それがわかれば苦労しない、アクセス数の伸ばし方
彩崎わたる
それがわかれば苦労しない、アクセス数の伸ばし方
「PV数が一向に伸びない……」
これ、思ったことありませんか?
新作を投下しても、毎日更新しても、PVはゼロ。今日もゼロで明日もゼロ。
……一週間後には10PVいっていればいいな~(遠い目)
「いったいこのPVゼロ地獄からどうやって這い上がればいいの?」
「というか、ランキング上位の作品群は何をきっかけに、読まれ始めたの?」
思ったことありますよね?
あるでしょう! そうでしょう、そうでしょう!
PVが欲しい!
評価以前に、まずは誰かに見つけてもらいたい!
そんな誰もが一度は思ったことがある、この問題。誰か答えを教えてくれ。
(いや、本当に私が教えて欲しいよ……)
ということで、これは彩崎が悶々と考えたPV数の伸ばし方を、つらつら~と書いたものになります。
まず前提として、
■魅力的なタイトルがついていること
■読んでみたくなるキャッチコピーになっていること
これ、必須です。
それがわかれば苦労しない第1弾。まさにその通り。
小説を書くのが一朝一夕にいかないのと同じで、やっぱりそう簡単にいきません。
彩崎もまさに勉強中です。
強いてあげるなら、ランキング上位者のタイトルの付け方や、キャッチコピーを研究するのが良いと思います
ランキング上位にいる人たちは、やっぱり掴み方が上手いです。
同じカクヨムという土俵で勝負する以上、上手い人から色々学んだ者が勝ちです。
(あくまで”学ぶ”です。”パクる”じゃないです)
これら前提を、自己判断でクリアしたとしましょう。
さあ、いよいよ本題。
と行きたいところですが、その前に彩崎が個人的にツイッターで実施したアンケート結果をご覧ください。(あくまで参考値ということで)
【カクヨムで小説を探すとき、どこから探しますか?】
(※アンケートについて最下部に追記がございます)
・「新着オススメレビュー」から ⇒ 0%
・「新着小説」から ⇒ 8%
・「ランキング」から ⇒ 62%
・「小説を探す」から ⇒ 30%
まあ妥当な感じでしょうかね。ある程度、予想通りでした。
意外だったのは、新着オススメレビューが0%だったこと。
所感では結構いると思ったんですけどね。
ここで着目したのは、新着小説から探す人がほとんどいないことです。
どんなに毎日更新したところで、そこを見ている人はかなり少ない。
すでに固定ファンがいる小説や、☆がたくさん入っている小説なら興味を引くことはあっても、いままさに生まれたての☆が一つも入っていない小説は、見向きもされないわけです。
これじゃあ、這い上がるきっかけすらありません。
運よく誰かがレビューしてくれても、次々続くとは限らない。オススメレビューが流されていけば、また元の木阿弥。
じゃあ、どうすればいいのか。
すでに先人が述べているものも含みますが、やっぱりこれだと思います。
1.コミュニティに参加する
2.レビューをたくさんする
3.人気ジャンルに投稿する
4.人気のタグをつける
5.短編を多く投稿する
上から順に効果が高いと思う方法です。
ではこれから詳しく書いていきます。
■1.コミュニティに参加する
これはやはり効果が一番高いです。人の輪は本当に侮れません。
カクヨムOpen当初のような相互フォローを悪用するようなやり方は、当然反対ですが、新作を投稿したら確実に読みにきてくれる人がいる方が強いに決まっているし、これは方法として全然アリです。むしろ最強の方法でしょうね。
ただコミュニティに参加するのを苦手とする人も多いと思います。
彩崎もどちらかというと、そちら側の人間です。
それなら2以下を実践するしかありません。
■2.レビューをたくさんする
これはとにかく目立て! まさにこの一言に尽きます。
言い方は悪いですが、名前を売るんです。
売れば売っただけで、誰かの目に留まる確率は上がるし、お礼にレビュー返しをしてくれる方もいます。
そのレビューがきっかけで、読者が増える可能性だってあります。これはカクヨムの特徴でもありますね。
心理学でも単純接触効果というのがあります。
繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。いつの間にか名前を覚えてもらって、なんとなくでも親近感を持ってもらう。
これは結構効果があります。彩崎もレビュー欄でよく見かける名前には、つい親しみを覚えていたりします。
■3.人気ジャンルに投稿する
人気ジャンルには固定ファンがいます。そして常に新しい読者が見に来ます。
それに比べてマイナージャンルは探しに来る人が、そもそも少ないです。
たくさんの人の目に触れる機会が多い方が、チャンスが多いに決まっていますよね。
ちなみに人気ジャンルとマイナージャンルでは、ランキング上位者でもアクセス数に結構な差があります。
彩崎が個人的に人気だと思うのは、やはりファンタジー、SF、恋愛・ラブコメ、ホラーといったところでしょうか。
対してマイナーなのは、歴史・時代がダントツですかね。(あくまで個人的に、ですが)
■4.人気のタグをつける
これもそこそこ使える手だと思います。
<人気のタグ>を見ると、確かにWeb小説で好まれる単語がずらりと出てきます。
検索をかけて探す人は、やっぱりこの手の単語を入力するのでしょう。
自分だけのタグをつけるよりは、検索されやすいタグをつけた方が、たとえわずかでもPVアップにつながるのではないでしょうか。
■5.短編を多く投稿する
順番的には5番目なんですが、実はこれが意外と使えるジョーカーです。
読む時間も労力もかかる長編は、やっぱり避けられがちです。
しかも面白いかどうかもわからない作者の、☆がついていない作品は、なかなか読んでもらえません。
それに比べて短編はハードルが低いです。
読む側にしてみれば、「短編ならまあ読んでみるか」となりますよね?
クリックの気安さが格段に違います。
だからまずは短編で知ってもらい、この作者は面白いものを書くと認識してもらえれば、長編でも読んでもらいやすくなります。
そのためにはたくさんの短編を書いて、ファンを増やすことが、PVアップには遠回りのようで近道だと思います。
ただこれには弱点もあって、まずはその短編をどうにかして読んでもらわないといけないですからね。
なら、短編はどうやって読んでもらえばいいんだ? と。
……はい、それがわかれば苦労しない第2弾。
残念ながら画期的な方法はわかりません。地道に1~4をこなしていくぐらいしかないんじゃないでしょうか。
少なくともいまのカクヨムの仕組みだと、それ以外に思いつきませんでした。
とまあ、つらつら書きましたが、以上が自作の存在を少しでも多くの人に気づいてもらいたくて、悶々、ぶつぶつと考えたPV数を伸ばす方法です。
同じ悩みを抱えているカクヨム作者に、わずかばかりでも力になれれば、ユーザーの一人として幸いです。
せっかく面白い作品を書く作者さんが、PV数の推移にがっかりして去ってしまったら、読者としても寂しいですしね。
そしてここまで読んでくださった奇特な皆さま!
ぜひ、ぜひに、彩崎の小説も覗いて頂ければ、翼を授けてくれるどこかのドリンクを飲んだかのように、彩崎が一人舞い踊ります。
カクヨムが作者にも読者にも、楽しい場所になることを願って――。
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8/3追記
「新着オススメレビュー」から小説を読みにくる人についてですが、
ここ数日、本当に0%なのか、こそっと観察してみました。
あくまで彩崎が感じたレベルで、ですが、結論として結構いると思います。
彩崎自身も新着レビューから小説を探すことが多いですし、
レビューがついた作品に続けてレビューがついているのを、何度も見ました。
0%と書いておきながらですが、アンケート結果はあくまで個人的に実施したものであり、一部の回答になります。
ここが気になる方が多いようですので(彩崎も大いに気になりましたが)、
これはお伝えしなくてはと思い、追記させて頂きました。
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