ゆるだるカクヨム奮闘記
風嵐むげん
底辺ワナビは思いました。
二〇一六年一月一日。なぜか私は元旦にこのカクヨムへの登録を済ませました。当時はまだ正式オープンしていなかった、あの頃から。このカクヨムには何か、びびびっと感じるものがあったのです。
考えてみれば、高校、専門学校、就職先。全てを勘で生きてきたようなウン十数年の人生でした。ワナビ歴(ピー)年、受賞歴無し。経歴として挙げられることと言えば、とある公募で三次選考まで残ったことくらい。
そんな私、カクヨムを見て。思ったんです。感じたのです。ここなら、私のしがないワナビ人生に何か変化が起きるかもしれないと。そう思い、正式オープンを迎えて早五か月ほど。
えー……何も無い! 閑古鳥も鳴くどころか寝転がるくらいに平和! 炎上も酷評も無い! 凄い、今までの小説投稿サイトと同じ、安定の通常運転! 改めて、初めましてこんにちは! カクヨムの片隅で膝を抱えている底辺ワナビの
カクヨムのweb小説大賞もあっさり落ち、エッセイの方も一次選考突破の条件であるランキング上位三十位など一度も入らないまま。PV増えず、レビューはちらほらしか来ず。★は増えたり減ったりを繰り返すばかり。今のPVはたぶんお友達がお情けでクリックしてみてくれたものなのでしょう。
ま、投稿したのはずっと前に書いたやつだしぃ? とか言って開き直る気力も若さもだんだん無くなって来た最近。同年代の友達はどんどん素敵なパートナーを見つけ、ウェディングドレスに身を包み。兄夫婦の子供はもうすぐ二歳、従兄弟の子供は小学生になりました。私だけが平穏無事。あくびが出るほどに何もない。
確かに、私の作風はなんていうか……笑いもないし、煌びやかでもないし花がない。わかってはいる。ていうか、へたっぴ。わかってる、わかってるんて。
でもさ、それでも頑張るからもう少しだけでも読者さんに読んで頂きたい! そして出来ることならレビューとか、★とか頂きたい! そして、一晩だけでも構わないからランキングの上位でトップページに名前を残したい!
あわよくば拙作が何かの手違いで書籍化し、バカ売れし、その印税で借金を全額返済し余ったお金で海沿いに庭付き一戸建てを買ってサモエドと共に暮らし、毎週土曜日に宅配ピザを心置きなく値段を気にせず食べて一年に一回一泊二日の温泉旅行に行きたい。そんな優雅な余生を送りたい。しかし、今の私は特に何事もなく、毎月の少ない給料から借金を返済していくという毎日。
いつまでこのままで居る気だと、仕事中に何の前触れもなく一念発起。面白い作品ならば、自然に読者さんが読んでくれるだなんて発想はもう時代遅れ! そもそも、そこまで面白い作品書けてねーだろ! ならば、少しでも面白く質の高い作品を作れるように努力せねば! そして、宣伝やらをして少しでも私の作品のことを知って貰わなければ!
そんな思いを、思いだけで終わらせないようにと出来たこの奮闘記。どうやったら面白い作品が書けるのか、どうしたら読んで頂けるのかと私なりに色々と試してみようかと思います。
とりあえず目指せ、デビュー! 頑張るぞー!
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