納得する設定を作る

 前回は内容と設定の作り方について話ました。

 今回は、更に設定を細かくし、納得いかせる方法を話ていきます。


 現代物であれば、物理法則は守ります。当然です。カクヨムさんにも、そういった事を詳しく書いている方がおられます。また、ネット上で上げている人もいらっしゃいますので、参考にしながら書きましょう。


では、ファンタジー、異世界・異能モノについて話ていきます。さて、ここで物理法則は、絶対と呼べるのでしょうか?

それは、ノーです。

時折、考察などが出て来る事がありますが、それは私達の世界の物理法則に当てはめた場合であり、非現実を描く上で、さほど気にはなりません。

ですが、何故そうなるのか、を決めておくと読者は納得するでしょう。

例えば、

弾丸が急に曲がり、彼の背中を貫いた。

これだけだと、?となりますよね。そこで、

・ゲーム内の話

という設定を付け加えてみます。

ガンマンは銃を構えたまま、片手でデータを弄って、弾丸を追尾式にした。

それは威力が減る事もなく、彼の背中を貫いた

「くっ…ズルいぞ!」

忌々しげに彼はガンマンを見る。

「別に良いじゃないか、減るもんじゃねぇしょぉ。それに大体、これはゲームなんだからさ」

また別パターン。

・魔法世界

にしてみます。

魔力で練られた弾丸は、不安定な軌道で此方へやって来る。

「これだから魔導ガンは嫌いなんだよ…!」

青年は忌々しく呟いた。

さて、物理法則すら作られているデジタル上と、物理法則が効かない魔法。どちらも納得出来る設定ですね。

これが普通の軍事ものだと違和感しかありません。

さて、銃を話題にだしましが、みなさんお好きでしょうか、銃。

かっこいいから書きたいでしょうね。

銃も、現実に即したものが良いのなら調べて基礎知識を得た方が良いです。

実在する物なら尚更。


今回は此処まで。次回は、執筆について考えていきましょう

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