No.89 YAMAHA V2

87年発売。FM音源搭載DXシリーズの最後期に登場。後に発売されるV50がワークステーション型となる事で、SYシリーズへの橋渡しとなった(その間にEOS YSシリーズ/DS55/B200が登場している)。TX81Zのシンセ版で、海外ではV2という名がV2ロケットを連想させるとして、DX11という名で発売されたためDXシリーズの一つとして含まれ、事実上DX最終機である(DX200を除き、国内最終機はDX7S)。

なんと言っても特徴なのは、FM音源での音作りに欠かせない基本波形であるサイン波のほかに、キャメルサインと呼ばれるラクダのコブ状になった特殊なサイン波を持っていたり、音作りに於いて4op8algながら多彩な音が作れるようになっている。

ディレイなどのエフェクターも搭載されている。8トラックマルチティンバーだが8音ポリである。V50はワークステーションタイプだが、V2は普通のシンセである。

ボルカミ氏から譲り受けた貴重な一台。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る