コードファイター
石川夏帆
プロローグ
それは、遠い記憶だった・・・
遥かかなたに横たわるまだ激しい痛みを伴い
疼く痣・・・。
その感情を押し殺し、気丈に振る舞い。
都合の悪いことすべてを覆い隠して、明るく前向きに生きてきた。
痣を取り繕うために、肌色のドウランで塗りつぶし、色を一緒にした。
鈍くなる本能が悟る違和感と不自然さは、何処まで行っても満たされない。
だから、変わろうとしたんだろう・・・
だから、変わりたかったんだろう・・・
本当の自分になるために・・・。
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