キャラクターファイル(5th Attack)
ベクトーア
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エミリア・エトーンマント
身長:166cm
体重:53kg
年齢:25歳
血液型:O型
アイタイプ:琥珀色
武装:大型シールドナックル
趣味:酒飲み、小動物を見ること、辛い物を食すこと
元『シャドウナイツ』の一人でルナの幼なじみにして、初めての師匠にして、現状で生き残っている唯一の幼なじみ。
生まれはごく普通の家だったが、血のローレシア事件に巻き込まれ両親を失う。その際、当時は友好関係にあったフェンリルの災害救助隊に救助された。その後、「血のローレシアで生きていたほぼ唯一の人類である」ため研究所送りになる。
その際、フェンリルは面倒にならないよう、脳に細工を施してフェンリル出身の人間である「ソフィア・ビナイム」と仕立て上げた。その後人体実験用素材として彼女を利用、記憶では消されているが数多の人体実験台としてかり出され、毎日副作用や急激的な心拍数増加などを抑えるあらゆる薬を飲まないと生きていけない肉体となってしまった。
あらゆる実験が終了した後、彼女は当然の如く殺されるかに見えたが、実情を知ったハイドラが救い出し、ハイドラが庇護下に置くことを考え、あえて戦闘訓練を受けさせ『シャドウナイツ』の一人として活動していくことになる。
エルルでの戦闘中に偶然ルナと会い、その時から彼女の記憶が徐々に戻り始め、ラングリッサでルナの必死の呼びかけにより記憶を取り戻すとフェンリルへいる意味もなくなり離反する。
そして彼女は黒かった機体色をベージュと青紫中心の色に変更すると同時に決意の表れとして長かった髪をバッサリと切り、ルーン・ブレイドに所属することになる。そしてそこでも穏やかな性格からか、なじんでいくことになる。
しかし、ベクトーアに来ても当時の記憶はどうしても抜けず、その名の通り『償い』の旅としてルーン・ブレイドの中へと入っていく。
他人が傷つくくらいなら自分が傷ついた方がましという自己犠牲心の強すぎる性格。そのため戦場でも極力犠牲を出さないように務めている異端な存在。また、その性格故か他人を憎むことを知らないため、フェンリルに対して憎しみの念を持ち合わせてはいない。更には過度のこの自己犠牲心故に味方を庇っては重症を負い続けたことから身体が傷だらけであり、更には人体実験の影響も合って余命が二年ほどしかない。にも関わらず味方を庇い続けるため、アリスから『自分の命を軽んじるな』と言われたこともあった。
もっとも、いくら洗脳が解けても酒好きで辛党で挙げ句小動物が大好きということまでは変わっていない。
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アナスタシア・クールレイン
身長:148cm
体重:36kg
年齢:22歳
血液型:B型
アイタイプ:ゴールド
武装:銃器類召喚システム『S.S.G.』・コードネーム『リットゥ』
趣味:写真撮影 料理
ブラスカの恋人である元傭兵。ガンマニアにしてカメラマニアにして料理マニア。インド系の血が多少混じっており、少し肌が浅黒い。
かつては戦場へカメラ片手に行くフリーの戦場カメラマンだった。しかしある時、偶然ブラスカを拾うことになる。最初は重傷を負いながらも生きて帰ってきた兵士をネタにしようと思っていたのだが、どういったわけかこの時彼女に少々恋心のような物が芽生えた。
そしてブラスカが去るのとほぼ同時に彼女は家族である母親と共にダムドへ移住したが、彼女はどうしてもブラスカの記憶が離れず、彼を探すために戦場を駆け抜けることを決意し(理由はひょっとしたら依頼で偶然会うかも知れないと言う勘)『ヘヴンズゲート』へ入会、傭兵生活を行うこととなり、ここでマクスとも知り合った。その際、登録名として『デスマスク』と名付けたが、何故この名前なのかは不明である。
入会後、ベクトーア主力M.W.S.『ナインテイル』をもらいうけ徹底改良。その末に彼女の愛機『サラスヴァティー』が完成する。
それと同時に数多の重火器を自由自在に召還出来る武装ユニット「リットゥ」をオークションで落札した。元々ガンマニアであったため、聖戦時代に作られた「完全レヴィナス製銃器召喚ユニット」という文字に釣られたのである。それを注入しているため、彼女はM.W.S.乗りにもかかわらずイーグという珍しい存在となっている。それもあり、ボディチェック無しで突然重火器が出現するという奇抜さや本人の俊敏さ及び腕前も手伝って奇襲作戦によく使われる。
そして、ロニキスがラングリッサから撤退中だったベクトーアに増援として雇い入れた際、ブラスカと三年ぶりの再会を果たす。
その時に未だ恩を忘れていなかったブラスカに心酔し、『飯にありつける』ということでルーン・ブレイドに居座ることになる。だが実際は『ブラスカがいるから』という案外女らしい理由だった。そしてバカップルになっていく。
少々短気で口も悪いが、実際は素直であり一途(悪く言うと頑固)で面倒見も良いブラスカと似た感じにいい人。その上純情な性格でもある。更にルーン・ブレイドの外様ということもあり、対人関係で一歩引いた目線で見ることが出来、それによるアドバイスも可能。
料理を趣味としており腕前もなかなか。元ジャーナリスト志望であるため写真の腕前も天下一品。
戦争が終わったら写真を飾った喫茶店を開くことを夢見ている。もちろん、ブラスカがいることという前提条件が存在した上でという、荒っぽい口ぶりからは想像できないほどの乙女思考。
しかし、ルーン・ブレイド史上最強と歌われるほど下戸でサワーだけでも酔っぱらう。
更に身長が低い(年下であるレムにすら身長を抜かれている)ことと童顔であるためか、22歳に見てもらえないことが本人最大の悩みでもあり(酷いときには14歳とか言われたこともある)、これもあってブラッドは「ブラスカはロリコン」と本気で信じたほどであった。(なお、ブラスカの嗜好事態は割とノーマルな部類だと、本人は言っている)
また、昔見たホラー映画が原因で霊的関係の話がとにかく苦手であるなど、普段の生活態度や性格からは考えられないほどかけ離れた部分もいくつか持つそんな変わった女性である。
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アッシュ・ラウド
身長:171cm
体重:62kg
年齢:29歳
血液型:A型
アイタイプ:深緑
趣味:ぬいぐるみ収集
ベクトーア空軍第十六M.W.S.大隊大隊長。BA-09-S二号機「ブリュンヒルデ」を駆る。
サバサバした性格で隊員からは「姉御」と慕われる。金的から鉄拳制裁までもこなす強面でもある。
が、名前は偽名で、本名を「クリスティナ・ロシュテル」という育ちのいいお嬢。アリスの知り合いでもある。
昔は上品過ぎるほどの温室育ちなお嬢様だったのだが、親の関係で軍に進み、なめられないようにと登録名を変更、そしてザックスの元で兵士として育てられた。その際、ダリーの影響を極端に受けてしまい真面目な性格が暴走、間違った方向に突き進みすぎて日に日にワイルドになってしまった。ザックス曰く「育て方間違えた」とのこと。
そんなこともあってか、ダリー本人を知るルナからは「ダリーを口が悪い上に暴力思想の持ち主としか思ってないなら反吐が出る」とまで感じられており、相当嫌われている。
操縦センスは空軍でもトップクラスに属し、「空に壁があるからそれを蹴って動く」という持論の元、実際に機体が空を蹴り上げながら急制動をかけることを何度も行えるなど、すさまじい腕前を持つ。
しかし、周囲に隠してはいるが、実際はかなりのぬいぐるみマニアである。ここら辺は温室育ちが抜けきれていないのかも知れない。
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華狼
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身長:181cm
体重:79kg
年齢:38歳
血液型:B型
アイタイプ:黒
武装:ライジングサン
趣味:自分の召還印を見せる、海の声を聞く
「阿修羅」の称号を持つ華狼屈指の猛者の一人。現在の称号保持者で唯一の海軍出身である。
華狼に滅ぼされる前に東ユーラシアを支配していたラスゴーの頭首である劉家の末裔。一族郎党処刑されたかに見え、僅かに生き延びた劉家は様々な分野にその身を隠していった。彼もそんな人物の一人で、海賊をやっていた。そのため誰も知らないような海路に精通しており、それを活かして通常三日はかかる行軍を半分の日程で終わらせるなどその驚異的な行軍の早さと多くの武功故に称号を獲得した。本人曰く「海の声が聞こえるから、潮の流れが分かる」らしい。実際、本人の所属している華狼海軍第二独立艦隊旗艦「ケツアルカトル」の甲板に寝そべりながら艦長に指示を出し、その行軍を早めている。それに艦長も全幅の信頼を置くなど、もはやどちらが艦隊司令なのか分かりにくいこともある。
しかし、カーティス一族に最初は相当の恨みを持っていたため、先代の時にはあまりの暴政故に絶望し、士官を誘ってきた使者を半殺しにして帰すなどかなり荒々しい行動が目立っていた。
だが、ザウアーの代になってザウアー自ら招きに来たことで彼の魅力に惹かれ仕官し、以後忠誠を誓っている。が、荒い行動は未だに治る気配がない。
上半身常に素っ裸であるのは、背中に掘られた召還印に関係がある。なんとわざわざプログラムをいじくってもらって幾何学的文様ではなく巨大な一匹の「竜」の形が描き上がるようにしてもらったのだ。それを見せびらかすことが半分趣味になっていると同時に、そうしていれば潮の流れが分かるらしい。しかし、それ以外にも「常に上半身裸のろくでもない人間」とわざと見られるようにして、己が劉家の末裔であることを利用されるのを防いでいる。
暇なときは所属している空母の甲板の上で寝そべりながら潮の流れを見ている。
四〇〇年前にラスゴーが包囲された際、その包囲網を破った女傑『ライア・リア・ウェクト』が保持していた『ライジングサン』というチャクラムを中心に8本の直剣が付いた召喚式となっている刀剣ユニット最後の一個を装備しており、これが劉家の末裔であることを示す証拠となっている。
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その他
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マクス・ウィリアム
身長:179cm
体重:73kg
年齢:23歳
血液型:B型
アイタイプ:黒
武装:ワイヤー付きカタール二本
趣味:プラモ作り、バンド、工場見学他多数
世界最大の派遣企業国家『ダムド』にあるこれまた世界最大のPMSCs『ヘヴンズゲート』に所属する傭兵で、ゼロが傭兵業を辞めた今となっては間違いなく傭兵としては最強の部類に属する人間。
プロトタイプエイジス『XA-085鳳凰』のイーグでもあるため、とにかく人気が高く、数多の企業から囲い込みのオファーがあるが、本人が自由気ままを比較的好む傾向があるため断り続けている。
ゼロ以上に金に関してがめつく、損になることは絶対にしないのを信条にしている。また、人生は一度きりであるため、とにかく金は自分のために使うのだということも信条である。
同時に、ゼロに匹敵するだけの戦に対する嗅覚を兼ね備えていることもあり、実際アナスタシアは完全に無警戒だったラウンド・アバウトという男に変装したディスの奇妙さを読み取っている。
とにかく非常に多趣味で、趣味でバンドを結成した他、模型、ゲームなどは言うに及ばず、工場の社会科見学まで割となんでもやったことを趣味にしてしまうなど、自由気ままぶりはとどまるところを知らない。実際、模型については倉庫を一つ借り切るほどにストックがあると同時に、テレビで映った現地改修機をスクラッチしようとするなど、ここでも自由気ままぶりが発揮されている。
だから彼のコードネームは『フリーマン』である。趣味で作ったバンドは『MAD TYPHOON』というラウド系のロックバンドだが、もはや歌詞はコミックバンドに近く、そういうところも含めて『フリーマン』なのかもしれない。
なお実家通いでもあり、その多趣味ぶりを親から呆れられているものの、その実家よりも近いところにまともな一人暮らしが出来る場所がないため、いつまでも独立出来ないことが今の悩みである。
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