズキ
/イスカの姉貴分で、西部連邦人民共和国の工作員。国政を牛耳る
ドゥーエ
/国際テロリスト団体〝赤い
幽霊姉弟
/ドゥーエが並行世界で殺害した、彼の姉弟分。彼が持つ妖刀ムラマサに取り憑いている。
ラス☆ボス子
/並行世界におけるイスカ。
四奸六賊が改変した魔剣システム・ヘルヘイムを掌握。
滅びを迎えた世界を救うため、七つの鍵を集めて神様のような存在となった。
◆レーベンヒェルム領
クローディアス・レーベンヒェルム(本物)
/マラヤディヴァ国辺境伯。ファヴニルによって殺害され、影武者としてクロードが見出される。
無能な卑劣漢だが、古代魔法に関する知識だけは本物。
彼の残した異世界召喚術式は、レーベンヒェルム領に良くも悪くも影をおとす。
エリック
/新生レーベンヒェルム領の治安維持責任者。クロードとは良い喧嘩友達。
ブリギッタ・カーン
/新生レーベンヒェルム領の外交折衝担当官。エリックと交際中。
アンセル・リードホルム
/新生レーベンヒェルム領の出納長(戦闘職)。経理総務企画営業庶務に加えて軍事まで担当する。
ヨアヒム
/新生レーベンヒェルム領の領軍参謀長。ローズマリー・ユーツ侯爵令嬢に好意を寄せる。
ハサネ・イスマイール
/新生レーベンヒェルム領の公安情報部を束ねる伊達男。壁を垂直に走るなど、卓抜した身体能力を発揮する。
ボー
/御者
イヌヴェ&サムエル&キジー
/セイの部下で、大隊長を務める。
スヴェン・ルンダール
/ルンダール村村長の息子で、遺跡を巡る事件の後、役所に就職した若手官僚のホープ。
◆ユングヴィ領
グスタフ・ユングヴィ大公
/マラヤディヴァ国を統べる一〇の大貴族、十賢家の筆頭。
現在の国主であり開明的な君主。〝神剣の勇者〟の、遠い末裔に当たる。
マティアス・オクセンシュルナ
/国主の懐刀で、議会を主導する平民出身の議員。軍人としても極めて有能。
◆ヴァリン領
ヴァリン公爵
/クロードの後ろ盾。改革派貴族の代表として、マラヤディヴァ国を導いている。
ニコラス・トーシュ
/ヴァリン領大学の教授。マラヤディヴァ国を代表する頭脳。
有能さ故に、かつて国立大学学長だったハインツ・リンデンベルクにユングヴィ領を追放された。
◆メーレンブルク領
メーレンブルク公爵
/ヴァリン公爵の政敵。保守派貴族の代表としてクロードの前に立ち塞がったが、国を憂う心は本物だった。
◆ソーン領
アネッテ・ソーン侯爵夫人
/ソーン領の代表を務める女性で、ニーダルとも縁があった。行方不明となった夫の帰還を待ち続けている。
マグヌス・バンディッド
/西部連邦人民共和国の支援を得て、ソーン領を
アマンダ・ヴェンナシュ
/ソーン領の有力者。レジスタンスを組織する。
◆ルクレ領
エステル・ルクレ侯爵令嬢
/ルクレ領の代表たる少女
ミーナ
/異世界から来た
トビアス・ルクレ侯爵
/エステルの父。領内の支配権を確立すべく、様々な策謀をめぐらせた。
コンラード・リングバリ
/トビアス侯爵が一門や下級貴族に対抗しようと取り立てた平民出身の軍人。食道楽。
ミカエラ
/騎士
◆ナンド領
マルク・ナンド侯爵
/ナンド領の代表。英雄クロードに憧れている。当初は危うい行動が目立ったが、ガブリエラに支えられて成長した。
ガブリエラ
/騎士。マルクの恋人。
◆ユーツ領
ローズマリー・ユーツ侯爵令嬢
/ユーツ侯爵家の跡取り。一度は奴隷売買にかけられるも、クロード達に救われた。その縁からヨアヒムに好意を持つ。
オットー・アルテアン
/神官騎士。ブロル・ハリアンの親友。爆発を設置する契約神器の使い手。
ラーシュ・ルンドクヴィスト
/男爵。マルグリットが好き。軽化の力を持つ契約神器の使い手。
マルグリット・シェルクヴィスト
/男爵。ラーシュが好き。重化の力を持つ契約神器の使い手。
バッツ・シェルクヴィスト
/マルグリットの兄。マクシミリアンやベックに騙されて、非業の死を遂げた。
マクシミリアン・ローグ
/元改革派の貴族で、ローズマリーに兄のように慕われていた。ベックにそそのかされて理想を捨て、悪党へ堕落した。
◆赤い
イオーシフ・ヴォローニン
/大陸中を荒らしまわる国際テロリスト団体の支部長。当初は、予言された世界の終末を乗り越えようとする硬骨漢だったが、やがて手段を選ばない犯罪者となった。
しかし、理想を捨てたわけではなく、書籍版では強敵として立ちはだかる。
エカルド・ベック
/国際テロリスト団体の創設メンバー、その最後の生き残り。青春の思い出にすがるあまり、嘘に依存して真実を見失った詐欺師。
◆
ダヴィッド・リードホルム
/テロリスト団体〝赤い
己が欲望を追い求めた外道で、嬉々としてファヴニルの玩具となり、緋色革命軍を組織、悪逆非道の限りを尽くす。
レベッカ・エングホルム
/十賢家のひとつ、エングホルム家の令嬢。ソフィ、アンセル、ダヴィッドの幼馴染。善を憎み邪悪を愛する破綻者。
ドクター・ビースト
/異世界人のテロリスト。ショーコの父。マッドサイエンティストにして兵器開発者。
ゴルト・トイフェル
/オーニータウン代官の血縁者で、一流の軍人にして戦士。〝
アンドルー・チョーカー
/緋色革命軍の隊長。「高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処する」ことをモットーとする無能〝だった〟男。
◆
アルフォンス・ラインマイヤー
/他者を道具としか考えない下劣漢。
すべてを喰らい、奪うことのみを欲するが故に、相応の末路を辿る。
◆ネオジェネシス
ブロル・ハリアン
/四奸六賊に故郷を滅ぼされ、復讐の為に悪鬼となった悲しき復讐者。
カリヤ・シュテン
/クロードの友人、苅谷近衛の祖先たる初老の男。
数奇な運命を辿り、ドゥーエの師、ブロルの友として立ちはだかる。女性用ビキニアーマーを身につけた筋肉達磨。
ハインツ・リンデンベルク
/学問と権力の区別がつかなくなった外道。裏切りを繰り返す。
アルファ
/最初に自我を確立したネオジェネシスの長女。ブロルと一族を愛し、あだなす存在を憎む
ベータ
/肉体の鍛練を趣味とするネオジェネシスの兄貴分。筋肉を愛し、好敵手を敬う。
チャーリー
/孤独を嫌うネオジェネシスの少女。大勢で食べるご飯と、ぬいぐるみのような可愛いものが大好き。
デルタ
/参謀役を務めるネオジェネシスの少年。クロードやセイに並ぶべく、戦術を追求する。
エコー
/商業都市ティノーに駐留するネオジェネシスの隊長
◆その他
ササクラ・シンジロウ
/クロード達が学んだ剣術の大家。太平洋戦争期に行方不明となり、異世界へ転移。ソフィとテルの師匠となった。
オズバルト・ダールマン
/西部連邦人民共和国の英雄。高潔な精神故に奸臣達に睨まれている。
ショーコ
/ドクター・ビーストの娘。スライム子。
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