第3話 徹ちゃんとの再会

 子供の頃は、もっと賑わっていた気がする。帰郷するたびに感じる。子供の頃はキラキラして見えた景色が、やたらくたびれて、寂れて見える。事実寂れているのだけれど。人口は日々減少している。高校を卒業したらほとんどが島を出て行く。だから若者が少ない。子供も少ない。都会にくたびれて中年になって帰って来る者はちらほらいるが。

(僕みたいに)

 壇上に斜めに並べられた椅子に。母を筆頭に家族4人並び、まばらな、全体的に色彩の地味な観衆をぼんやり眺めながら思う。同級生たちはどうしたかな?誰かが結婚する、なんてイベントのあった20年前頃までは連絡も取り合ったし、たまの帰郷で会うこともあった。でも、それっきりだ。皆全国各地にバラバラで、帰郷もなかなかしない。既に島の家を引き払った者も多い。故郷はノスタルジーに染まる思い出の中よりも、更に悲しい位に色あせて見えた。

 父は、そんな現実に必死に抗っていたんだな…若者が魅力を感じる場所にすれば、大学を卒業した子供たちは戻ってくる。他からも、移り住んで来る。そう信じて色々取り入れて頑張っていたんだ。我が子すら帰って来なかったのに。そして失望して、死んで、島は今どうなっているんだろう。僕はまるで外からの傍観者のように眺めるだけだ。

 長い現市長の話が終わり、パラパラと力のない老人たちの乾いた拍手に我にかえった。呼ばれている。母を伴い立ち上がり、付き添って、市長の前に立つ。

 父の葬儀の時公務を切り上げ駆けつけ、自分が弔辞を読む!と聞かなかった人だ。大人の男の人がこんなに泣くのを僕は見たことがなかった。そして今日も、僕たちを見つめ、涙ぐんでいる。

 母に賞状を渡し、僕に、何だかよくわからないガラス製のトロフィーを渡す。受け取って戻ろうとしたが、突然肩をガシッと捕まれ驚いて振り返ると、今度は明らかに泣いていた。何…?と思う間もなく

「立派になって…川島先生のご子息が、東京でこんなに立派になって皆さん。満を持して、この島に戻って来ます!」

 よりによって彼はそう観衆に向かって宣言したのだ。知っていた聖子も知らせてなかった光もだが、それ以上に、僕が驚いた。

「先生の後の市長の椅子を、微力ながら今まで温めてきたのも、この時のためだったと確信しています」

 そう続け、今度は僕の手を握り深々とこうべを垂れる。

「お帰りなさい。私は喜んで市長の椅子を君にお返しするよ」

 彼の号泣につられたのか、観衆の中からもすすり泣く声が聞こえる。拍手もさっきより力強いじゃないか。

 それに、市長の椅子は世襲制じゃない!だけど僕は臨機応変に対応できるほど器用ではないので、ただびっくりして固まったまま、なかなか手を離してくれない現市長の禿げ上がった後頭部を眺めるしかなかった。

 ひきつった顔で席に戻ると、恐る恐る聖子に目を向ける。光と目を合わせる勇気がない。聖子はちらりと光の方に目を向け、しょうがないじゃない…というように力なく笑った。

 現市長だけがテカテカの顔に満面の笑みで、満足そうに壇を降りていく。司会者が式典の終わりを告げ、促されて順番に階段を降りて観衆の間を歩いて行くと、何を勘違いしているのか、通路側の人たちに次々に手を握られた。今にも拝み出しそうな勢いだ。背後の光の視線が、痛い。こんな時こそ、耳に音楽でも突っ込んでいてくれたら良いのに…と思う。でも、式典中の壇上で外す位の分別は持ち合わせていたようだ。

 どこで向かい合えば良いのか…早急に立ち去りたい気持ちと、その後に待ち構えている事態を遅らせたい気持ちを葛藤させながら狭い会場の入り口にたどり着き、市が用意し待っていた車にまず母を乗せる。

「どうする?お祭り見て行く?」

 聖子にそう尋ねられた光は、黙って横に首を振る。

「で?」

 という顔で僕の方を見ている。普段は目も合わせないくせに。

「話は家に帰ってからにしない?」

 いつもより陽気に振る舞う聖子に感謝しながら、助手席に乗り込む。

「光は何か食べるならおばあちゃん買ってあげるよ?」

 母は、息子家族に流れる空気に気がついているのかいないのか、そんなことを言い出す。

「別に良いよ」

 外の出店に一応視線を走らせてからそう応えて、椅子に深く座り込むと待っていたようにイヤフォンを装着し、音楽で耳を塞いだ。流れる空気の重苦しさに窓を開けると、潮の香りを存分に含んだ風が吹き込んでくる。懐かしい故郷の香りだ。メイン道路では盆踊りが昼頃から続いている。各町内の婦人会(…と言っても皆高齢者だが)がはりきって出場している。これも昔はもっと華やかだったよな…と思いながら車はメイン道路を避け裏道に入っていく。

(あれ…)

 突然感じた不思議な感覚。何だろう…デジャヴを感じる。盆踊りの民謡に紛れて、音楽が遠くから聞こえてくる。

 理解不能の叫び。意味不明の爆音。そしてその中で聞こえる歌詩…


 Hey, what are you waiting for?

 If you're waiting, does anything change?

 I'll soon begin to walk.

 Please follow me.

 I'd like to talk with you about a wonderful thing and a regrettable thing.

 It's you yourself that now can be changed.


 あの歌だ!僕はハッとして身を起こす。違う。デジャブじゃない。あれからもう10年経つのに、誰かが、まだ、Tonyの詩を歌っている。

「すみません、イベントドームに行って下さい」

 僕は思わずそう言っていた。

 市の職員のドライバーは、一瞬「え?」という顔をしたが、すぐに従ってくれた。余程現市長の教育が良いのだろう。有難い。

「何?」

 と後ろから聖子が聞いてきたけど、僕の耳はあの歌しか追っていなかった。見えてきた。あの日見た屋根付きの小さなイベント会場。あの日より年月の分だけ荒み、あの日よりくたびれた冷やかしの客を抱え、歌っている…その時

「ああ、とおるちゃんね」

 後部座席から、事もなげにそう母が言った。

「え?」

 徹ちゃん…?

「ほら、小中と一緒だった。床屋さんの隣の…」

 母は苗字を思い出せずに人差し指で何度もこめかみを叩いている。

「石守 徹⁉︎」

 思い出すのは僕のほうが先だった。母は、そうそうと言いながら、すっきりして満足そうにうなずいた。

 僕は、名前と共に思い浮かんだ幼い石守 徹と、小さな舞台で爆音を奏でるバンドを従え叫んでいる中年男を頭の中で並べてみようと必死になっていた。

 母は構わず窓から顔を出しその男に手を振った。

「徹ちゃん、ほら、ウチのまこと、覚えてる?」

 さっきまで爆音を奏でていたはずなのに、彼らは音を金属音のような余韻を残して断ち切り、母に手を振り返してきた。観客の誰も不満の声を漏らさないのが悲しい。

「徹?」

 近づいて来た中年男に思わずそう言うと

「真⁉︎」

 そう言って笑った顔は歳は取ったが確かに見覚えがあった。


「中断させて悪かったな」

 ドラムやよく分からない機材を背にステージの端に座って、聖子が自販機を行き来して配った缶コーヒーを飲みながらそう言うと、我関せずと雑談を続けている観衆を見渡してから

「本気で言ってる?」

 そう応えて石守は自虐的に笑った。

「熱いから、火傷しないで」

 祖母は結局望み通りに光を出店に連れ出し、たこ焼きを買い与えて付ききりで世話している。あんな反抗期な孫でも可愛いらしく、光も無愛想ながらも邪険にはしていない。いい組み合わせで落ち着いてくれてホッとする。

「徹ちゃん、この子も楽器やるのよ」

 突然話をふられ、

「へぇ、何ひくん?」

 と愛想よく答える石守は、そう言えば昔からマメな男だったな〜と思い出した。老人受け良いだろうなぁ。

「ヴァイオリン」

 光も素直に答える。

 子供受けも良いのか…?

「そうなん?俺も昔やってたで。」

 嬉しそうに答える石守につられたのか

「え?じゃあなんで今はヘビメタ?」

「お前、ヴァイオリンをナメんなよ?ロックとヴァイオリンのコラボ音楽だってあんねんぞ」

「知ってるけど…」

 光はボソボソ答えている。

「だって、楽器弾いてないじゃん。ボーカルでしょ」

 不満そうに続ける。

「それは、ほら。あれや。才能の問題で…」

 石守もいちいち真面目に答えている。

「皆俺よりどんどん上手なるから、よっしゃ、そんなら俺はボーカルやるで!ってなった訳よ」

 そんなことを言うけど、相当上手いだろ。

「へぇ、せやけどお前、息子にヴァイオリンやらせたんやな」

 急に話をふられ、

「え?何で?」

 と聞き返す。

「覚えてへんなら良えねん」

 石守はそう言って笑った。Tonyと出会った後、僕は半年ほどピアノを習っていた。でもヴァイオリンは触ったこともない筈だ。

「そうだ!あの詩!」

 懐かしさにかまけておざなりになっていた疑問を思い出した。

「何でお前がTonyの詩を⁉︎」

 僕がそう口にするのを聞いて

「何や。覚えてるやん…」

 石守 徹は泣き出しそうな顔で笑った。


 覚えていたわけじゃない。僕は忘れていた。10年前に、ここで同じように聞いたのだ…と僕が説明すると

「ほな、貴重なリピーターの観客やんね」

 と驚いてみせた。

「俺、元々は声楽やっててん」

 ちびりと缶コーヒーを口にしたところで、

「何で関西弁なの?」

 と光が今更ながら当然の質問をした。そう言えば、昔からそうだったよな…

「小5まで大阪に住んでたからやね」

 あれ、そうだっけ?という気持ちがもろ顔に出ていたらしく、

「そこは覚えてへんのかいな。傷付くわ〜」

 と嘆いた。そうか。石守は小5の時の大阪からの転入生か。納得した。

「お前、マジか。ホンマに…」

 石守は何度もそうぼやきながら

「でもここには、声楽どころか、ヴァイオリン教室も無くて。どっちも出来へんで凹んでたんやけど。中学ん時にロシアの合唱団が来るからって急遽合唱隊が編成されて…嬉しかってん」

 石守はマイクをトントンと叩き、あ、あ、あ、と声を出し、

「まぁ、レベルはアレやったけどな」

 そう言って笑った。

「でも、あのTonyにこんな田舎の島で会えるとは思ってへんかったからテンション上がったんやで」

 そうか、あの合唱隊にそんなに張り切っている奴がいたとは…気が付かなかった。

 でもそれだったら、

「メインで歌いたかったんじゃないのか?」

 僕が聞くと

「そらね」

 と言って言葉を切って、それ以上は言わなかった。

 ふぅん…

「もしかして、僕のこと、嫌いだったりした?」

 ちょっと踏み込んで聞いてみた。その辺、僕は疎かっただろう自覚はある。

「当たり前やん」

 即答した後、

「…と言いたいところやけど、そうでも無いねんよ」

 と続けた。

「親父さんには世話になったし、実は俺も腹いせしたし、それに、お前も大変やな…とも思うとった」

「へぇ???」

 どれも思い当たらなくて、僕の頭には疑問符しか浮かばない。

「いつも引っ張り出されて、前に立たされて。音痴なのに歌わされて」

 ご丁寧に説明され

「僕は音痴だった?それは…気が付かなかった」

 そう答えると

「マジでか⁉︎それはそれで気の毒やな!」

 腹を抱えて爆笑する石守を横目に

「で?」

 と説明を促す。

「ん?何から話す?最初の?」

 笑い過ぎて目尻に浮かんだ涙を指で拭って体勢を戻してから

「この島な、ライブハウスとか無いねん」

 まずそう言った。

 じゃあどういうところにライブハウスがあるのか、僕は知らない。今まで気にしたことがなかった。イメージとしては雑多な街の地下…確かにこの島には無さそうだ。地下があるビル自体がそうそう無さそうだし。

「普段は、船に乗って、本土に行くねん。でもな、親父さんのお陰で、こういうイベントの時にこういう場所で歌わせて貰えんねん」

 ぐるりと周囲を見渡した後、

「聞く人はあまりいてへんけど」

 続けて言って、やはり自虐的に笑った。

「他にも島外から人が集まる野外フェスみたいなんも有って、そこに参加できるようにしてくれたんも親父さん。まぁ、俺らだけやなくて、島の有志たちが活動できる場所を色々提供してくれてん。なんで、未だにここでやらして貰てる」

 そして目を細めて笑った。

「お陰でお前に再会したな」

 今度の笑顔は自虐的ではなかった。

「Tonyの詩も、親父さんが使う許可くれてん」

 急に話が確信に向かった。

「使う許可?」

 そんな権利を父が持っていた?

「最後のTonyの言葉とかは覚えてへんか…?お前ん家にデータあるんちゃうかな。親父さんのPCとかに」

 父のPCは既に片付けた。だがその前にデータは2枚コピーされ、1枚は市に保管され、一枚は実家の金庫に保管されている。中を見たことは無い。

「見てみたらええんちゃう。そんで問題有ったら言うて」

 何があるんだろう…?と思いながら頷いた。

「そんで…これも覚えてへんのやろうけど」

 僕は無言で促す。

「島出身の音大出の音楽家が島に帰って来て生徒を取るかもしれへん言うて」

 うん知ってる…と頷く。

「俺、すごく期待しててん。絶対習いたくて」

 そりゃそうだろうな…と思う。

「そしたら、お前、すごく無邪気な顔して、僕もヴァイオリン習ってみようかな?って言うてん。俺めっちゃ焦って。それ親父さんに伝わったら、教室の狭き門は絶対お前にしか開かへん」

 そんなこと言った?と眉をひそめる。

「だから、俺言うてん。真くんはヴァイオリニストよりピアニストの方が合ってるでって」

 そんなこと言われた?

「で?僕は何て?」

「めちゃくちゃ素直な笑顔で、そう?じゃあピアノを習おうかな?って言うとった」

 全く記憶に無い。

「それでピアノを習ったんだ。全然記憶に無いな」

 やっぱり…と言われた。

「でも、それで良かった。そんなことでやめるくらいの情熱の僕じゃなくてお前が習ってくれて。ピアノも結局半年くらいで辞めたし」

 石守は苦笑いを浮かべ

「お人好しのお前らしいけど…辞めたんは受験のせいやったやろ」

 そうフォローしてくれた。

「でもお前は続けたんだろう?」

「俺は、勉強よりも音楽が大事やったから。お前はそんなん許されへんやろ」

 確かに。「お父さんに恥をかかせないように」それが母のもう一つの口癖だった。僕は島唯一の進学高校に通う義務があった。だから、何より受験勉強を優先するしかなかったのだ。家には家庭教師が来ていたし。

「まぁ、俺もヴァイオリン習った割に今はこんなやけど」

 石守はまた自虐的な笑顔に戻った。

「とにかく、親父さんのデータ見てみろや」

 そう言って、立ち上がった。ステージに戻って行く。他のメンバーもそれを見て休憩を終了し戻って行く。

 そして再び爆音を鳴らし出した。Tonyの詩の歌から始め、次の歌に移る。誰が聞いていようがいまいが関係ない。石守徹は叫び歌い続ける。ちょっと聞いていたが、3曲目くらいでリタイアし、片手を上げて挨拶して帰路に着く。歌っている時の石守は、何だか若々しく昔のままだった。そこが今のお前の居場所なんだな。寂れた簡易なステージだけど、自分の居場所を持っている。石守 徹は輝いていた。


 帰路、僕たちはなんとなく無言だった。光の挑発的な視線も感じない。聖子が無言なのは僕のノスタルジーを尊重してなのか?

 家の金庫は裏庭に面した座敷の、床の間の横に有る。何処かの骨董品屋か博物館かなんかから父が持ち帰った細工物だ。重いし、古いし、鍵を開けても錆び付いていて容易に開かないような代物だ。

「付喪神とかになっていそうよね」

 鍵をいじる僕の後ろで、聖子はなぜかワクワクした声を出す。

 そう言えば床の間の掛け軸も、父のコレクションの鬼の面も、焼き物の器も、聖子は好きだ。桐箱から出して虫干しした際に、カビっぽいから捨てようか…と僕が言ったら憤慨した。なのでそのまま天袋に戻したけど、一度に壁にかけられる数は決まっているのに、どうしてそんなに必要なんだろう?

 そんな金庫の中で、残された個人的な書類と共にそれは保管されていた。USBなんて無かったから、CDの状態で。

 久し振りに父の旧式のPCを起動させる。ここに住むなら買い直そう…と思う。wifiも入れて…しばらく眠っていた割に、素直に起動し、静かに画面を光らせる。CDを差し込むと文字の羅列が始まった。

 日付にあたりをつけ目で追う。そこに、ロシア少年合唱団の文字があった。

「コレかな」

 僕が指し示すと聖子と光まで集まってきた。

 幾つかのフォルダがあり、歓迎式や観光、公演は飛ばし、Tonyと書かれたフォルダを開ける。

「ヴァイオリン…」

 直ぐに光が反応する。そんな息子を誇らしく見つめる間もなく

「あぁ…」

 僕は息を漏らした。


 Hey, what are you waiting for?

 If you're waiting, does anything change?

 I'll soon begin to walk.

 Please follow me.

 I'd like to talk with you about a wonderful thing and a regrettable thing.

 It's you yourself that now can be changed.


「Tonyだ…」

 Tonyが歌っている。石守の爆音とshoutとはテンポも重みも違う。

 彼はあどけない顔のまま、あの頃のまま、あの歌を、同じ人間が発する声だとは思えない美しい音を創り出しながら歌っていた。

「凄い…」

 聖子が呟き、僕が頷き、光は呆然と画面を見つめている。

 歌い終わったTonyは、画面に向かってはにかんだ笑顔を見せ、それから視線を外し

「Makoto,This song is given to you.」

 そう言った。二人が一斉にこっちを見たのが分かった。だけど僕は画面から目が離せなかった。画面の中のTonyの視線の先に、そうだ、僕が居たんだ…彼のクリクリした丸い目が、画面の中には映らない僕を見つめていた。どうして、忘れていたんだ…あの歌は、僕に贈られた歌だったんだ…

「問題有ったら言うて」…と言うのは、そういう事か。

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