【世界観設定】
橋咲愛理
【世界観設定】用語
【世界観】
《世界の構造》
この世界は、物質界・精神界・霊子界の三層構造になっている。この三つは同一空間で一体化していて、重なり合って存在している。
《生物の構造》
生物の体は<肉体(ウォール体)><精神(アストラル体)><霊魂(エーテル体)>の三層構造になっている。霊魂を精神が覆い、その二つを肉体で包んでいる。
《霊子》
エーテル体。精神体の活動によって活性化する。
《霊魂の成長》
生命に宿る霊魂はエーテル体で形成されたものなので、精神の活動によって活性化する性質を持つ。精神は肉体の知覚行動により活性化する。其の為、人間の肉体が知覚する「うれしい」「悲しい」といった感情が精神体へと伝わり、活性化した精神が霊魂に作用することで成長が促される。
霊魂の成長とは、即ち、より高いエネルギーを持つ霊子に変異することである。
《生命の樹》
人類が運命と名付けたモノの正体。
<生命の樹>とは、魂を養分に活動する宇宙生命体である。
人間・動物・植物といった生物は生命の樹<セフィロト>という一つの宇宙生物の循環器系の一部としてセフィロトが作り上げた生き物のシステムの一部である。例えるならば、酸素を運ぶ赤血球と同じような存在であるといえる。
生命の樹はより栄養価の高い魂を得るため星に寄生し、養殖場を作り上げる。
魂の栄養価を高める方法は、生命の感情を揺れ動かし、刺激を多く与えることである。其の為、より高い栄養価のある魂を摂取するために、多種多様な感情を生成することが出来る<知能>をある生物に宿した。
セフィロトは地上で死んだ生物の魂を吸収することで栄養を取り入れる。また、新たな栄養を取り入れるために自己の霊魂を分離し、地上に送り出す。地上に送り出された魂は肉体を獲得し、生命活動を開始する。活動を開始した生命はたくさんの知識や感情によって自身の精神体を活発に動かし、霊魂を栄養価の高いものへと進化させる。その後、肉体に限界が訪れると肉体から離れた魂を捕食し、養分にする。
宇宙生物である<セフィロト>は魂を循環、ろ過しないと腐って死んでしまう。
<生命の樹>は宇宙に存在する地球型惑星の種ともいえる機構。その在り方はウイルスに似ている。惑星と融合し、自己を複製する基盤として活用する。星の寿命が尽きるとともに超新星爆発によって宇宙空間に複製した生命の樹をまき散らす。
正常に稼働した生命の樹は超新星爆発を起こせるが、成長に失敗した生命の樹を持つ惑星はブラックホールを発生させてしまう。
生命の樹は霊子で作られたエーテル体であり、人間が物理的に知覚することが出来ない。
地球は宇宙生命体<生命の樹>に依代として融合したので宇宙生命となった。
【世界観設定】 橋咲愛理 @makademia
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