第3話 導入フェイズ③ ソーマのキャラメルソースヘーゼル(以下略)

●導入フェイズ シーン3

GM:では次のシーン。PC③、呪大河のろいたいがさん。

PC③→呪:はい、えっと呪は……。

GM:あ、呪さんが何してたかは導入に関係ないので言わなくていいです。

呪:えー……。

PC④:関係なかった(笑)。


 呪大河のろいたいが、18歳。時間、書物、猿の神、トトの子である。頭脳明晰の秀才で、T大に通っている。同じ18歳の供伽とは雲泥の差だ。


GM:あなたは親神から予言を受けていました。

呪:もうすでに?

GM(トト):はい。「お前さんは、じきに新たな神話災害に向かうことになる。そこで新たな仲間と出会うであろう」

呪:「新たな仲間……? 前回のメンバーじゃなくて?」


 前回のメンバーとは、言うまでもなく今回の他のPC達のことである。


GM(トト):「そうだ」と親神は尊大な口調で告げます。あなたの任務は、「新たな仲間の任務を手助けすること」です(予言カードを渡す)。


予言:呪大河のろいたいが

【暗示】あなたは親神から予言を受けていた。「お前さんは、じきに新たな神話災害に向かうことになる。そこで新たな仲間と出会うであろう」親神が尊大な口調で告げる。

 あなたの【任務】は、新たな仲間の【任務】を手助けすることだ。


呪:「新たな仲間、か」

PC④:「そういえば、さっき供伽さんの予言でも自分の他に4人仲間がいるって言ってたよね」


 この場に集まったのは5人。GMを除くと、プレイヤーは4人しかいない。


緋色:お助けキャラがくるのか……。もしくは誰かが二人に分かれるのかも。

PC④:分裂!?

GM(トト):「さて、そろそろだ。万神殿パンテオンに向かい、他の神子たちと会うがいい」

呪:「わかりました。新しい仲間、楽しみだなぁ」……というわけでカカオに向かいます。

GM(店員):「いらっしゃいませー」あなたはカカオへとやってきました。

呪:「ソーマのキャラメルソースヘーゼルナッツシロップチョコレートチップエキストラホイップのショット1杯追加で」

PC④:出た(笑)。


 呪は前回のシナリオでも凝った注文をしていた。


GM(店員):「了解しました! カカオにはよく来られるんですかー?」と店員さんがフレンドリーに話しかけてきます。

呪:「いや、2回目ですけど」

GM(店員):「あ、そうなんですね! それにしては慣れた注文の仕方をなさるのでー」

呪:「そんなことよりも早くしてください」

供伽:嫌な客だ(笑)。

GM(店員):「すみません、お待たせしました!」とソーマのキャラメルソースヘーゼルナッツシロップチョコレートチップエキストラホイップエキストラショットが出てきます。

呪:「これだよ、これ」と言って食べます。

GM:食べ……えーと、ではあなたがその飲み物だか食べ物だか区別がつかないものに口をつけると、意識が遠のき、気づくと万神殿パンテオンに到着しています。ここでシーン終了です。





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