希望をしている。

第1話

海に沈んでいるようだ。くらいくらいうみに。ここから抜け出したい。どうにかしてよだれか。

私は高校二年生で夏休みに入っている。この高校にはなんとなく直感ではいった。やりたいことや夢は今までたくさんあった。しかしなぜか本気になることができない。まるで自分のことではないかのように。その感触がものすごいいやだ。まるで人の将来を決めているかのようで、時間が経てば経つほど苦しくなる。そして消える。それを繰り返してきた。気づいたら１年間が終わっていた。もう受験のことを考えなければならない。しかしやりたいことがないのになぜ大学にいくんだ。まずやりたいことをみつけなければ。いまやりたいことが見つからないのならばみつけなきゃ。みつけるまで勉強の楽しさなんてわからない。わたしはそう思い、旅に出た。