雨の橋守：雨過天晴編

登場人物紹介：誰が誰だか分からなくなったら開いてください

■ 主人公

【僕（橋守（はしもり））・流晴一（みずゆき　はるいち）：男・二七歳】

骨董「古月堂（こげつどう）」の従業員。一応正社員。

家の裏手にある小さな橋を守る『橋守（はしもり）』の役を負っている。

呉服屋の孫娘・柚菜（ゆうな）に密かに想いを寄せている。

誕生日：七月四日（蟹座）／血液型：O型ＲＨ－

身長：一七〇センチ／体重：六〇キロ

■ 橋守関係

【魁（かい）：不明】

晴一を守る人ならざるモノ。代々橋守に仕える刀でもある。

様々なものに姿を変えることができ、ご近所では一人五役を演じて使用人で通っている。

姿形を変えてのコスプレを楽しんでいる。

【祖父（先代の橋守）・流瀧一郎（みずゆき　そういちろう）：男・享年七〇歳】

晴一の父方の祖父で先代の橋守。

晴一が大学入学と同時に同居。晴一が一八歳の時に両親が交通事故で、二〇歳の時に祖父が心筋梗塞で他界。

橋守について、雨についてなどを晴一に教えた。

また、晴一はこの祖父を通じて祖父の幼馴染達と知り合い、橋守であることを隠さずに接することができる『友人』を得た。

晴一にとって唯一の理解者であり、世界を広げてくれた大切な人。

誕生日：二月一八日（水瓶座）／血液型：ＡＢ型ＲＨ＋

身長：一七二センチ／体重：六二キロ

■ 祖父の幼馴染達

【骨董「古月堂」店主・近藤誠一郎（こんどう　せいいちろう）：男・七八歳】

晴一の祖父と幼馴染で、晴一の特異な力を熟知しており、従業員として雇っている。

祖父亡き後は彼が祖父のような存在。

動物に例えるなら狐に似ている。

誕生日：一二月二三日（山羊座）／血液型：Ａ型ＲＨ＋

身長：一七〇センチ／体重：五七キロ

【呉服屋「榮屋（さかえや）」店主・酒井祥太郎（さかい　しょうたろう）：男・七八歳】

晴一の祖父と幼馴染。晴一の特異な力を知っている。

晴一が孫娘のことが好きなのを知っていていろいろと意地悪もする。

動物に例えるなら狸に似ている。

誕生日：七月二五日（獅子座）／血液型：Ｂ型ＲＨ＋

身長：一六五センチ／体重：七〇キロ

【和菓子屋「季楽庵（きらくあん）」店主・竜園寺綾（りゅうおんじ　りょう）：女・七八歳】

晴一の祖父と幼馴染。晴一の特異な力を知っている。

近藤と酒井にとってのマドンナ的存在だが、亡くなった旦那一筋。

近藤を「コンさん」、酒井を「ショウさん」と呼ぶ。

対する近藤は彼女を「リョウさん」、酒井は「アヤさん」と呼んでいる。

誕生日：一〇月一八日（天秤座）／血液型：Ｏ型ＲＨ＋

身長：一六〇センチ／体重：四五キロ

【和菓子屋「季楽庵」店員・ケン：本名は番外編で：男・三〇歳前後】

晴一より年上のアメリカ人（ケンタッキー州出身）。

竜園寺に拾われ住み込みで働いている。

晴一の特異な力を理解しているのかどうか。

誕生日：七月一二日（蟹座）／血液型：ＡＢ型ＲＨ＋

身長：一八〇センチ／体重：七五キロ

■ 晴一が想いを寄せる人

【呉服屋「榮屋」孫娘・酒井柚菜（さかい　ゆうな）：女・二五歳】

晴一が橋守であることや特異な力を知らない。

魁のこともただの住み込みのお手伝いさんという認識。

呉服屋の従業員として働いている。（学生時代はアルバイトで時々手伝っていた）

誕生日：九月一二日（乙女座）／血液型：Ｏ型ＲＨ＋

身長：一五八センチ／体重：四三キロ