第378話 気分転換は必要

 小沛から~徐州へ~伝令が飛ぶ~~~~♪

 あ~~~~~~~~~~~~~~~~~♪


 という訳で、小沛危機の報は、徐州にいる呂布の元へ伝わったそうにございます。

 兗州えんしゅうから帰って来たばかりで心休まぬ時。

 眉に火のつくような伝令に、呂布は大変に慌てたのです。


呂布「なにぃ~~~それは~~~まずいぞぉ~~~♪↓」

  「小沛は~徐州の~咽喉いんこう(=重要な通路)だ~~~♪(フォルティッシモ)」

  「曹操軍に~~~渡す~~~訳には~~~いかぬぅ~~~♪」

  「陳父子よ~♪何か~良い~策は~~無いかああああああ♪(ビブラート)」


陳珪「う~む~~♪こうなれば~~~将軍が~~直々に~♪出向く~他~~ありませんなああああ~~~♪↑」


呂布「確かにぃぃぃぃ~その通りだぁ~~~♪↓」

  「俺が~いるいないでぇ~♪↓士気もぉ~だいぶ違うだろうぉおおおおお♪↑(フォルテ・フォルティッシモ)」

  「よろしい♪陳父子♪」

  「城の守りは♪ま・か・せ・た・ぞ~~~♪」


陳父子「「おまかせあれ♪(フォルテ)」」


 会議が終わり、父子の前から呂布が下がると、二人はコソコソと人目のつかぬように、いつもの密談所に逃げ込みました。

 密談所は日の光も差し込まぬ真っ暗な暗闇。

 その暗闇の中、陳父子は、ドロリとした黒いタールコールよりも真っ黒な、暗黒の囁き合いを始めるのでした。


陳登「ち・ち~~~うえ~~~♪↑」

  「呂布の滅亡の日が近づきましたな~♪」


陳珪「う~む~~♪待ちに待った日がぁ~近づいた~~~♪」


陳登「私は呂布と共に~小沛へとぉ~向かいまぁ~~~す♪」

  「その後~呂布が敗れてぇ~徐州城へ引き返して来てもおおおおお♪(ビブラート)」

  「父上は~城門を~閉・じ・てぇ~奴を~入れては~いけませんぞ~~♪(メゾフォルテ)」


陳珪「いや~それはぁ~無理だ~ぞぉ~~♪(ピアニッシモ)」


陳登「な・ぜ・で・す・父上♪」


陳珪「この徐州城は~呂布の~一族が~大勢おる~~♪」

  「彼らがいる以上は無理♪」

  「わしが開けるなと言っても~一族は承知しまいいいい~~~♪」


陳登「な・る・ほ・ど♪確かに♪」

  「では♪私が♪何とか♪すると♪致・し・ま・しょーーーーーッ♪」


 密議を終えた陳父子は、怪しまれぬよう、別れ別れに部屋を出たのでございました。



 ―――――すみません。この辺で茶番は止めます。


 このノリを書くのは無理です。

 肉体的にも精神的にも、もう無理です。


 次話からいつもの執筆スタイルに戻しますので、今回だけは作者の気分転換のための悪ふざけということで許して下さい。


 すみませんでし・・・・た~~~~♪

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