No.51 YAMAHA S-YXG100Plus DTM音源

ソフトシンセ黎明期に発売された、YAMAHAのDTM音源MUシリーズXG音源搭載のソフトシンセ。プリセットは、SC-88Pro相当を再現させていたRoland VSC3.2とは違い、名の通りMU100なのかと思いきやMU50相当である。プラグインシステムに対応しており、当時にしては画期的だったポリフォニックVA音源を使用することができた。そしてVOCALOIDの元祖となるフォルマントシンギング音源であるSG音源も搭載(技術的には全くの別物)。多彩なボイスで歌わせることができる。が、発音は相変わらずおかしい。当時、PLG100-SGを取り上げたDTMマガジンで、CD番組内のMCをやっていたクリス・ペプラーが「奥歯のない奴が歌ってるようだ」とコメントしている。SG音源では楽器の音も一部シミュレートしている。

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