Rolandが放つデジタルウィンドインストラメント、Aerophoneシリーズのビギナーモデル。AE-10やAE-05のキー配置がサックス準拠になっているところ、AE-01はリコーダー準拠になっているためにエントリーとしてはとても取り組みやすい。半音の出し方は専用のボタンを押すだけ。オクターブシフトもボタン一つでできるために、基本的な演奏はアルトリコーダーのドレミファソラシドだけの運指で賄える。

プリセットは、サックス、フルート、クラリネット、トランペット、ヴァイオリン、ソーリードの6音色。スマホアプリ『Aerophone mini Plus』と併用することで、50種類以上の音色を演奏できる。アプリでは基本的な吹奏楽器以外にも民族楽器や弦楽器、シンセサウンド、ピアノやドラムなんかも鳴らせてしまう。Bluetooth MIDIを搭載しているので、対応機器でMIDI入力機としても機能する。

ちなみにビブラートは掛けられず音色側に含まれており、息の強弱はフィルターで表している模様。リード付きのマウスピースだが擬似的で、アンブシュアは感知していないが、強弱のコントロールは出来る。