第三十一話『Chain reaction』(5)
5
AD三二七五年七月二一日午前一二時四七分
少し、気分は落ち着いた。
この人の前でこれだけ泣いた。それを十数年ぶりにやった。
ルナは、子供の時を思い出した。
あの時の思い出は、今はいない兄であるカイと、姉のようだったエミリアと過ごしていたことだけだ。
それ以外はろくな思い出がない。先天性コンダクターとして蔑まれ、怯えられていた記憶以外、何もない。
父の仕事が外務長官だったと言う事は覚えているし、それを誇りとしていたことも覚えている。
だが、そんな父と、まったく反対の道を、自分は突き進んだ。
この十数年で、自分も、エミリアも、魂の奥底の絆以外、何もかも変わったのだ。
長かったのか、それとも短かったのか。十年と言われても、よく分からない。
「落ち着いた?」
エミリアが、昔と変わらない優しい声で自分の肩に手を置いた。
涙は、もう出なかった。酒のにおいだけが気に掛かるが、それより前に、自分の成すべき事をやるべきだ。
「うん。今は、レムのためにも、ううん、それだけじゃない、レム以外の人を護るために、今あたしはここにいる。そう、思うことにした」
「なら、それでいいのかしらね」
エミリアは笑った後、自分の机に残っていた缶ビールを、あっさり一口で、まるでジュースのように飲み込んだ。
考えてみれば、エミリアも自分と同じだけ年を取ったのだ。二五歳、アリスよりも上だ。
しかし、いい飲みっぷりだ。ふぅ、と一息ついた後、既にビールは空っぽになっている。
「ひょっとして、エミリア姉ちゃん、酒、好きだったりする?」
「ん? うん。こう見えてもシャドウナイツの中では一番強かったのよ。村正は、特に弱くてね」
「ゼロとは正反対ね。双子なのに」
「でも、そこ以外、村正とゼロは、すごく似てたわ」
エミリアが、少しうつむく。
村正は、もう死んだのだ。敵であったのは事実だが、何故か、憎めなかった。不思議な男だったと、今でも思う。
「見た目、とか?」
「もっと、根幹の所。『諦めない』、ってことかしらね。村正の方は、いつも飄々としてたけど、そういう所は少しあったから」
よく、ゼロはそう言っていた。そういうのは簡単だが、ゼロは確かに、一度も諦めなかった。
あの男に出来るのだ。自分に出来ないわけ無いではないか。
それに、村正も出来たというなら、なおさらだ。
しかし、エミリアも今それを言った。
同じ『諦めない』という心構えが、根幹にある。
いくらなんでも、根幹の信念が全員同じというのは偶然にしてはできすぎだ。
ゼロ、村正、エミリアの三人が、少なくとも同じ人物からその信念を散々叩き込まれたとしか、思えなくなった。
「ゼロは、シャドウナイツに関係している……?」
秘密主義の固まりのようなフェンリルだ。ゼロが自分達の内通者である可能性も否定はできない。
「あ、それはないわよ。第一もし関係あったら、村正が手放さないわよ。あの子は、ああ見えて芯が強かったし、意外に弟のこと買ってたのよ」
エミリアが、うつむいていた顔を起こして、言った。少し、目が遠くを見ているように思えた。
村正を、信頼していたのだろう。それは、洗脳が解けた今でも変わらない。
「へ? あんなに、殺し合いをやってたのに?」
「あの子は、隊長、いえ、ハイドラ以外にも、対等に戦える相手が欲しかったのだと思う」
「それがゼロ、だと?」
「そして、多分ゼロもまた、同じだったんじゃない?」
言われると、思い出す節はいくらでもある。戦った回数は、自分の知る限り三度、いや、出会った時を合わせれば四度になるが、全て一騎打ちだった。
つまり、全く同じ状態、全く同じ地平に立った上で、自分と対等に戦える相手を見いだしたかった。
そして、村正はそれを見つけたのだ。ゼロという、たった一人の弟がまさにそれだったのだろう。
運命の神様とか言うのがいるとすれば、それは相当人間が嫌いなのだろうと、ルナは何となく思った。
「刃、か」
「そう、刃みたいな、人生だったわ。でも、あの子は生ききった。きっと、何も後悔はないと思う」
「諦めなかったから?」
「ええ。それに、生き様を、周りに見せつけることが出来たのだもの。最後の、あのスコーピオンを四一機も撃破した紫電は、村正が叫んでいるように、私には見えたわ。『俺は、生きたのだ』って」
生き抜くことは、難しい。
だが、生き抜きたいと、今は心底思った。レムのためにも、傷ついてしまった、自分の家族のためにも、絶対に生き抜く。
その感情が、ルナを高ぶらせていた。
「でも、村正って、ハイドラとも似てたのよね。よく言ってたわ、『俺とハイドラ兄は、剣以外で語れない不器用者だ』って。一丁前に言っちゃってって、苦笑したのを覚えてる」
ハイドラ。村正はハイドラの副官に近かった。死ぬ少し前に出てきた、あの青い奇妙なスコーピオンといい、考えれば、ハイドラと対峙してから一気に色々と出てきた。
ルーン・ブレイド諜報部も、それを探るために動いているし、ディス・ノーホーリーも、それにはヤケに執着していた。
ハイドラには何か別の意志がある。それも、途方もない何か別の事柄だと、ルナの勘が告げた。
ラングリッサ近郊のハイドラが統治している街でフェンリルの会長であるフレイア・ウィンスレットの肖像画を一枚も見なかった。
それを考えると、ハイドラはフェンリルとかけ離れた何かをやろうとしていると思えてくる。
「エミリア姉ちゃん、ところで、さっき諦めない、って、言ったわよね?」
「ええ。それは、ハイドラにもよく言われてたから」
「ハイドラとは、その、どういう関係だったの?」
「命の恩人であり、師の一人、かしらね」
「師匠……?」
急に、何かが繋がっていく気が、ルナにはしていた。
村正とエミリアにとって、ハイドラが師匠だったとすれば、『諦めない』という信念が出来上がるのは分かる。
信念は、師や人生を元に生まれていくものだ。だとすれば、ゼロの『諦めない』ということもまた、ハイドラ、或いはそれに関連する者から受け取ったとすれば、どうだ。
ゼロのあれだけの憎しみを見る限りでも、どう考えても昔はともかく今現在ゼロがシャドウナイツの配下、或いはフェンリルの関係筋だとは思えない。
もしもフェンリル配下であるとすれば、ゼロを、村正を介してもう一度こちら側に戻すという搦め手を行う必要などないし、第一めんどうだ。
「ハイドラって、なんか十年前にひょんと現れたって聞いたけど、それホントなの?」
「私もあの頃は連れてこられたばかりだからよく覚えてないけど、でも、確かに急だったわね」
となると、ハイドラが前からフェンリルにいた裏の人間という説もボツだ。
実力主義かつ秘密主義のフェンリルにおいて、今まで裏にいた人間を、ナンバー二という表だった、それも凄く目立つ場所に急に立たせるのは無理がある。
だとすれば、ゼロとハイドラの関係は、なんだ。そして、ハイドラとは、何者なのだ。
そう思ったとき、急に通信が鳴った。
机の上のモニターを点灯させると、ロニキスからだった。
少し、不機嫌そうな面構えでいる。
『いつまで、出ないつもりだ? エミリアくんに向かわせたのだが』
「申し訳ございません。ご迷惑をおかけしました。エミリアさんと過ごしたおかげで、気分は良くなりました」
『そうか。ならばいいが、何か、考えていたような顔をしているな』
さすがはロニキスだ。
普段は胃の痛みに常に耐えているような人間だが、こういう戦に関する嗅覚や感覚や勘は、並外れている。
「少し、気になることが出てきました。ハイドラについてです」
『そのことか。どちらにせよ会議もあるので、もう少ししたら艦長室まで来てくれ』
「了解しました」
『もっとも、それより前に、レムの所に寄ってあげなさい。あの子も寂しがっているし、君の力が、一番必要だと思うからな』
それで、通信が切れた。
意外な言葉を、ロニキスから聞いた。
自分では気付かなかっただけで、ひょっとしたら、ロニキスはずっと、自分達を気に掛けていたのかもしれない。
そう思うと、嬉しかった。
この人の下にいて良かったと、心底思えた。
自分の両頬を叩いて、気合を入れる。
「というわけで、艦長の所に行く前に、レムの所に行くわよ」
「顔に生気も戻ってきたみたいね」
エミリアが、苦笑した。どれだけ自分は落ち込んでいたのだろうと、客観的に見たくなった自分がいて、それでルナも苦笑しながら部屋を後にする。
そのまま、部屋から病室へと行くことにした。
しかし、一歩進む毎にこの気分の重く感覚は、二ヶ月前にレムが後天性コンダクターになったことを告げるか否か迷っていたときと、全く同じだ。
あれから二ヶ月も経ったのかと、ルナは内心驚いていた。急に色々と自分の周りで動き出した。そんな気がしていた。
道中、真新しい壁があった。
自分が殴りつけていた壁なのだと言う事に、今になって気付いた。まだ腕は痛むが、レムの心の痛みに比べたら、どちらが痛いのだと、自分に言い聞かせて、壁の一点を見つめる。
周辺と少し、色味が異なっていた。それが真新しいと言う事を告げている。
「相当殴ったらしいな、お前」
思わずぎょっとして、後ろを振り向いた。
ブラッドが、呆れた顔で自分の真後ろに立っていた。
「うわぁ! ブラッド、声かけなさいよ!」
「わりぃな。俺も俺で、ボッとしてた」
なんだか、ブラッドらしくないと、ルナは思った。普段のこの男なら、もう少し飄々とした態度を取る。
「なんだか、あんたらしくないわね」
「どうにもこうにもな、少し気分塞がっちまってんだ。さっきまでのてめぇと一緒だ。てめぇの方は、なんとか復帰したみたいだな」
「エミリア姉ちゃんのおかげよ」
「なるほどな。わりぃな、エミリア。こいつの面倒見てもらったようだよ」
「気にしないでくださいよ。昔から慣れてますから」
エミリアが、また苦笑する。
何故か、ルナにはその笑みが何処か寂しく見えた。
この一日二日くらい、ずっと感じていたが、年月のせいだけとは思えない寂しい笑みを、エミリアはよく浮かべる。機械的というのとは違うが、何処か、影があるのだ。
理由を聞こうと思っても、あまり聞いてはいけない気もする。エミリア自身が、何処にも後戻りが出来ない位置にいるからだと、直感が告げていた。
「あ、そうそう。これからちょっと、レムの所行こうかと思ったんだけど、ブラッドも行く?」
「いや、俺はやめておく」
「なんで?」
少し、語気を強めた。
ますますもってブラッドらしくない。後天性コンダクターになったレムがなったとき、割と早くに病室に行って即座に晩飯を賭けた賭け麻雀やっていたこの男から出る言葉とは、とても思えなかった。
「俺が行ったところで、あいつは怖がっちまう。お前らは、まだ俺に比べりゃ血にまみれてねぇ。あいつの今後を考えても、俺ほど血に塗れた奴とは、一度距離を置いた方がいい。あいつに、血はにあわねぇ」
ますますもって意外なことを言うと、ルナは心底思った。
存外、ブラッドも沈んでいるのかもしれない。確かに、ブラッドが入ってきた折に、レムの護衛をブラッドに命令したのは自分だ。そして護れなかったと、負い目があるのかもしれない。
だが、血にまみれた、という意味なら、ここにいる全員がそうなのだ。
諜報部という闇の組織まで抱え、罪のない人間でも、作戦成功のためには殺すような組織まで抱えた、ベクトーアの異端集団、それが自分達であり、そして自分は、その部隊の戦闘隊長だ。
ある意味一番、血に塗れているのは自分なのだ。
こういう時男はどうしてまたこう分かりやすい形でへこむのかと、心底ルナは思う。
だから、無理矢理首根っこをつかんで病室までブラッドを持って行った。途中何度か離せだのなんだの言った気がしたが、無視した。
そのまま病室のドアを開くと、急に殺気が漂ってきた。
殺気の方向を確かめ、一瞬構える。
しかし、その方向には、レムとアリスが殺気だった目で互いにカードゲームに興じている様子以外、見ることは出来なかった。
手札の模様を見る限り、確か最近流行りのトレーディングカードゲームだ。自分も好きな漫画家がイラストを書くと言うから、試しに買った覚えがある。
かつての偉人や著名人をカード化して戦わせるというのも、割とありふれた形だ。
レムもアリスも相当はまっていた記憶がある。特にアリスはゲーム好きなのが高じて、確かエルルから帰ってきてすぐゲーム屋でこれを三箱くらい買っていたのを、今になって思い出した。レムもそれに付き合っていった記憶がある。
アリスなりにレムの日常を作ってやることで、レムの記憶を戻そうとしたのだろう。
それはそれで素直にありがたいと思ったが、同時に、互いに目が血走っているほど熱中する様だけは、正直呆れた。
もっとも、意外とこの手のゲームは頭を使うことを、ルナはよく知っている。
ルールはデッキを組んだ後コストを払って『ユニット』と呼ばれる著名人のカードを出して戦わせて、最終的に五〇枚で構成されたデッキが底を突けば敗北となるというのも、至って在り来たりだ。
ルール自体は割とシンプルだが、それ故に奥が深いのだと、アリスが力説していたのを思い出す。
意外にそういうのが、リハビリにはちょうどいいのかもしれない。
「無色コスト二と青コスト一消費してナポレオン召還。更に無色コスト一払って『アルプス越え』発動。あんたのエンツォ・フェラーリに二〇〇〇のダメージで、あたしのターン終わり」
「あぁ、フェラーリやられちゃいましたねぇ……。ってああ! 私のカードもうない!」
「よし、あたしの勝ちね」
呵々と、アリスが軽快に笑った。
フェラーリとナポレオンが同居するゲームデザインを考えた人間は相当狂っていると、ルナには思えた。
しかし、そのゲームをやっているレムは、少し殺気立ってはいるものの、楽しそうでもあった。
アリスが、少し笑ってから一度少しへこむレムの頭を撫でた。
アリスもまた、レムに負い目を感じていたのかもしれない。レムに剣術を教え込んだのは、アリスだった。
レムに関係する人間が、この部隊には多くいる。だからこそ、誰もが何か、負い目を感じているのかと、ルナは何となく思った。
だからこそ、レムと会話する覚悟を、傷ついたレムと言葉を交わすべき勇気を、姉である自分が一番持たないでどうする。
そう思ったとき、足が、自然とレム達の方へと向いていた。
一歩ずつ、レムとアリスのいるベッドへ向かう。
「結構白熱してたじゃない」
レムが、不意に自分の方に目を向けた。
「あ、あの、その……お、お姉ちゃん、なんですよね?」
呼び名は、いつもと違っている。だけど、そんなことは些細なことだった。いずれ記憶が戻ったときに、いつも通りに言ってくれれば、それでいい。
「うん、そう。あたしが、あなたの姉になるわ。記憶は確かに混乱してるかもしれないけど、ゆっくりでいいの。ゆっくり、思い出してくれれば、それでいいのよ」
レムに言うより、自分に言っているようだと、ルナには思えた。
だが、レムの感じからするに、恐らく相当勇気を振り絞ったのだろう。それに答えずして、姉とは言えないのだ。そう何度も、自分に言い聞かせ続けた。
「で、えと、そこにいらっしゃる黒い男の方は、ブラッドさんで、よろしいですか?」
「ん? あ、あぁ、そうだが?」
ブラッドを特に怖がっている様子もない。だいたいこういうのは取り越し苦労で終わる物だ。
「アリスさん笑いながら言ってましたよ。女たらしで女性問題で訓告処分まで受けたのに未だにキャバクラで豪遊して、しかも賭博好きのダメ人間だって。まさか、そこまで酷くはない、ですよね?」
なるほど、遠慮がないところはどうやら記憶があろうがなかろうが何も関係ないらしい。アリスも細かい所までよく見ている物だ。正直完璧な言いぐさである。
ブラッドが余計にへこんだのがよく分かった。表情がすごく暗い。
「アリス、お前、そこまで言うか、普通」
苦笑しているのがやっとの状態で、ブラッドが言った。というか、引きつっている。
こっちもこっちで笑いをこらえるのに必死だった。
「それがあんたの『日常』でしょうが」
アリスもまた、同じように苦笑した。
そう言われるとぐうの音も出ないのか、ぬぅと、ブラッドが一度唸った後に、更にへこんだ。
「でも、アリスさんはもう一つ言ってました。そんな男だけど、私のことを大切に思ってくれている人の一人だとも」
レムが、澄んだ声で言った。だが、ブラッドの表情には、まだ影がある。
護りきれなかったことを、まだ引きずっているのだろう。
だが、これは言葉通りだ。そういうところもアリスは見ているあたり、多分自分より余程隊長に向いているのだろうと、どことなく感じる。
それからいくつも、他愛のない話をした。
自分のこと、普段のレムがどういうことをやっていたかということ、勉強のこと、色々と話した。
普段のレムは兵士と女子高生の二足のわらじを履いていると教えたとき、レムは驚きもしなかった。
なんとなくそうではないかと思ってましたと、抑揚のない声で言った。
それで、考えるようになった。
こういう他愛のない話をレムとしたのは、いつが最後だと。
ずっと、自分の方がレムを遠ざけていたのではないかという不安が、ルナの心に重くのしかかった。
表情には、それを出さないようにしたが、意外にやってみるとそれは難しい。
レムは、ずっとそれをやっていたのかと思うと、酷く哀しくなった。
予定の時間が到達したのは、そんな時だった。呼び出しもあったので、病室を後にした。
ゼロがこういう時にいてくれたらと、廊下を一人で歩きながら、心底思った。
ゼロの脱走劇に、師匠である玲が裏で何か噛んでいるであろう事は容易に想像が付いた。
だが、責める気にはなれない。誰もが必死なのだ。
恐らく、ゼロは実兄の村正を失ったことに、玲は、大きな傷を抱えた弟子のために、互いに必死だったのかもしれない。
自分もまた、必死にならなければならない。
自分のため、レムのため、家族のため、友のため、仲間のため。必死になるべき色々な理由が、浮かんでは消える。
経験から来るであろう不思議な重みが、ゼロの言葉にはあった。自分と大して変わらない年齢のクセに、放たれる言葉が自分には一々重かった。
その重い言葉が聞きたいと、今になってルナは思った。
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