僕と3人の家族たち

@kenkentatata

第1話引っ越してきた3人の女子たち

2年前、当時19歳だったぼくは、家族全員を失ってしまった。父、母、兄を。飛行機の墜落事故だった。ぼくは一人になった。今現段階で家族は二人。いや、一人と一匹の犬、太郎と一緒だ。


友達に、ルームシェアをしたらどうだ?と言われ、Twitterに書き込んだ。


1ヶ月家賃3万5千円でぼくとルームシェアしてくれる方募集します!

詳しくは連絡ください…と。


期待はしてなかったし、こんな田舎だし、恐い人来ても嫌だなあって思ったし。

それから自分のTwitterを見ることはなかった。


22歳になった春のこと。

友達から、Twitterを見てみなよ!募集3件きてるぞ!

って言われてビックリした!おいおい…冷やかしじゃないよなあ…?不安と不信感を抱きながらTwitterをチェックしてみた。

ビックリしたことが3つある。

まずは全員同い年22歳だということ。

2つ目は全員女子ということ。

3つ目はその中に昔好きだった中学校の同期生がいたこと…。

開いた口がふさがらないとはこの事か(笑)

とりあえず、まずは会って話を聞かないとならないから、三人に会うことに決めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕と3人の家族たち @kenkentatata

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る