96年発売。Personal Music Assistantと名付けられた、ローランド唯一のハンディーシーケンサー。型番に5が付いていることでもお分かりの通り、SC-55の流れを持っている。YAMAHA QYシリーズのような感じではなく、手帳のような形でタッチペンを用いて使用する。中身はSC-55(GM部はSC-7)で、それにこの機種のみのサウンドが追加されている(SC-88にある音が「SC-88〜」という音で搭載されていたり、かたやSC-8850にもない音が搭載されていたりしている)。ドラムのStandard2(これもまたこの機種オリジナルでSC-88のものとは違う)が秀逸。ちなみにXP-10にも同様にSC-55mkⅡに追加されたサウンドはあるも、SC-88やSC-88Proなどから抜粋された音があるという物なので、SCシリーズにない音がGS音源の中にあるという意味ではPMA-5の音源は貴重。乾電池6本で駆動するのはQYシリーズと同じ。