グラディウス ーgradiusー

@Valor

プロローグ


「そこに座れ」



短く発せられた言葉の中には、充分に私を震え上がらせるほどの威圧感があった。



「ここから逃げようとしたら、殺す」



日の光が差し込んで来ないのは、まだ日が昇る前だから。

そして、ここに窓がないから。



「わかったな?」



震えて揺れただけなのか、私の意志かはわからないけど、はっきりと首を縦に振っていた。


扉が閉まる直前まで見えたのは、私を殺すかのように冷たくて、鋭い目。



これからどうなるのか、何をされるのか、、、。




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