第16話「りばーすきっず」



時に、西暦2010年 人類は死海文書の発見により、悪魔の召喚に成功した。これは後に第3次世界大戦と呼ばれ、人類の50%を死に至らしめた。 ま、それはおいといて。

悪魔が人間に形を変え潜伏していた。




という意味不明で光速展開な出だしから始まる、任天堂非公認の脱衣オセロゲームである(笑)今だと考えられないが、当時は任天堂を介さずに出ていたアングラソフトも多数存在していた。筆者は見たことがないが、怪しげな雑誌の裏側とか通販でよくあったらしい。「りばーすきっず」はコミケで売られており、色鉛筆で描かれた女の子パッケージが特徴的だ。まあ、その子は出ないんだけど……。




ゲーム自体はシンプルで、みりかちゃんという女の子と脱衣オセロで対決。みりかちゃんは「幼稚園児」と「大学生」バージョンのどちらかを選べる。筆者は幼稚園児を真っ先に選んだ(笑)




オセロでこちらが勝てばみりかちゃんは少しずつ脱いでくれる。しかし、異様に強くて勝つのは大変難しい(筆者が下手くそなだけかも)ボイスも多く「きゃはは」などと笑い声があるが、いらない気もする。「もうあきちゃった」と言われるのはシンプルに腹が立つんだが……。




挟めるところに置いても駒がひっくり返らなかっったり、「アタックチャンス」でこちらの駒を勝手に消してしまったりと、ルール無視が酷い。あと、マウスカーソルのキノコがどう見ても男性のアレにしか見えない。絶対狙ってやってるだろ、これ。




ちなみにシステム画面で「くてれお」「もらのる」とある。様々なサイトで調べてみた所、大概は書き間違いとされていたが、筆者はそう思わない。




幼稚園児は「すてれお」「ものらる」とはしっかり言えない。書き間違えではなく、こんな書き方をしているのだと思われる。




現物は入手困難だが、ニコニコ動画やYouTubeで動画があるので気になる方はぜひ視聴してみよう。








ちなみに某海外サイトのROM配布サイトだと結構簡単に手に入れることができてしまう……かと思いきや、漫画村の運営者の逮捕、日本の違法ダウンロードの法律強化によって海外勢もビビったのか、多くの配布サイトが閉鎖してしまった。




運営を続けている所も一部あるが、HP内のブログで「ここはゲームの記事を書いたファンサイトだから」と今更な嘘をついている。極々一部にダウンロードできるサイトもあるにはあるが、よくわからない専用のインストラ―でないとソフトをダウンロードできないとほざく所も。そんな怪しげなものをうっかりインストールすると危険だ。何があるかわからない。違法サイトには絶対に行かない、ダウンロードしないように気を付けよう。











  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る