彷徨える放射能の重力崩壊

ノイズアヴェンジャーの暴走召喚

ゲームのルールはわかったか？

虚しい自負は覚えたか？

さまよう準備はできたのか？

叫び続ける荒野の戦場で自身の洗礼名をエンコードせよ。

知っていると思っている。なんとかなると期待する。それでは運命は回らない。人類の敵として世界を引き寄せる意志が地球の重力を電波変換する。

人生への信頼は残された切り札に託されている。貨幣の楽園に安住する者は地球の悲鳴が聞こえないし悪夢を求める情熱も理解できないだろう。

全ての論理を踏みにじりモラルへの譲歩を殺戮しリテラシー教育を笑い飛ばせ。さあ放射能の妹を探しに行こう！立派な核兵器になるための攻略パターンを反復せよ。

皆殺しに対応する運命のパトロンの贅沢、それは輪廻転生の罪を自覚しながら命を犯し続けるゲーム。憎悪の連鎖をフィーバーさせ新たなる運命を紡ぎだす忘却の福音。奇跡の降臨は間近に迫っている。

そして誕生する崩壊の指輪、近親結婚への幕が上がる。退屈な日常はゴミになり執拗な憎悪がカードになる。神話的多重解釈が家畜動物園の展覧会を殲滅し大気中の空気は清浄となる。地球のエコロジー闘争とはこのことだ。

人間を弄ぶ人形劇に飽きてきただろう。役者の舞台を破壊し楽器達の騒々しさが幽霊の悲しみを歌うように相対的な虚しさを召喚する悪虐の神にして澪音の世界の支配者である原発アイドルの言語地震が狂気の波長に従って人類に重力の恐怖を合唱させる。

残されたのはたった一つの祈りだけ。『生まれたくない』。そうだ、それでいい。それだけが永遠の旋律を録音し誕生の絶望を繰り返させる。呪われた宿命だけが我々の味方なのだ。