スーパーファミコンをレビューしてみた。思い出も含めて。

第10話「アクトレイザー」

RPGで有名なイースシリーズで関わったスタッフが製作したソフト。主人公は神様だが、サタンとの戦いに敗れ、力を封じられてしまった。力を取り戻すには人間の信仰心が必要となる。たが、人間が住んでいた土地は全て魔物たちが支配しているので、まずは魔物を倒そう。どの土地もレベル制限があるので、最初はフイルモニアからクリアしていこう。

基本的には横スクロールアクション。たが、最初の状態では神様はトホホな程弱い。だが、このゲームは何度もやればやるほど「ああ、こうすればいいのか」と感覚を掴めるように計算されており、最初は難しくても諦めずにやり続けていくことで次第に慣れていくぞ。

一番奥（または最深部）にいるボスを倒すと、人間たちが生活を始める。画面が切り替わり、クリエーションモードに変わる。ここでは天使ちゃんを操り、雨風などの奇跡を起こし、街を整備して人口を増やそう。人口の数＝経験値だ。

街には魔物の巣もあるので気が抜けない。奴らは経験値の元にもなる住人を攫っていったり、建物を火事にしたりと邪魔してくるので、必ず倒そう。倒すと、その魂が協会に行き、住人として輪廻転生する。魔物の巣にいる敵数は限られているが、なるべく多く倒そう。

ある程度の人口になってから、人々を導くコマンドで魔物の巣へと導き、封印させよう（少ないと住民は怖がって封印はできない）また、住民から悩み事を相談されたり、時にはアイテムをくれる時もある。

全ての魔物の巣を封印するとその地方の本当のボスが現れる。再び神様となってダンジョンを進み、ボスと戦おう。倒すと、その地方は魔物から完全に解放される。すべての地方を解放するとラスボスのサタンと戦うことになるぞ。

ただ、サタンは卑怯な事に最初から現れない。前座として今までの地方のボス達全員と戦うことに。倒し終えると、ようやくサタン戦となる。おまけにサタンは2段階変身するので長丁場は必死。

これはやっている内に慣れてくるゲームなのでやり続ければ苦はない。最初は難しいかもしれないが、ぐっとこらえて投げ出さずにチャレンジして欲しい。慣れてしまえばこっちのものだ。人気があったのか、2も出ているぞ。しかし難易度が鬼畜らしくて人気が出なかったようだ。

最近You TubeでTASさんのアクトレイザーのスーパープレイの動画を拝見したところ、非常にクリアの仕方が斬新で驚いた。プレイ済みの方もまだの方もぜひ視聴して欲しい。

現在はSwitchでアクトレイザー・ルネサンスというリメイク作品が出ているので、知らない方はぜひチェックしてみてね！