蛇フード

ソーラー 「さあ、お蛇ちゃ~ん。


次はおいしい、おいしい、小数点以下の数を含む実数を


食べてみましょうね~。」


抱きかかえた蛇をかわい、かわいしながら頭を撫でる。


新種の蛇 scanf


「いい、ものをたのみます。長旅でぱわー不足💖してるんだ。


わおぅっ なんて優しいの、この理想郷、いいところだね。


上質の数値をお願いしますね。」


ソーラー「もちろん、上質でおいしいお蛇さん専用の数を


たくさんとりそろえてあるよ。まかせてよ。


アレサさ~ん~」


包丁をもったままのアレサに声をかける。


アレサ 「はい、は~い なんでしょうか ソーラーさん。」


ソーラー 「いいやつ(実数)を このお蛇ちゃんに頼むよ。』


アレサ 「はい、わかりました。


ではこちらの数を」


お蛇ちゃんの_に1.23456789をうちこんでみる。


そのとき、プログラムは次のようになっています。


#pragma warning(disable: 4996)

#include <stdio.h>


int main(void){

int a;

printf("何か数値を入力してください。\n");

scanf ("%d",&a);

printf("入力した数値は%dです。\n",a);

return 0;

}


今の状況は


👆このプログラムを実行した後に


コマンドプロンプト画面に表示されるscanfお蛇ちゃんの


アンダーバー



_に



1.23456789をうちこんでいるというわけです。


新種の蛇 scanf

「むしゃ、むしゃ、おいしい~~~


み、漲ってくるぅ~~~」


ソーラー 「おおっ、おいしそうに


たべてる、たべてる\(^^)/」


ぴろりろり~ん。


新種の蛇 scanf

「こんなの、でました。」



入力した数値は1です。



コマンドプロンプト画面内で


実数1.23456789をうちこんで


入力した数値は1です。と表示されています。



新種の蛇 scanf


「ああ、おいしい1だ。」


ソーラー「ふふふっ君がぼけているのはわかってるんだよ。」


お蛇ちゃんの胴体をくすぐる。


新種の蛇 scanf


「ええっ くすくすっ」


ソーラー「普通は1.23456789をうちこんで1がでてきたら


なんでっておもうよね、よね、」


お蛇ちゃんの胴体をくすぐりまくる。


新種の蛇 scanf


「ええっきゃほほほ わおおおおっ」


ソーラー「なんで驚かないのかっておもうよねっ、よね、」


新種の蛇 scanf


「おおぅっきゃほほほ あああああっ」


ソーラー 「1.23456789  これが1と表示されるのは


int a;


によって生成される


整数の型int型の変数aにあわせて 1.23456789が格納される


つまり、実数を整数の型int型の変数aに代入することによって


実数1.23456789から


整数1と変換されて


整数の型int型の変数aに格納されているからなんだよね、よね。」


ソーラーに抱っこされたまま体をうねらせるお蛇ちゃん。


新種の蛇 scanf


「おごごごごっ」


ソーラー 「アレサ、では つぎは


このプログラムで用いられている


変数aの型を


整数の型int型から


実数の型float型にchangeだっ」


アレサ 「了解しました。」


#include <stdio.h>


int main(void){

int a;

printf("何か数値を入力してください。\n");

scanf ("%d",&a);

printf("入力した数値は%dです。\n",a);

return 0;

}


ここで👆さきほどの


このプログラムを


次のプログラムのように

👇

int a;

の部分が

float a;


scanf ("%d",&a);

%d出力変換指定子の部分を


%f出力変換指定子を使って


scanf ("%f",&a);


へ変更してみたいと思います


👇そのプログラムは次のようになります


#include <stdio.h>


int main(void){

float a;

printf("何か数値を入力してください。\n");

scanf ("%f",&a);

printf("入力した数値は%fです。\n",a);

return 0;

}


Visual Studioでは


scanf の代わりに


scanf_sを用いて



#include <stdio.h>


int main(void) {

float a;

printf("何か数値を入力してください。\n");

scanf_s("%f", &a);

printf("入力した数値は%fです。\n", a);

return 0;

}


と記述してください


ソーラー 

「ふふふ,ここで


整数に対応する%d出力変換指定子から


実数に対応する%f出力変換指定子に変えるっていうのは、


あちらの世界(天国に行けるC言語入門シーズン1)でも


さんざんやってきたよね、よね!」


新種の蛇 scanf


「ぐぎゅるるんんん~~~ ああっ」


ソーラー 「コンパイルっ!


プログラムを実行!


_アンダーバーが表示される


さあ、アレサ 遠慮は要らないよ。


アンダーバーに


1.23をうちこむんだ。」


アレサ 「は~い、ぽん、ぽん、っと


 1.23 」


新種の蛇 scanf


「ああっ、うみゃい、うみゃい、げほ、げほ」


アレサ

ソーラーさん、入力した数値は


1.230000とでてきました。」


ソーラー「プログラムの実行結果に表示される実数は


必ず0をつけてでも


小数点以下6位まで表示されるんだったよね。


だから1.23が1.230000と標示されるんだよね、よね」


新種の蛇 scanf


「ああっ僕のボケにことごとくツッコミが~~~


ところでこの1.23・・・


うまい、うまい 」


ソーラー 「よねっ」


新種の蛇 scanf 「あおあっ、僕は天然記念物なんだよ~~~


もっと優しく、優しく」


ソーラー 「よねっ」




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