二十年来のDTMerが使う機材。
神崎 諳
所有機材
No.01 Roland SC-55 DTM音源
1991年発売。ローランドGS音源を搭載した初の音源。実は初期型にGMのロゴはない。それは、GMこそがこのSC-55を参考にしたからである。後期型にはGMロゴが入り、最初期型にはGSのロゴの横に「STANDARD」という文字が入っている物があるが、GS自体が「General Standard」という意味があるのでこれはよく分からない。GS音源の提唱理由は、機種間による音色配列の違いをなくし、制作した曲を共有できる事を目的としたものだが、結局Rolandというメーカーの独自フォーマットであったため、そのSC-55を参考に各メーカーでも導入できる下位レベルの規格「General MIDI」つまりGM音源ができた。これによりSC-55にあった16カテゴリー8音色の全128音色とスタンダードドラムの配列、そしてコントロールチェンジを統一した。
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