コマンドプロンプト画面に触れてみましょう

ファイルのパスはどのような経路で保存されているファイルにたどり着けるか、どのような構造でファイルが保存されているかを表しています。

ファイルを格納しているものをフォルダといいます。


ディレクトリという用語もありますが


フォルダとディレクトリの


意味は全く同じです


さらにフォルダをまとめて格納する


フォルダもあります


つまり

ディレクトリをまとめて格納する


ディレクトリもあります。(笑)


自分で記述したソースコードプログラムをファイルに保存したとします。


Visual Studioではプログラムを実行するのに


🌻デバッグなしで実行ボタン🌼をクリックすれば済むのですが



Visual Studio以外のいくつかのコンパイラ


例えばgccコンパイラのようなものでは


プログラムを実行するとき


プログラムが実行されるよう


コマンドプロンプト画面から


コマンド(命令)をかきこみます。


が、その前に


あらかじめ


そのソースコードプログラムが保存されているファイルのある場所を


コンピュータに教えてあげる必要があります。。


それがパスと呼ばれるものなのです


まずパスという用語について調べてみましょう。


パソコンのメニューの一欄から


[スタート]の項目を探します。


そして


[スタート]⇨[エクスプローラー]⇨[PC]


⇨[OS(C:)]の順にクリック選択し


⇨[Program Files(x86)]


をクリックしてみましょう


Program Files(x86)の中に

さまざまな

フォルダやファイルが表示されているのがわかります


名前の左横に黄色いフロッピーディスクのマークがついているものは


フォルダとなっています。


黄色いフロッピーディスクのマークがついていない


フォルダもあります。


Program Files(x86)の中に保存されているフォルダの中から


名前の左横に黄色いフロッピーディスクのマークがついている


Windows Defenderのフォルダを選択しクリックすると


Windows Defenderフォルダが格納している


フォルダやファイル1欄が表示されます


さらにその1欄から


ja-JPフォルダを選択クリックすると


白い書類のマークが左横についた


EppManifest.dll

MpAsDesc.dll.mui

MpEvMsg.dll.mui


というファイルを見つけることができます


これらのファイルには


名前の末尾にdllやmuiなどの拡張子がついています。


フォルダとファイルの違いは


フォルダは


名前が表示されているだけで名前の末尾に


拡張子は付けられていないのですが


ファイルには大抵


名前の後に.cや.dllや.sのような拡張子が


つけられています。


そして


ファイルは


フォルダのように内部に


フォルダやファイルを保存しているようなことはなく


パソコンに保存されているデータの最小単位のあつまりとなっています


ここで表示されている3つのファイル


EppManifest.dll

MpAsDesc.dll.mui

MpEvMsg.dll.mui


のうち


EppManifest.dllファイルを右クリックすると表示される


ウィンドウのメニュー1欄の中から


プロパティを選択しクリックすると


EppManifest.dllファイルの


作製された日時

データ容量


EppManifest.dllファイルがハードディスク内に保存されている場所


などの


詳細なデータ情報が表示されたプロパティウィンドウが開かれます


このとき


プロパティウィンドウの真ん中あたりに


EppManifest.dllファイルが


ハードディスク内に保存されている場所


C:\Program Files (x86)\Windows Defender\ja-JP\EppManifest.dll


が表示されているのがわかりますね。


今まで見てきたように


ハードディスクの1つの領域である


ドライブCのなかに

👇

Program Files (x86)という名のディレクトリ(フォルダ)があり、

さらにその中に

👇

Windows Defenderという名のディレクトリ(フォルダ)があり、

さらにその中に

👇

ja-JPという名のディレクトリ(フォルダ)があり、

さらにその中に

EppManifest.dll

MpAsDesc.dll.mui

MpEvMsg.dll.mui

というファイルが保存されています


つまり


C:\Program Files (x86)\Windows Defender\ja-JP\EppManifest.dll


はEppManifest.dllファイルがどのような構造で保存されているかをあらわしています



このときのEppManifest.dllファイルを保存している構造を表す


C:\Program Files (x86)\Windows Defender\ja-JP\


をパス(経路)といいます。


つまり


最初のCドライブから


どのような経路でEppManifest.dllファイルに


たどり着けるかをあらわしているのです。



そして


あるディレクトリを格納しているディレクトリは親ディレクトリと呼ばれ


格納されているディレクトリは子ディレクトリと呼ばれます。




今の場合


ja-JP(フォルダ)ディレクトリを格納している


Windows Defender(フォルダ)ディレクトリは


ja-JP(フォルダ)デイレクトリの親ディレクトリ


ja-JP(フォルダ)ディレクトリは


Windows Defender(フォルダ)ディレクトリの子ディレクトリ


となっています。


親ディレクトリと子ディレクトリの間は\マークで


区切ることになっています。


そして親ディレクトリの親ディレクトリへとさかのぼっていくと


すべてのディレクトリを格納している


Cにたどりつきます


Cはルートとよばれます


ドライブCとドライブCに保存されているディレクトリの間は

:(コロン)

で区切ります


名前がかわいいですね。


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