第92話うん、久々に漫画を読んだ!
月刊コロコロは面白い。
大物女優は目で演技する。
女優じゃないが、コロコロは目で伝えるいい漫画。
主人公が目で語って、テーマがなりたっている。
読み終わって心に残っているのが、主人公の強い思いと敵役のかっこよさだったりするから、これはたまらない。
ポケットモンスター・ホライズンは絵も歪み少なくてきれいだし、ライバルキャラが美しくて好み。
全体通して読んで心に残ったのが、アキラの「オレはおまえに勝ちたいんだ! トキオ!」のアップの目と、初めてキズナの力に負けたトキオがシルヴァディのやさしさに泣くシーン。シルヴァディは人工ポケモンで属性を自由に変えられる生き物なんだけど、敗北に打ちひしがれるトキオに寄り添う姿が老犬のようにあたたかくって好きだし、トキオの涙が美しかった。
手裏拳トンマもオニ丸が殿に忠誠を誓うシーンが熱くて好きだし、そこへたどり着くまでの「嫌いだった」はずの「殿」のやさしさに打たれて感動するオニ丸が描かれてて、説得力あって好き。
怪盗ジョーカーも安定の面白さ。
星のカービィははずさないし、ゾゾゾゾンビーくんはゾンビが嫌いなのに絵柄がかわいくて読んじゃうし。ネタのシュールさに笑います。
野球の星メットマンは絵がドラえもんに似てるから嫌いなのに、話がうまくて楽しいし、アニマスタンプはやはり主人公の決め台詞言うときの目がいい。純朴で、濁ったところのない、良い目をしていると思う。主人公に惚れます。
マジで!! まじめくん! もギャグだからこそのリアリティーがほほえましくて好き。
ウソツキ! ゴクオーくんは主人公キャラのどぎつさが、話にくいこみすぎず、アクセントになっててかっこいい。
なんと! でんぢゃらすじーさんもオチがつくところまでがノリがよくって好き。
フューチャーカード・バディファイトは佳境に入ってから読み始めたから、ああいま敵をやっつけてる最中なんだなとしか思えない。
デュエル・マスターズは夢があるし、毎回クオリティー高くて、期待されてるんだろうなという感じ。付録もすごかったし。毎回クライマックスな雰囲気なのはどうしてかわからない。
スーパーマリオくんも絵柄が好きじゃないけど毎度おいしい。
妖怪ウォッチは盛り上がってる最中だ。偉くて凄くて強いはずのエンマ(神様)がピンチでそれを救うのが普通の子(主人公)、という展開にどきどき。期待してしまう。
スプラトゥーンはまるで未知の世界で、付録が豪華。まだまだこれから盛り上げていく余地が世間にはある。新世界だな。キャラがイカだもんな。
スナックワールドは面白いしアイデアもナイスなんだけど、絵が懐かしい感じ。六歳くらいの子には新しく見えるんだろうなあ。
甥っ子が「漫画として好き」だと言っていたケシカスくんも学校給食でだるまさんがころんだをするという面白さにハマります。ケシカスくんの目つきの悪さが「やってくれそう」で好き。じっさいに給食にわさびを入れるところとかナイス。主人公がニンジン苦手なんだけれども、食べられないものがあるのはしかたない気がする。無理して食べなくても大人になったら舌も味覚も変わって、野菜自体も品種改良されて食べられるようになったりするんだし。厳しくしなくていいよねって思う。というよりか、ニンジンが食べられないことを受け入れている主人公が好感度ある。気持ちがよくわかる。作者さん、子供の気持ちがわかってるなあって感じる。
甥っ子が「オモチャが好き」という感じのベイブレードバーストは付録が毎回目新しくて、現在進行形で人気なんだなと感じさせる。今回は無敵時間のあるシャドウオリハルコン。企画がいいな。読者のアイデアを募集するという……どんどん、オモチャが豪華になっていくなあ。儲かってるっぽい。
100%パスカル先生はなんと先生が卵を産むという目新しさ(意外さ?)とお産の大変さがさりげなくアピールされててなんか印象深かった。
さて、厚さ五センチくらいの雑誌の真ん中ほどにある劇場版ポケットモンスター「虹の勇者」であるが……まだまだプロローグのつづきみたいで、凄そうなんだけど主人公に感情移入できない。主人公が自分自身を語るシーンもなく、周囲の人間に語らせている神様視点みたいなのが、なんか漫画では疎外感感じる。どうしてなんだろう。ポケモンは凄いはずなのに。変だにゃあああ。
巻末のはみコロも面白いです。
付録に漫画がついてると、ラッキーって思うのは昔からです。
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