第4話 はじまりのアイデア
これはおもしろい! という、発端となるアイデアやイメージが無いと物語が書けない。書けないのは、おもしろいかどうかが信じられなくなるからだ。途中でおもしろくないと思い投げ出す。じゃあ、投げ出さないためにはどうすればいいのか?
1 退屈してきたら、自分がおもしろいというものを放り込む。そうするとおもしろくはなる。自分がおもしろいと思っているのだから。しかし、整合性やらは失われる。
2 これはおもしろいと自己暗示を書けて書く。自己催眠だ。
3 おもしろいおもしろくないという客観的な外からの視点は置いておいて物語の中に入る。没頭する。その世界に存在するほどに没頭すればおもしろい、おもしろくないなんて言ってられない。
4 終わりを決めて書く。終わりが見えていれば、最終的にそこに辿りつけばいいわけだから、思いついたおもしろ展開を入れたとしてもアクロバットに辿りつけるかもしれない。
5 別におもしろくなくたって書き上げたっていい! なのでおもしろくねーなぁと思いながら書く。 おもしろくない映画やマンガのあまりのおもしろくなさに笑えることは多々ある。書いていておもしろく無い場合はここがおもしろくないと自己突っ込みを入れて楽しめばいいのではないか。
自分が何をおもしろいと思っているのかが最も大事だ。それを見極めるためには、自分を掘り下げることが重要になってくる。思い出したくない思い出、好きな小説、嫌いな小説。
なぜ、好きなのか、嫌いなのか、いろんなものを言語化して、自己を解体していくのだ! アイデアを出す時間制限を決めて、その時間までに出したアイデアで絶対書くとあらかじめ決めて書くというのはどうだ! 強制力が書かせてくれる。しかし、そうまでして書かないというのなら、そもそも書きたいのか? なぜ書いているんだ。なぜ? というところも自問自答を続けるのだ!
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