メカニックファイル(2nd Attack)
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XA-091東雲
全高:19.1m
重量:63.1t
装甲素材:レヴィナス
生産台数:一機
生産開始年:2275年
タイプ:可変機構搭載超高々度戦闘能力重視型試作機
フレーム:T-27
最大行動時間:6.5時間
マインドジェネレーター:T-18-75-RN-1201
武装:ナックルクロー×2
オーラシューター×2
背部二連装オーラカノン×2
プロトタイプエイジスの一機でヴォルフの愛機。
超高々度高機動戦闘能力重視機でプロトタイプどころか世界でも唯一の可変機構搭載機。そのためこの形態では少々小柄になっている。
高々度でのドッグファイトは空気抵抗が最大の敵となる。人型形態はその形状から空気抵抗が激しくカタログスペックよりも低い性能しか出せずに終わってしまう危険性が高かった。
そこで可変機構を搭載して戦闘機形態に変形することにより空気抵抗を減らし高々度での機動性を高めるという手段が執られたのである。
だが、やはり誰がどう考えても戦略的に無駄極まりないし、何より可変機構の搭載による多関節化に伴い装甲が脆弱になってしまったため結局開発はこれ一機にとどまりその後も変形機構搭載機は作られることはなかった。
しかも可変機構状態の方が強力であり本来の形態はそちらだが、陸上で戦闘する場合、ないしは接近戦時はこの形態に変形する。そのためか陸軍に配備されている。
気刀『曲舞』はその分裂数が実に千枚を越えており、それを変形させることで可変形態時のサブウィングとしている。また、この武器が東雲の主力武装で数多の形態を取ることが可能となっている。
だが機動性はあらゆるM.W.S.やエイジスの追随を許さない。
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七五式特殊気孔兵九一型『東雲・改』
全高:19.1m
重量:63.1t
装甲素材:レヴィナス+KLのハイブリット装甲
生産台数:一機
生産開始年:3275年
タイプ:可変機構搭載超高々度戦闘能力重視型試作機
フレーム:七五式機械歩兵骨格九一型
最大行動時間:8時間
マインドジェネレーター:T-18-75-RN-1201
武装:ナックルクロー×2
オーラシューター×2
背部二連装オーラカノン×2
気刀『曲舞』×2
東雲は、その可変機構という例を見ない構造故にブラックボックスと運用思想の中途半端ぶりが生み出したデッドスペースが多数存在していた上、変形機構という複雑さも相まって多くの天然レヴィナスが使用されていた。
それ故にかかる桁外れの燃費と構造の無駄を見抜いた技術開発の長にして称号保持者『
武装自体に変更はないし、装甲も天然レヴィナスから大半がKLへと変更になったが、オプションパックの搭載が可能になった他、メンテナンスも容易になるなど戦闘機としても人型機としても一流に仕上がった。
ただし当然のことながらほとんど全ての装甲がKLに変更になっているため、装甲そのものの強度はかなり劣化している。
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七二式人型滑空機動兵器オーガー
全高:16.9m
重量:56.1t
装甲素材:EL
生産台数:1600機
生産開始年:3272年
フレーム:六九式機械歩兵骨格三型
活動限界時間:15時間
武装:腕部搭載型35ミリ二連ガトリングガン×2
ヒートアックス
オプション:六四式機械歩兵用円筒形薬莢型機関砲
六八式機械歩兵用カノン砲
五四式噴進砲×2
華狼の主力量産機の一種。
ゴブリンとの共用パーツが頭部と腕のみで、下半身を大型のホバーユニットにした珍しいタイプの機体。
元々は『54式気孔兵スカンダ』というエイジスをベースに作られた機体だったが、スカンダは重装甲だが無限軌道脚部の搭載により走行性能が極めて低いという難点があった。そこで考え出されたのがホバーによる移動システムである。
だが重装甲のまま高機動性を実現するために問題となったのは何よりも冷却系である。ホバーは意外にも熱が貯まるのだ。
それ故にゴブリンとは違うタイプの胴体、冷却性並びにその冷却ダクトを守るための重装甲型ボディが取り入れられた。それによりホバーユニットを搭載したが故の高機動力と相まってまさしくその名の通り『人喰い鬼』|(オーガー)となったのである。
だが、下半身そのものがこの機体のためだけの特注品で換えが効かない上、ボディの冷却システムや装甲が厚すぎる故の重量の問題があり華狼がゴブリンで培った四肢のアタッチメント換装機能はかなり損なわれている。
しかもコストがかなり高いため生産性が低く主に隊長機として使用される傾向が強い。
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フェンリル
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FA-069-αリュシフェル
全高:20m
重量:55.8t
装甲素材:KL
生産台数:一機
生産開始年:3269年
タイプ:防御力重視型M.W.S.カスタム機
フレーム:LF-VT-68改
最大行動時間:15時間
マインドジェネレーター型番:L-V-69-MG6
武装:オーラシールドナックル×2|(45ミリ二連マシンガン内蔵)
ソフィアの愛機。M.W.S.とエイジスの合いの子的発想で作られた機体であるが、分類状はオーラ兵器が使えるためエイジスに分類される奇妙な機体。
M.W.S.はその安定した動力故に稼働時間の長さはエイジスに勝っていた。逆に言えばエイジスはM.W.S.よりも不安定である分爆発力はあるが、作戦行動可能時間がM.W.S.よりも短く燃費が悪いということである。
それを解消するためにスコーピオンのカスタム機にマインドジェネレーターを組み込んだM.W.S.を開発部が作成、それが開発番号「069-13」シリーズであり、この機体はその一号機である。
シールドで防御しつつ相手に必殺の一撃を与えることを前提としている。しかし、オーラシステムによる重量削減のため機動力はかなり高い。そのため腕は重装ながらかなり高機動である。
だが、武装はこれだけであるにも関わらず、その特殊性から各所に冷却ユニットや放熱ユニットが露出している上、最大稼働時間も、結局M.W.S.には及ばず、二号機のガブリエル以降、これと同種の機体は現れていない。
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FA-070セイレーン
全高:20.1m
重量:49.8t
装甲素材:KL|(?)
生産台数:一機
生産開始年:3270年
タイプ:unknown
フレーム:YLF-T-XX
最大行動時間:6時間
マインドジェネレーター型番:L-Y-70-MGX
武装:オーラランサー|(50ミリマシンガン二門付属)
ECM
ジャマーポッド
これ以外に武装があるというが詳細不明
ロックの愛機。
フェンリル製のエイジスだと言うが、フェンリルの機体とは似ても似つかず、かといってプロトタイプエイジスのようなラインかと言われるとそうでもない、奇妙なデザインラインをしたエイジス。
ロックの得意とする電子戦闘を最大限に生かすようにジャマーやECMなどを装備している。しかし、これ以外にも武装があるというが、詳細の程は一切不明である。
それのみならず、装甲の素材の中に、一部KLでもELでもレヴィナスでもない物を採用していたり、マインドジェネレーターやフレームもこの機体のための専用品であるなど、一体どういう経緯で作られたのか、機体の目的は何なのかが一切外部に知れ渡っていないなど、イーグであるロックの存在共々、謎多き機体なのである。
ただ、装甲の薄さだけはかなり有名であり、耐久力に深刻すぎる脆弱性を持っているのが難点である。
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